「期間工の仕事に興味はあるけど、女性でも働けるの?」
「力仕事が多くないか心配…」
「待遇や福利厚生も気になる!」
そんな風にお思いの女性の皆さんに向けて、今回は女性が実際活躍中の女性にこそおすすめしたい期間工について、そしてその待遇と福利厚生について徹底解説します。今後の仕事探しにぜひお役立てください。
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期間工とは?
期間工とは、主に製造業の工場で「働く期間が決められている従業員」のことを表します。契約社員に近い雇用形態ですが、違いは契約期間に上限があること。期間工には数ヶ月〜最長2年11ヶ月の契約期間が定められています。また、基本的に契約期間の途中変更はできないようです。
期間工は女性でも働ける?
期間工について少しでも調べてみた方はお分かりかもしれませんが、期間工は2交替制といって日勤・夜勤のシフトに交互に入るケースが多く、生活リズムが不規則になりがちです。また、身体を動かす作業が多く、体力的にきつそうだし身体の丈夫な男性がやる仕事でしょ、というイメージをお持ちの方も多いでしょう。しかし実際のところ、期間工として働く方は男女ともにいます。
期間工の仕事には重い部品を扱うなど、体力・筋力が必要な作業ももちろんありますが、小さな部品を扱う作業や検査などの軽作業もあります。だからこそ、男女や年齢に関係なく、幅広い方が活躍しているのです。
女性に任される仕事内容
期間工が担当する仕事はメーカーや工場、工程によって様々ですが、女性が期間工に採用された場合、力仕事の少ない軽作業に配属される可能性があるようです。
女性が一般的に任されることが多い作業は、次の通りです。
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ただし、期間工は基本的に配属先の希望を出すことはできません。実際にどの工程を担当するかも配属されるまで分からないようです。
軽作業でも立ち仕事や、身体に負担のかかりやすい姿勢で作業をする可能性があることは押さえておきましょう。
期間工の女性比率
期間工の女性比率は、勤務先のメーカーによって様々です。特に力仕事が少なかったり、軽作業が多かったりする職場の場合、女性比率は高い傾向にあります。
女性が期間工として働く際の注意点
女性の中には、化粧やネイルを楽しみたい方もいらっしゃるかもしれません。しかし精密機器や電子部品を扱う工場は化粧を禁止しているところが多く、ネイルに関してはほとんどの工場で禁止されています。製品にファンデーションやマスカラの粒子が入り込んだり、長い爪で製品を傷つける恐れがあるためです。期間工として働く場合は会社のルールに従い、化粧やネイルを控えるようにしましょう。
期間工の待遇・福利厚生について
期間工として働いたとき、どれくらい稼げるのか、福利厚生が手厚いのかなども気になるポイントですよね。これより先は、期間工の待遇面や福利厚生について見ていきましょう。
期間工の給料について
限られた期間だけ働く期間工は、一般的な製造業の仕事と比べると時給が高いようです。短期間でかなりの収入を得られるので、短い時間で稼ぎたい方には魅力的に感じるでしょう。
期間工の休日について
会社によって異なりますが、休日はシフト制や週休2日制の職場が多いようです。週休2日制の場合は、土日休みを採用しているところもあります。
また、長期休暇を取れる企業もあるようなので、選ぶ会社によってはたくさん休日を取得でき、私生活を充実させられるでしょう。
期間工の勤務体制について
期間工の働き方は昼間のシフト、夜のシフトと交互に勤務する「交替制」の場合と、昼間のシフトだけの場合があります。交替制勤務を採用する工場が多い傾向にありますが、女性が採用された場合は希望すれば、夜勤なしで働ける可能性もあるようです。
女性の正社員登用について
正社員に登用されるチャンスは、男女問わず与えられます。しかし実際は、人手不足になりがちな力仕事が多い部署で、正社員を求める傾向にあるようです。そうした意味では、女性より男性の方が登用される可能性が高いかもしれません。
女性で正社員になりたいと考えている方は、面接や採用された段階で正社員を目指す旨を伝えて、日々の業務にきちんと取り組みながらチャンスを待ちましょう。
また、比較的力仕事が少ない部品メーカーなど、活躍しやすい仕事が多い会社を選ぶというのも、登用の可能性を上げるひとつのテクニックです。
満了慰労金や手当について
