生活リズムが乱れがち

私が働いたトヨタ自動車の工場は2交替勤務で、一週間ごとに早番と遅番が入れ替わる勤務でした。

工場での作業も慣れるまでは大変なのですが、一番大変なのが1週間ごとに就寝時間や、それに合わせて生活リズムを変えていくということです。

基本的に週休2日の土日が休みなので、その2日間で調整するのですが、遅番から早番に変えるのが特に苦手でした。就寝時間を数時間前にすると寝付けないことが多かったです。

私が配属されたのは車体部という部署で、まだ車の形になっていない工程でした。部品をセットし、それをロボットが溶接していくのですが、暑さが凄くて汗が止まりませんでした。

大変なことは多いのですが、私の関わったこの自動車がやがてユーザーへ届くと思うと、ものづくりのやりがいを感じることができました


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至ってシンプルな寮でした

私が工場勤務の間暮らした寮は見た目が団地のような建物で、一部屋の広さは4畳ほどでした。部屋の中に建付けのタンス、ベッド、寝具、小さな冷蔵庫、テレビ、湯沸かしポットが用意されていて、もちろんエアコンも付いています。

家賃や光熱費は一切かからないので、寝床として考えたら十分だと思います。このような建物が10棟くらい建っていて、それ以外に食堂やお風呂がある建物があり、トヨタ生協まであります。もう小さな集落のようでした。

食堂で頂く食事も普通に美味しいですし、郊外にあるため静かな環境で生活できました


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余計なことを考えずに済みます

トヨタ自動車の工場では「班」という単位で各工程の仕事をしています。

班の人数は10人ほどで、社員と期間工が半々ぐらいです。班のトップがグループリーダー(GL)という役職なのですが、期間工に対してはほとんど仕事の話だけで、他の社員の方を含め良い意味でドライな人間関係だと思います。かといって冷たいわけでもなく、本当に程より距離感です。

私が働いていた期間の中では、1回だけ沖縄から働きに来ていた若い期間工の男性と、寮の近くの居酒屋に行ったことがありますが、それ以外は期間工相手でも絶妙の距離感を保って仕事が出来ました。

ご当地を堪能しました

休日の過ごし方は人それぞれですが、私はせっかくの愛知だと思い、週末には結構出かけました。名古屋に行き街をブラブラしたり、桶狭間の古戦場に行ったりと、見知らぬ土地を知るようにしていました。

工場とはいえ週休2日なのは貴重でしたし、単調な労働になりがちな工場勤務では気分転換も大事です。


勤務した会社:トヨタ自動車株式会社 堤工場 

口コミ提供者:40代男性          

口コミ提供日:2019/06/25