このページでは数々のヒット商品を生み出してきたパナソニックで働こうと考えているけど、どういった会社なのか詳しくは知らない、あるいはパナソニックについて興味がある!という方にパナソニックがどんな会社なのか、具体的にどのような仕事があるのか詳しく説明していきます。
「具体的に企業はまだ決まっていないけど家電やパソコン業界に興味が有る!」という方のために家電・パソコン業界の求人を集めたページもありますので気になる方は是非チェックしてみてください。
パナソニックってどんな会社なの?
はじめに《パナソニック》がどういった会社なのか、基本情報や会社の歴史について紹介していきます。
基本情報
《パナソニック》の基本情報は次のようになります。
・会社名
パナソニック株式会社(Panasonic Corporation)
・本社所在地
〒571-8501 大阪府門真市大字門真1006番地
・代表取締役社長
津賀 一宏(Kazuhiro Tsuga)
・設立
1935年(昭和10年)12月15日
・創業
1918年(大正7年)3月7日
※創業者の故松下幸之助が考案したアタッチメントプラグを幸之助、妻、義弟の3名で製造販売を開始した時を創業としています。
・事業内容
部品から家庭用電子機器、電化製品、FA機器、情報通信機器、および住宅関連機器等に至るまでの生産、販売、サービスを行う総合エレクトロニクスメーカー
・資本金
2,587億円(2017年3月31日現在)
・連結売上高
7兆3437億円(2017年3月31日現在)
・従業員数(連結)
257,533人(2017年3月31日現在)
・連結対象会社数(親会社および連結子会社)
495社(2017年3月31日現在)
以上が基本情報になります。
パナソニックの歴史って?
次にパナソニックの歴史について説明していきます。
大正7年、松下幸之助により松下電器具製作所が設立し、主に配線器具の製造を行っていました。昭和2年には「ナショナル」を商標登録しました。昭和10年には松下電器産業株式会社となりました。
昭和27年にはオランダの「フィリップス」と技術提携を行い、松下電器工業(株)を設立しました。昭和34年になるとアメリカ松下電器(株)を設立し、海外進出の第一歩を踏み出しました。
昭和46年にはニューヨーク証券取引所に株式を上場しました。さらに昭和60年になると米国に金融子会社を設立し、海外展開を加速させます。
平成元年、創業者である松下幸之助が死去。平成2年になると米国大手エンターテイメント企業MCAを買収しました。平成21年には東芝松下ディスプレイテクノロジー(株)の株式をすべて売却し、東芝に譲渡しました。
平成26年では半導体事業をパナソニック セミコンダクターソリューションズ(株)に承継させる吸収分割を実施し、現在の《パナソニック》に至ります。
パナソニックはどんな事業活動を行っているの?
《パナソニック》の基本情報について分かっていただいたところで、次に《パナソニック》がどのような事業を行っているのか説明していきます。
現在展開している事業は家電事業、住宅事業、車載事業、B2B事業となっています。
家電事業
家電事業では女性の美しさを引き出す美容家電からハリウッド・クオリティの映像美を家庭のリビングまで届ける映像技術、日本文化と融合した調理家電の開発を行っています。
住宅事業
住宅事業では1人1人の暮らしにあったライフスタイルの提供、次世代の住宅設備や送電インフラを実現するための開発、高齢者の安全と自立した暮らしを支えるためのエイジフリーといった事業を行っています。
車載事業
車載事業では車社会を実現する最先端カーエレクトロニクル事業や安心・安全なドライブを支えるソリューション、クリーンエネルギーを実現する電子部品や車載用電池の開発を行っています。
B2B事業
B2B事業ではフォクトリーソリューション事業や安心・安全な食を世界に届けるための店舗ソリューション事業を行っています。
このように様々な事業を展開しています。
パナソニックのCSR事業(企業の社会的貢献)って?
次に《パナソニック》が行うCSR活動について説明していきます。
そもそもCSRって?
はじめに、CSRとは何かということについて説明していきます。CSRとは《コーポレート・ソーシャル・レスポンシビリティー》の略であり、日本語では《企業の社会的責任》と呼ばれています。
近年、CSR活動は企業評価の項目にも含まれるもので内容や質が重要視されるようになってきています。
環境への取り組み
《パナソニック》では環境への取り組みとして、健全な社会発展に貢献していくとして70年代から公害対策を行っています。
またブランドスローガンでもある「A Better Life, A Better World」を実現するためにも環境への取り組みは重要です。
現在具体的に行っている活動としては生産活動におけるCO2排出量削減や資源の有効活用、開発商品における省エネ性能の向上といったことを行っています。
社会への取り組み
社会への取り組みとして商品・サービスでは品質向上と製品安全確保、お客様対応をしっかり行うといったことを行っています。
従業員に関しては人権の尊重や労働安全衛生、人材育成と多様な人材の活用といったことを行っています。事業活動としては公正な事業活動を行い、責任ある調達活動を目指して行っています。
企業市民活動
企業市民活動では世界各国で広がる格差を解決するために、人材教育や機会提供、相互理解をテーマとする企業市民活動を行っています。
教育の支援としては、「これからの持続可能な社会を作っていくのは人である」という考えからグローバル人材を育てていくために《パナソニック》が持つリソースや様々なプログラムを世界中の子供達に提供しています。
また持続可能な社会を実現していくために、NPO及びNGO支援を行っています。具体的な支援としてはこれらの組織基盤を強化するために「Panasonic NPOサポート ファンド」を立ち上げて支援を行っています。
このように《パナソニック》では様々なCSR活動を行っています。
パナソニックで募集している工場ワーカーの雇用条件は?
《パナソニック》の募集している工場ワーカーの条件は一体どのようなものなのか、《パナソニック エクセルプロダクツ》という製造アウトソーシング事業を行う会社の求人情報をもとに説明していきます。
なお今回はみなさんにどういった仕事があるのかイメージしていただくために、2つの求人について紹介していきます。
パターン①
・仕事内容
パソコン周辺機器やコンデンサといった小さな電子機器の組み立て・検査
・雇用形態
派遣社員
・勤務時間
日勤(8:30~17:20)
・休日
土日祝日(社内カレンダーに基づく)
・給与形態及び金額
時給1100円
・福利厚生及び待遇
各種社会保険完備、有給休暇あり、パナソニック健康保険加入、定期健康診断など
パターン②
・仕事内容
業務用照明器具の組立・検査工程
・雇用形態
契約社員
・勤務時間
夕勤(17:30~25:55)
・休日
土日祝(工場カレンダー)による
・給与形態及び金額
時給1050円
・福利厚生及び待遇
各種社会保険完備、有給休暇あり、パナソニック健康保険加入、定期健康診断など
以上が実際に募集されている求人の条件の一例になります。
また、ジョブハウス工場では家電・パソコン業界全体の組み立て・検査を中心に説明しているページもありますのでそちらも是非ご覧になってみてください。
最後に
以上で《これを読まずしてPanasonic(パナソニック)の工場では働けない!についての記事は終わります。
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《ジョブハウス工場》にはパナソニックのような家電・パソコン業界の求人のほか、物流業界や、化学・石油化学業界といった様々な求人記事や特集記事も(多数)掲載していますので、ぜひそちらも併せてご覧になってみてください。
また自動車・自動車部品・バイク業界の工場においては様々な職種があり、自分に合ったものが見つかるかもしれません。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。