工場で働く魅力
工場で働き始める前は、休みも給与も少ないいわゆるブラック企業に属しておりました。
転職にあたり、今よりも休みが多く、また給与も高いところが良いというわがままな願いがありました。
さすがに難しいかと思っていましたが、あったんです、年間休日が187日という企業が。
4日勤務したら、4日休みが来る。
もちろん有給をとり、調整することにより大型連休にすることもできます。
これは私が感じた最大の魅力でした。
その休みを利用して軽い旅行にもいけますし、とにかく時間があります。
母体が大企業であるため、コンプライアンスやハラスメントにかなり厳しく敏感で、人間関係もとても良いです。
毎日、職場は暖かい空気に包まれています。
環境面でも、工場は夏暑く冬寒いというイメージの方もいるかもしれませんが、私の職場では工場内は一定の温度に常に調整されていますので働きやすいと思います。
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仕事のやりがいや、大変なところ
私が主に担当しているのは、半導体製造装置の保全です。
出来上がった製品は1塊で一戸建てが建つような値段になりますので、それを扱う技術力が身につき、与えられる仕事をこなせるようになって行くのがやりがいです。
またスマートフォンや最新機器に欠かせないものづくりであるため、身近で必須なものを作っているという自負もあり、それもやりがいだと感じています。
反対に仕事で大変なところもいくつかあります。
一つ目は仕事をする空間が特殊です。
製品の特性上光に弱いため、蛍光灯自体が黄色に発色しており、仕事場は常に黄色一色です。
この環境に慣れるまではしばらくかかりました。
二つ目は労働時間の長さです。
休みこそ多いですが、その分一日の労働時間は12時間程度と長く、夜勤があることが大変だと感じることもあります。
そして三つ目は、機材や薬品の取り扱いについてです。
扱うすべてのものがとにかく高価であり、手で持てるほどの大きさの機材でも高価なものがあり驚きました。
危険な薬品もあるために、不用意に扱うと重大事故を招くことにもなります。
どの仕事も責任はあると思いますが、このお仕事では特に意識して従事しています。
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半導体工場で働きたい方へ
私自身、これだけ恵まれた環境で仕事できるというのは素晴らしいことだと考えています。
また休みが多い等の福利厚生が充実しているのも、とにかくいい仕事をしてほしいという会社からの期待の現われだと思っています。
ですからその期待にこたえられるような仕事をすることが重要だと考えていますし、やる気に繋がっています。
総括して、この仕事は手順に沿って教えられたとおりにやることが一番です。
ルールを遵守し仕事をできる方ならば、歓迎されるでしょう。
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勤務した会社:ソニー株式会社(SONY) 半導体事業部 長崎テクノロジーセンター
口コミ提供者:20代男性
口コミ提供日:2019/2/20