多忙すぎる毎日と達成感

大手通販会社の商品の検品在庫管理をする仕事に就いていました。

はじめは検品作業員として派遣会社を通して雇用されていましたが、そのうちリーダーという作業員の中の管理職のような立場になりました。


検品にはほとんど参加せず、在庫管理や検品中に発生したトラブルなどの処理、テレビの放送日に合わせて商品が出荷できるように予定を組んだりと毎日走り回っていました。

人気商品だと、一度の検品商品数が数千個という単位のものもあり、それだけ数があるとトラブルも多発です。


商品の破損や、異物の混入などのトラブルに対応しなければいけないうえに、一つの商品にかかりきりというわけにもいかず同時進行で何件かの商品を管理します。

あちらこちらからトラブル多発の日はさすがにぐったりしていました。


その分、数千と言う数をこなし終わったとき作業員、リーダー達が「終わったー!!」と叫ぶその姿に毎回救われていました。

「大変だったね。毎日走り回ってお疲れ様。」と言っていただけたときには、本当に涙が出るくらい嬉しかったです。


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年収、給料について

リーダーになると毎日固定で仕事があります。

そのため必然と作業員よりも安定した固定収入がもらえるようになります。


ただし、リーダーも作業員も同じ時給制であり、役職による時給の大きな差はありません。

その時給の差と、あの毎日の大変さを考えると確実にリーダーより作業員として働く方がいいと思います。


リーダーになったとき、まさかあんなに多忙になると知らなかったのでお受けしましたが、今リーダー

になれと言われたら確実に断ります。

やりがいや達成感はもちろんありますが、それにしても責任の重さ給料が見合っていませんでした。


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移り変わりの激しい人間模様

敷地や建物自体がとても広く、一年と少し働いた私でも行った事の無い場所が数えきれないくらいあるほどの大きな現場です。

そのため従業員の人数も桁違いでした。


私が担当していた職場だけでも常に30人は超える作業員が働いていました。

会社の正規雇用では間に合わないため、そのほとんどが派遣社員です。


そのためほとんど毎日入れ替わりで、固定して働く人の方が少なかったです。

たまに「あの人苦手です。」「あの人と合いません。」と相談されるのですが、明日になるともう両者がいないという状況です。


固定で働く人達はグループのようなものができていましたが、そういうのが煩わしい人にとっては働きやすい環境だと思います。


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