自動車は、様々な部品に分かれています。この記事では特に車体、内装、電装の製品紹介と製造工知について詳しく紹介していきます。
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自動車部品にはどんな種類があるの?
自動車部品は大きく6つに分けることができます。車体、内装、電装、エンジン、駆動、制御の6つに分かれます。
本コラムでは、車体、内装、電装について詳しく紹介していきます。まず、車体、内装、電装についての説明をしていきます。
車体
車体とは自動車の車両の胴体部分、車全体の外形のことを指します。
内装
内装とは自動車のフロントパネルや天井、ドアなどの表面部分に部品を取り付けることを言います。
電装
電装とは自動車に搭載されている電気系統部品や装備のことを示すものです。
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自動車部品には具体的にはどんなものがあるの?
自動車部品の種類について説明してきましたが、次は工場でどのような自動車部品が作られているのか紹介していきます。
エアーバッグ
シートベルト着用前提の上で、内部での火薬の爆発で生じた気体をバッグに送り込むことにより自動車の衝突時における乗員の衝撃を吸収する安全装置を指します。
ワイパー
フロントガラスなどに取り付けて降雨や降雪時に雨滴、雪、泥水などをふき取るラバー付き棒状の装置です。ガラスの形状・大きさは多様です。
スパークプラグ
※カーセンサーより引用
電気的に火花を発生させる方式でガソリンに火花を飛ばすことにより自動車の走行を可能としています。ねじの長さ、太さにより多くの種類があります。
バックミラー
後方や後側方を視認するための鏡です。取り付けられる位置で名前は変わり、ドアについているドアミラーとタイヤ上部のフェンダーについているフェンダーミラーなどがあります。
シートベルト
乗員の身体を座席に拘束することで安全を確保するベルト状の安全装置を指します。現在の主流は三点式のシートベルトです。
LEDヘッドライト
LEDランプで前方を照らすためのライトです。従来ハロゲンランプや色の幅が広いHIDランプが主に利用されてきましたが、近年立ち上がりが早く寿命の長い白色LEDを利用したものが出てきて注目されています。
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車体はどうやって作られるの?
自動車部品の種類や製品について知っていただいたところで、続いて自動車部品の中でも今回は車体の製造工程について説明していきます。
①プレス
※株式会社TDECより引用
鋼板と呼ばれるコイル状の鉄の板一枚を切断します。切られた鉄の板はプレス機で圧力をかけ型に合わせて加工されます。それにより自動車ボディの部品を製造されます。
②溶接
電気を流すことで生まれる熱を利用してプレス加工してできる部品同士をつなぎあわせていきボディを製造します。多くは溶接用ロボットを用いて製造されています。
③塗装
※日産自動車より引用
電着塗料の入ったプールにボディを浸しシーラーを塗った後、ロボットが何重にも渡り塗装を行います。これによりボディを美しくするだけでなくサビを防止することが出来ます。
④組立
※日産自動車より引用
車体にエンジンやタイヤ、シート、窓など数千にも及ぶ部品を流れ作業で取り付けていきます。重たい部品に関しては機械を用いて組立を行います。
⑤検査
※日産自動車より引用
見た目だけでなく走行検査や排出ガス検査、灯火検査、漏水検査、光軸検査など数百項目の厳しい検査を行います。厳密な検査を通過すると完成車として出荷されます。
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最後に
以上で「自動車部品(車体、内装、電装)の商品・製造工程」についての記事は終わります!
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