数年前、当時登録していた派遣会社から、「世界的なメーカーで仕事しませんか?」と誘われ、資格も何もない私は、「やった!」と思いながら、勤務することにしました。
その時の仕事内容と感想をお話しします。
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寮暮らしの感想
『すべて揃っていてよかったです』
寮での暮らしを「息苦しい」、「肩身の狭い思いをする」と想像する人も多いと思いますが、実際は派遣会社が民間アパートを法人契約で借り入れた、普通の賃貸(1K・風呂、トイレ別)で、生活家電一式付き、駐車場付き、レンタルの布団無料貸し出しもあったので、不自由なく生活できました。住民票も移せます。
ちなみに私の場合は、寮費と光熱費合わせて4万5千円でした。
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工場で働く大変さ、やりがい
『かなりきつかった』
ブリヂストンといえばタイヤがメインです。
3交替勤務で、5日出勤2日休み、ローテーション入れ替わってまた5日勤務なので、
昼夜の感覚がなれるまではわからなくなります。安全教育はしっかりしていて、毎月、消火訓練もあります。
私の持ち場は工場内で一番大変な「精錬工程」生ゴム・天然ゴムを練って板状にする工程で、「ベロだし」といって、リフトで運んできた板状のゴムロールを機械の爪にかける作業と天然ゴムを計量する作業を受け持ちました。誰にでもできる簡単な作業です。
場内環境は摩擦熱でゴムを練り込むので、相当暑く、夏場になると気温50度以上になります。その上大きな機械でとてもうるさく、また、カーボンを添加するので、臭いし、毎日真っ黒になります。
だから、製錬工程だけ仕事終わりに、専用の風呂に入れて作業服を洗濯してくれます。
仕事はとても単純作業でした。
ただ、交代制で深夜手当もつくし、残業は5分単位なので、ぼちぼち給料をもらうことは可能ですし、重量物ばかりなので、体力と筋力はアップします。
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職場の人間関係
『様々な人がいる』
主任、課長レベルの方は物静かで、しっかりと話を聞いてくれて、対応も早いのですが、
全ての社員さんがそうではありませんでした。