なぜ働こうと思ったのか

工場に転職しようと思ったのは製薬会社に勤めて医療関係に少しでも貢献したかったからです。

私は理系大卒ですが大学卒業後は別の業界で契約社員として働いていました。


「このままやりたいことが見つからない状態で過ごすのは人生損しているな」と考えました。

そこで何か技術や知識をつけてスキルアップを目指していける仕事を探しました。


製薬工場ならば綺麗な環境でのモノづくりなので働く環境としても良く、後発医薬品メーカーだったのでこれからも伸びていく商品を作っていくことに魅力を感じました。


▶▶製薬・化粧品に関する仕事はこちら



女性はいるの?

会社の規模としては中小企業なので人数はそこまで多くありません。

ただ製造部には女性も過半数を占めるほどでした。


男性の方は研究開発や物流課などに多く所属している印象です。

管理職や上司の方は男性がほとんどでしたが会社の体質としては女性も働きやすい職場であったと思います。


有給取得や育児休暇も申請しやすい雰囲気ですし、残業も無理してさせている感じはありません

人材不足はどの業界も同じだとは思いますが、あまり無理をして仕事回していこうという雰囲気はありませんでした。


▶▶女性活躍中の仕事はこちら



実際に働いてみてどうだった?

「製薬=綺麗な職場」をイメージしている方が多いと思います。

実際に綺麗な環境で製造していないと売り物にならないので掃除や工事は想像以上にしていました


たまに製造部で虫が出て騒ぎになることもありますが建物の修繕はよくしていました。

しかしきっちりとした環境を作ってもどうしても穴ができてしまうのが建造物の難しいところのようです。


仕事では書類をまとめて決まりごと通りに作業をこなす必要があります。

検定試験に類似した試験があり、仕事で独り立ちするまで時間がかかるため、少し面倒でした。


ですが慣れてしまえば責任を負わなくて良いので楽です。

作業内容を適切に行えば責任は問われないので、黙々と決まりごとを守るだけのように思えました。



工場で働いてよかったことは?

まず良かったことですが、開発などと違ってルーチンワークに近いので責任が小さかったことです。

気楽に仕事ができるのでストレスも少なく、残業もないのでワークライフバランスも良好です。


同業他社に行った人や転職してきた人は製薬の知識を活かしていたので職務経験として十分価値あるものを得られると思います。


それなりに後輩もできて指導する事もあったのですが人に仕事をお願いすることの難しさを体験できたことは今でもよかったと感じています。


次に悪かったことですが、決まりごとに則って作業をすることが多いので新しく何かを創造したい人には向いていないことです。

開発も後発品であるためゴールがある程度見えており創薬とは異なります


工場勤務ですから外部の人との交流はほぼないので内輪の関係が重要になってきます。


▶▶高収入の仕事はこちら



勤務した会社:株式会社大石膏盛堂 佐賀県鳥栖市の工場

口コミ提供者:40代男性

口コミ提供日:2019/01/17