地元を離れる決断

私は地元で二か所の工場で派遣社員として働いた経験があり、地元だったので自宅からの車通勤でした。

働いていくにつれて、「地元から出たい」という気持ちが強くなってきました。


それで、全国の工場の求人を募集している派遣会社を探して面接を受けました。

無事採用され、勤務地は静岡の自動車の部品工場に赴任することになりました。


勤務地は関東方面に行こうと思って希望しましたが、寮費が高くその割に給料はそれほど高くなかったので、条件が良かった工場を働くことに決めました。


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初めての寮生活

私は寮生活をするのは初めてでした。

前職の工場までは地元で生活し、実家暮らしだったので料理や洗濯をほとんどすることがなかったので不安と経験しようという思いがありました。


寮は2DKのマンションタイプで同じ工場に勤務する同僚とシェアするタイプでした。

これを選んだ理由は寮費の削減でした。


初対面の人と同じ家に住むのは初めてでしたが、部屋は別でキッチンや風呂、トイレが共同だったので経験はなかったですが、慣れるだろうと思って決めました。


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仕事を始めてみて

私の勤務内容は二交代制自転車部品の組立のライン作業です。

生産が増えていたため、実働時間が十時間での勤務でした。


それで日給が良かったので、この工場を選んだ理由の一つでもありました。

作業は部品が潤滑油に浸かった中での組立作業を行いました。


ライン作業は複数の人数で一つの工程を流れに沿って進めていくので、一人が戸惑うと作業の流れが遅くなり、作業が止まる可能性があります。

私は不器用なので、作業の見本を見学した時、とても不安になりました。


そして、その不安が的中してしまいました。

工場の指導員の方に丁寧に教えてもらいましたが、ライン作業のスピードに遅れ、私で作業が止まることがありました。


何日も作業をこなしましたが、中々、作業の流れに追いつくことができませんでした。

それには一つ理由がありました。


部品が浸っている潤滑油が肌に合わず、荒れてしまい、手を浸けるだけで痛みがでる症状でした。

我慢して薄い手袋をして作業しても症状はよくなりませんでした。


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やってみないとわからないこと

私は工場を辞めることになりました。

手の痛みの症状は多少良くなってきたのですが、ライン作業の流れに慣れることができず、周りの作業員の人達の目が気になってしまって焦ってしまいました。


仕事を決める時、作業内容を調べずに「慣れるだろう」と簡単に決めたことが原因だと思います。

初めてすることはやってみないと分からないと言うのが私の本音ですが、続けることができる仕事を探さないと「地元を出たい」という気持ちがあっても辞めてしまったら出戻りになってしまうので、決める時はよく熟考したいです。


この失敗を今後に活かしたいです。


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勤務した会社:ジヤトコ株式会社

口コミ提供者:20代男性

口コミ提供日:2019/3/5