求人に載っている工場の仕事といえば「ライン作業」が多いですよね。
しかし、「ライン作業ってどんな感じなんだろう?誰でもできるの?」と不安に感じる方もおられると思います。
私は工場でのライン作業歴2年になりますので、実体験を踏まえてライン作業についてご紹介します。
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仕事内容について
私が所属している部署はエンジンの組み立てを行なっています。
ベルトコンベア上に流れてくるエンジン本体に、指定部品の取り付けをしたり、電動工具を使ってボルトの締め付けなどを行なったりしています。
初めの頃、特に大変だったのは作業スピードについていけないことでした。
生産はラインタクトと呼ばれる標準作業時間が決められており、その時間に間に合わなければラインが止まってしまい、他の人にも迷惑をかけてしまいます。
私の働いている工場では作業が完了していないと自動的にラインが停止する仕組みでした。
私も「ラインを止めないようにしないと」と意気込みながら必死に作業していましたが最初は何度も止めてしまいました。
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「作業が間に合わない」は誰もが通る道
作業が間に合わなかったり、ミスがあると「自分には向いてないんじゃないか」と不安になってしまうものです。
しかし、安心してください。
「作業が間に合わない」は誰もが通る道です。
最初は先輩方に助けてもらいながらでもいいので必死に食らい付きましょう。
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「0.1秒でも作業時間を短縮する」ことがやりがい
最初はとにかく必死になっていたライン作業も一ヶ月もすればだいぶ余裕が出てきます。
要領を得てムダな動きもなくなり、あまり考えなくても体が勝手に動いてくれるようになります。
ここから私がこだわったのが、「0.1秒でも作業時間を短縮する」ことでした。
工具の持ち方を変えてみる、ボルトを逆手で取ってみる、作業の順番を変えてみる、片手で作業しているときのもう片方の手で何ができるかを考える…など、できることはたくさんあります。
その結果、作業時間が短縮されればそれだけで嬉しいですし、実際作業も楽になります。
ちなみにこの感覚は、上司や同僚に聞いてみても、同じように考えている方が多いですよ。
最後に
ライン作業について「私は動きが遅いけど大丈夫?」「女性でもできるの?」という悩みや不安を抱える人も多いと思います。
ちなみに私がいる部署は、工場未経験者も多いですし、女性の方もおられますので性別や経験は関係ありません。
作業内容は、基本的には誰でも間に合うように設定されていますので、まずは諦めずに一ヶ月頑張ってみてください。
次第に慣れてきて、きっと工夫するのが楽しくなってきますよ。
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勤務した会社:マツダ株式会社
口コミ提供者:Y.T 男性
口コミ提供日:2019/3/4