期間工はさきほど説明した基本的な給与以外に、入社祝い金や満了慰労金、皆勤手当、初回更新手当などを支給してもらえることが多いようです。基本的には、勤続期間がのびるほど手当がたくさん手に入ることが多いため、頑張って勤め続けるモチベーションにもなりますね。
寮について
一般的な男性寮と同じように、女性寮も個室タイプ(カギ付き個室+風呂・トイレ共用の集合寮)や、風呂・トイレ付きのワンルームタイプが多いようです。ただ、工場によっては相部屋の寮や男女混合の寮になることがあるので、寮の環境を重視する方は注意しましょう。
また女性寮がなかったり、あっても満室という場合には、会社がマンションやホテルを借りてくれることが多いようです。いずれにしても、女性寮の有無や部屋のタイプについては、事前に確認しておくと安心でしょう。
女性におすすめの期間工
これより先は、女性の期間工が活躍しているメーカーをご紹介します。会社選びの参考にしてみてください。
アイシン
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アイシンはグループ売上高が約4兆円、従業員数12万人以上の自動車部品メーカーです。
女性比率は約30%と高く、女性の方でも働きやすいと言えます。
デンソー
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デンソーは正社員登用制度のチャンスがあり、定着率90%の自動車部品メーカーです。
女性比率が約30〜50%とかなり高く、女性寮もあります。女性の方もいきいきと活躍できる環境だと言えるでしょう。
トヨタ自動車
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トヨタ自動車は待遇が充実していて、満了慰労金なども多くもらえる自動車メーカーです。
女性比率が5%以下と低めではあるものの、女性寮があり、収入額が業界内でも非常に高水準であること、基本的に土日休みというメリットもあります。
コマツ
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コマツは生産拠点数、販売拠点数が多い建設機械メーカーです。
こちらも女性比率が5%以下と低めではありますが、土日休みで仕事内容がマシンオペレーターと、力仕事を避けられて、しかも休みが固定の曜日というポイントがあります。
期間工の応募から入社までの流れ
応募から入社までどのようなステップがあるのか、気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は一例として、企業に直接応募するのではなく、派遣会社が運営する求人サイトから期間工求人へ応募した場合の流れを解説します。
(1)応募する
応募する会社が決まったら、ネットからエントリーを完了させましょう。個人情報を入力する応募フォームに内容を入力すれば、応募は完了します。
(2)派遣会社と面接する
次に派遣会社との面接を行います。
【派遣会社との面接の内容】
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面接とは言っても、サポートの場、相談の場という感じなので、変に身構える必要はありません。
(3)企業の選考会に参加する
派遣会社との面接が終わったら、企業の選考会に参加します。
【企業の選考会の内容】
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体力測定と筆記テストは簡単なもののようです。この中で特に重要なのは面接の受け答えなので、前職の退職理由や志望動機はきちんと答えられるようにしておきましょう。
(4)入社
合格通知は企業にもよりますが大体1週間以内に届きます。内定が出たら、次は入社です。面接から1週間で入社できるケースもありますが、だいたい2〜3週間ほどかかることもあるようなのでご注意ください。赴任する(実際の職場に向かう)場合は、引越しの段取りをしておきましょう。
まとめ
今回は女性におすすめの期間工についてご紹介しました。少しでも期間工を目指す女性の皆さんの心配ごとを減らすことができたなら幸いです。こちらの記事を読んで、期間工の仕事に応募してみたいと思った方はジョブハウス工場の無料の会員登録から始めてみてください。
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