みなさんは、期間工という働き方を知っていますか?

期間工とは、企業と直接雇用契約を結び、有期雇用で働く従業員のことを指します。主に自動車の車体や自動車部品を製造している工場、半導体関連の工場で募集されていることが多く、企業によっては期間従業員と呼ばれることもあります。この記事では、そんな期間工の仕事内容や受けられる待遇、また期間工で働くメリット、デメリットについて解説していきます!ぜひこの記事を通して、期間工への理解を深めていただければ幸いです。

期間工って?

期間工はほとんどの場合、3ヶ月、6ヶ月ごとに契約更新のタイミングがあり、最長2年11ヶ月まで働くことができます。工場の派遣社員と比べると給与が高い傾向にあり、祝い金や慰労金などの手当が充実しているため短期間で稼ぎたい人にはぴったりな働き方です。期間工が受けられる具体的な待遇については、後ほど詳しくご紹介します。

期間工の仕事内容は?

いよいよ、本題である期間工の仕事内容について見ていきましょう。もちろん期間工が担当する業務は工場によって異なりますが、ここでは自動車メーカーで勤務した場合の例を記載します。

◆プレス大きな機械を用いて圧力をかけ、鋼板を加工します。この工程では自動車のボデーとなる部品を作ります。
◆溶接溶接ロボットを用いて、プレス工程でつくられた部品をつなぎ合わせ、ボデーを作ります。
◆塗装溶接されたボデーに色を付けます。ほこりや塵などがない清潔な空間で、数回に分けて色を重ねていきます。
◆組み立て・組付け塗装したボデーに、メーター・エンジンなどの部品を組付け、ボデーの完成を目指します。
◆検査ボデーにすべての部品を組付けたら、目視でキズや凹みを確認したり、実際に自動車を走らせたりして最終チェックを行います。

「こんなに工程があるなんて!」「とても覚えられそうにない」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、上記すべてを担当するわけではありませんのでご安心ください。

一般的には個人のスキルや適性に応じて、上記いずれかに配属されることが多いようです(希望の配属先を選べないことがあります)。

期間工で働くメリット

期間工の働き方、また仕事内容について解説しました。続いてこの章では、期間工として働くメリットについて、理由とともに3点ご紹介します。

高時給&祝い金や慰労金で稼げる

期間工は、一般的なアルバイトや派遣社員の求人と比べて高時給であることが多いです。ジョブハウス工場で掲載している期間工の求人を見ても、月収30万円以上稼げる仕事も珍しくありません。また採用のお祝いとこれからの期待を込めて「入社祝い金」が支給されたり、3ヶ月、6ヶ月ごとの契約を満了した際に「満了慰労金」が支給されたりする機会も多くあります。長く働けば働くほど(契約期間は最長2年11か月)お得な特典を受け取れる機会も増えるため、おのずと高収入になりやすいというわけです。

寮に住んだ場合、生活費が抑えられる

ほとんどの場合、期間工を募集しているメーカーでは寮や社宅が完備されています。なかには部屋の家賃や光熱費を会社が全額負担してくれることもあるため、入居者は大幅に家賃を抑えられるのがメリットです。また食堂がある寮に住んだ場合は、同時に食費も抑えられます。個人で物件を用意したり自炊したりといった手間を省き、生活費も抑えられるなんて一石二鳥ですね。

未経験から始められる

期間工として入社する際に、スキルや学歴を問われることはほぼないと言ってよいでしょう。工場や自動車業界で働いた経験がなくても採用されやすいため、未経験からでも始められるのが期間工の良いポイントです。しかし期間工は基本的に立ち作業で工程によっては力仕事も多く発生するため、経験よりも健康な身体であることが大切です。

期間工で働くデメリット

期間工は稼ぎやすい上に生活面のサポートが受けられること、そして経験がなくても始めやすいことがわかりました。しかし、期間工という働き方は良い面ばかりではなく、少なからずデメリットもいくつか存在します。いざ働き始めたときに「聞いてなかった」「知らなかった」なんて肩を落とすことのないよう、期間工のデメリットについてもしっかり確認しておきましょう。

最長2年11ヶ月までしか働けない

先ほどもお伝えした通り、期間工の雇用期間は最長でも2年11ヶ月までです。長期的に働きたいと思っても契約期間が終了すれば働けなくなってしまうのが期間工の大きなデメリットの1つです。しかし、勤務先を変えることで引き続き期間工として働けます。もし勤務先を変えたくない場合は、勤務先が実施している正社員登用試験に合格し正社員になる、もしくは一度退職し6ヶ月間のクーリング期間の後に再雇用されることで再び働くことができます。

体力を使う仕事が多い

勤務先の配属される部署によって異なりますが、期間工はときに重量物を持ち上げたり運んだりする作業が発生します。また人の何倍もある巨大な部品を扱うこともあります。重量物を持ち上げるのには機械を使うこともありますが、人の力で運ぶ作業も少なくはありません。また物を運ぶ作業がなかったとしても、期間工の仕事のほとんどは立ち仕事です。足や腰に負担がかかりやすく体力を消耗しやすい仕事であることは間違いありません。

交替制、夜勤で生活リズムが乱れやすい

期間工は、日勤と夜勤を交互に繰り返す2交替制、または3交替制で働くことが多いです。どうしても昼夜逆転の生活になってしまうことから、生活リズムが乱れやすくなるのがデメリットです。そのことから勤務時間中に眠くなってきついと感じることもあるようです。そんなときには休憩中に15分〜20分程度の仮眠を取ることで、少し回復するかもしれません。

期間工はこんな人におすすめ!

ここまで期間工で働くメリット、デメリットについてお伝えしました。「稼げるのは嬉しいけど、自分でも働けるかな?」「どんな人が期間工に向いているんだろう?」と気になった方もいるかもしれません。では最後に、期間工をおすすめできる人の特徴についてご紹介しますので、自分が条件に当てはまっているか確認してみてください。

身体を動かすのが好きな人

繰り返しになりますが、期間工は体力が求められる仕事です。そのため身体を動かすのが好きな人は期間工に向いているでしょう。また運動部に所属している経験があったり、普段からジムやスポーツなど運動をする習慣がある人も期間工向きです。そういった習慣を面接時に伝えると、体力があることをアピールでき、採用されやすさもアップするでしょう。

単純作業が苦にならない人

期間工は経験がなくても働けることから、特段難しい作業を求められることは少ない傾向にあります。ゆえに単純作業が多くなってしまい、退屈でつまらないと感じてしまう人もいるようです。そのことから、黙々と作業に取り組みたい人や、同じ作業を繰り返すルーティンワークが苦にならない人は期間工に向いています。

短期間でお金を貯めたい人

期間工で働くメリットの章でもお伝えした通り、期間工は高時給、かつ入社祝い金や満了慰労金などが支給されることから稼ぎやすいと言われています。さらに寮に住んだ場合は生活費も抑えられるので、収入の多くを貯金に回せます。もし夢や叶えたい目標のためにお金がほしいと思っている方は、期間工で働くことをおすすめします。

最後に

ここまで期間工の仕事内容や、期間工で働くメリット、デメリットなどについてご紹介してきました。この記事を通して期間工の作業風景や、期間工で働くイメージを掴んでいただけていれば幸いです。ジョブハウス工場では、トヨタ・日産・デンソーなど、大手メーカーの期間工求人を幅広く取り扱っています。また専任のキャリアアドバイザーが面接や履歴書の書き方についても丁寧にサポートしますので、お気軽にご利用ください!