工場で働く大変さ、やりがい
工場のライン作業というと単純作業が頭に浮かぶと思います。
実際、仕事の内容としてはそのとおりで、慣れるまでは単純作業を休憩まで3時間こなすのが大変でした。
また、作業は立ちっぱなしで同じ作業を繰り返す、という動きをよくやります。
そのため、長く勤めている方はやはり職業病のように腱鞘炎になっていたりしました。
また私も思っていたのですが「単純作業だから誰でもできるだろう」と思いがちなのですが、工場の中の産業用機械というのはとにかく効率化と高速化が推し進められているため、初見の人にはとてもついていけないスピードでラインに物が流れてきます。
そのスピードというのは、習熟した人の最高速度に設定されているので、なれないうちはラインの速度についていくのも大変でした。
また、食品工場で働いていたのですが、食品工場では原料の賞味期限が厳格に規定されているため、機械トラブルなどでラインが遅れたりすると、終わるまで帰れないことなどもありました。
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チームワークが大切
「工場」「ライン作業」という言葉からは、「一人でもくもく」というイメージが強いと思いますが、そうじゃない場面もあります。
ライン方式でつくる場合、自分の担当が割り当てられ、そこの作業をこなすのですが、習熟度などで差がでたりするため、前後の熟練者に手伝っていただいたことが何度もありました。
手作業が多いラインでしたので、ラインに従事する人がある程度集中して取り組まないとライン速度を上げられず、帰りがひたすら遅くなるので、作業が苦手な人の分は手伝う、のようなチームワークがありました。
もちろん、厳しいことも言われましたが、作業に慣れてくると速度もあがり、チームでその日の仕事を終わらせる、ということに達成感を感じるようになりました。
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工場で働いて良かったこと、悪かったこと
工場で働いてよかったことは、機械の不調に気づきやすくなったことです。
機械はいきなり壊れることはありません。
異音がしたり、必ず予兆があります。
異音の段階でラインを止めてメンテナンスすることで、大きなライントラブルを防ぐことができます。
悪かったこととしては、夜勤が自分に合わなかったということです。
これは完全に個人差があると思います。
夜勤のベテランの方は、60歳を超えて、10年近く夜勤を続けていました。
自分は不眠気味になり、休日はほとんど寝て過ごしていました。
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勤務した会社:キユーピー株式会社
口コミ提供者:20代男性
口コミ提供日:2019/3/9