【ジュース工場で働いたこと】

工場というと電子機器や自動車部品などのイメージがあると思いますが、私はジュース工場での経験があります。

ジュース工場の良かった部分、悪かった部分をまとめました。


きっと参考になると思います。



【ジュース工場で大変だったこと】

はじめに大変だったことから書きます。

ジュース工場ではとにかく力がいります


私が経験したことがあるジュース工場では紙パックやペットボトルではなく、瓶のジュースを主に扱っていましたのでかなり重いです。

液物というだけで重いのに、瓶入りとなると運ぶときの足腰にさらに負担がかかります。


とくに、製造ラインの最後の梱包係になったときはけっこう辛かったです。


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【ジュース工場働いて良かったこと】

ジュース工場で工場で働いて良かったことは何といってもジュースが無料で飲めることです。

余ったジュースを貰って休憩中や持ち帰って飲むことができました。


自分で買う必要がなくなります。

重労働の後なので、とくに夏場の無料ジュースは最高でした。


また、仕事中にも官能検査といって製造ロットごとで実際にジュースを人間が味見する工程があるのですが、これをやっていると次第にジュースの良し悪しがわかってきます。

たとえば同じ果汁100%のジュースでも濃縮還元とフレッシュストレートのものでは味が全く違います。


やっぱり一度濃縮したものに水を入れて100%にしたジュースより、果物から搾っただけの100%ストレートジュースのほうが断然美味しかったのを覚えています。


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【ジュース工場で消費者としての目線を磨くことができた】

私が経験したジュース工場では自社製品よりも他社からの依頼でジュースを製造することが多かったです。

そのため会社によってジュースの作り方や思い入れが違うことに気がつきました。


依頼元が手配した原料を瓶に装填、箱詰して出荷するのが工場としての主な業務だったのですが、依頼元が提示してくる製造フローだけでもその会社のことがわかります。


例えば内容量は記載の量よりも少し多く装填するよう指示する会社が多いですが、中にはギリギリの量にしてくれという会社もありました。

また、賞味期限は私が勤めていた時代外箱にさえ記載すればよかったのですが、それでもだいたいの会社は瓶に貼るラベルにも印字するようフローに指示してきます。


もちろん私たちの工場もラベルにも印字したほうがよいと提案していました。

まあ当然ですよね。


外箱なんて皆買ったら捨ててしまうので、ラベルにも賞味期限を印字するのはジュース会社としての普通のモラルだと思います。

でもなかには居たんです。


工賃をかけたくないからラベルには賞味期限を印字するなと指示してきた会社が。

そういうところの製品はお店で見かけても自然と買わなくなるので、消費者としての目線がジュース工場ではけっこう磨かれました。


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【ジュース工場での給与・待遇】

ジュース工場での給与・待遇はいたって普通でした。

土日祝休みで月収は20万円程度。


忙しい月は月1~2回土曜出勤がありますが手当はつきます。

また社員のボーナスは1.5ヶ月×年2回。


まあ悪くはない待遇だと思います。

力仕事でも大丈夫という方には向いているかもしれません。


機械よりはもっと身近な食品、とくに飲み物系の工場で働きたいという方におすすめです。


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勤務した会社:有限会社太洋

口コミ提供者:K.M

口コミ提供日:2019/3/9