はじめに
本記事では、「仕事のやりがい」という視点ではなく、工場で働くことの金銭的なメリットについてが気になる人に向けて私の体験をもとにお話しをさせていただきます。
結論から言うと、工場勤務の1年間は社会人になってからの他のどの期間よりも貯金が増えました。
まず私の自己紹介ですが、東京の大学院を卒業後、積水ハウスの本社に配属されました。
その後転勤の辞令を受けて山口県にある工場に配属されました。
その後1年間工場に勤めましたが、その間はずっと寮で生活をしておりました。
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年収・給料はどう?
工場勤務になった後も以前と固定給に変わりはありませんでした。
ただ以前と比べやや残業時間や出張による手当等が減ったので年収でいうと少し下がりました。
それでも入社3~4年目で500~600万円の間でしたので全く不満はありませんでした。
最終学歴によって年収はある程度差があるようでしたが、基本的には皆、一家の大黒柱として家計を支えていくことは十分可能な金額を得ていたという印象です。
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寮や福利厚生はどう?
まず、住まいについては工場から徒歩10分程度のところに寮があり、そこで暮らしていました。
30才になると退寮しなくてはいけないものの、寮費は駐車場まで込みで8000円/月で、朝食、夕食は申告制で両方食べても1日600円程度で済んだと思います(食べた分は給料から天引きされるシステムになっていました)。
また、工場内には食堂があり、給与から自動で天引きされる食堂利用カードを使い、キャッシュレスで過ごすことができ、昼食も300円/日くらいでおなか一杯になるまで食べることができました。
ですので、本当に最低限の生活をしようと思ったときにお金がかからなかったことを覚えています。
手にした給料が固定費に消えていくという感覚がなく、精神的にかなり安心してすごせました。
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工場で働いてよかったこと、悪かったこと
このような生活を送っていたので、基本的に貯金は増えていく一方でした。
工場勤務者あるあるなのかもしれませんが、主な遊びとしてゴルフ・飲み・パチンコという3大派閥がありました。
どれもそれなりにお金のかかる遊びでしたし、先輩社員から誘われる機会も少なくありませんでした。
幸か不幸か私はお酒、たばこ、騒音等が苦手でしたので飲みやパチンコに没頭することはありませんでしたので、それほど浪費してしまうようなことはありませんでしたがゴルフセットは少し奮発してしまいました。
このように、工場勤務特有のお金のかからない面、かかる面がありましたが、私の場合はおおむねかからないメリットを多くうけることができました。
しかし遊興費も職場での人間関係の構築に役立った面も多々ありましたので、必要な投資と考えて賢く付き合うことが大事だと思います。
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勤務した会社:積水ハウス株式会社 山口工場
口コミ提供者:匿名
口コミ提供日:2019/02/02
