職場の人間関係:半分は外国人
働くうえで居心地の良さを決めるものはたくさんありますが、大きく関係するのは人間関係でしょうか。
女性ばかりのラインでは○○さんと△△さんは同時作業NG、など正直いろいろとトラブルもありました。
どこに行っても、人が多く集まれば合わない人だってそりゃいますよね。
そんな中、同期と外国人労働者の存在は心強い味方でした。
同期は苦楽を共にした本音の言える仲間ですし、従業員の約半数を占める外国人は気さくで、その上とても仕事が出来る人が多かったです。
当時はブラジルとフィリピンの方が多く、特にブラジル人はけっこう日本語が話せる人がいて仕事中も楽しかったです。
その日のシフトによっては慣れないラインへ一人送られる時もあるのですが、明るくフレンドリーな彼女たちは仕事の合間に冗談を言ったり機械のことを教えてくれたりとすぐに仲間に入れてくれます。
ニコッとしてくれるだけでホッとした気持ちになりました。
そしてクリスマス!
食品の会社なので休業しません。
なのでクリスマスには昼休憩に食堂でパーティーをするのです。
会社主催ではなく同じラインの仲間と持ち寄り料理、ピザやケーキも持ち込んで豪華なお昼にするのですが、たいていは日本人同士と外国人同士とで固まってやります。
でも数人は行き来してお互いの味見もするし、私がデザートをおいしいと褒めたら子供へのお土産に持たせてくれました。
それからはお互いにお土産のやりとりをしたり、家族のことを話したりととてもいい関係が出来ました。
私が辞めるとき、泣いてハグしたのは同じラインのフィリピン人の方達でした。
今でも温かい思い出になっています。
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女性でも安心して働ける
私がいた当時は、主に男性が担当するラインと主に女性の担当するライン、と分かれていたせいか仕事中はほぼほぼ女の園です。
だからセクハラとも無縁だし「どうしてもお腹が痛くて抜けたい時」などの緊急事態にも恥ずかしさは少ないです。
仕事柄、女性ならではの器用さや熟練した手さばきも必要なので、年齢を重ねた女性も非常に多く、定年まで勤める方もいました。
またずっと独身の方、シングルマザーの方なども比較的多く勤務していたので、ちゃんと仕事さえしていれば女性だからという理由のリストラなどはなさそうです。
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働く前と後のギャップ
工場で働いてみる前は「ラインではひたすら黙って機械の一部ように同じことを繰り返すだけ」と思っていましたが、仕事をしてみて全く違ったことにビックリしました。
まず、同じチームのメンバーとのコミュニケーションがちゃんとしていないと何も教えてもらえず、まともに仕事にならないことがあります。
特に新人の頃はベテランさんに良く思われないとキツいです。
また、機械はエラーもするし、しょっちゅう例外や連絡があるし、備品の補充や伝票書きなどでけっこう話すことが多い!
黙々と、という時もありますが珍しかった印象です。
なので機械になったようにつまらない毎日という心配はありません。
ただ人と話すよりひたすら黙々と仕事したい方には想定外かもしれません。
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勤務した会社:株式会社香月堂
口コミ提供者:40代女性
口コミ提供日:2019/3/7
