はじめに
寮での暮らしが気になっている方に向けて、この体験談をもとに少しでも不安を取り除ければと思います。
工場への就職あるいは、寮への入居を前向きに考えていただけるような情報をお伝えできればと思います。
まず初めに、私の情報として東京都の大学院を卒業後、積水ハウスの本社に配属され、その後転勤の辞令を受けて山口県にある工場に配属されました。
転勤当時27歳で一年間工場勤務をし、期間中はずっと寮生活を送っておりました。
工場勤務者としては少し異端の経歴だったこともあり不安も大変に大きかったのですが、結果としてとても楽しく快適な寮生活を送ることができました。
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寮暮らしの感想
入寮してみると同じく大学院卒の2つ社歴が下の寮長を務める後輩に寮の案内をしてもらいました。
先輩寮生へのあいさつ回りに連れて行ってもらったりと、かなりスムーズな初動だったことを覚えています。
当社ではジョブローテーションの文化があるため、転勤者を迎える風土も根付いていたようでしっかりとケアしてもらえたこと、またそれを感じられてかなり不安が軽減されました。
また、新入社員の入寮の歓迎会なども寮生で企画して行うなどかなりアットホームな雰囲気でありました。
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休日の過ごし方
工場および寮は山口県の大きな幹線道路沿いの広い敷地に位置していたため、出勤は徒歩で大丈夫でした。
しかし、休日は移動手段として車が必須でした。
辞令交付から転勤まで時間がなかったこと、それまでは大阪市内に住んでいたことから、当時私は車を持っていませんでした。
そのため入寮から約1月は車のない生活をすることになったのですが、先輩寮生や、面倒を見てくれた後輩、または職場の上司が大変気にかけてくれ、外出の用事があったら声かけてくれてくれたら車出すよ、と優しく接していただきました。
そのおかげで、多少の申し訳なさは感じたものの、ほとんど不自由を強いられることはありませんでした。
また車を買ってからは、(もしかしたら工場あるあるかもしれませんが)職場の上司達に誘われてゴルフに頻繁にいったり、釣りやリレーマラソンに誘われたりと都会に住んでいた時よりもアクティブに休日を過ごすことができました。
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職場の人間関係
そんなこともあり、寮内や休日の人間関係が構築されていく中で工場内の他部署の面々と自然と知り合い、仲良くなれました。
そしてそれは業務上の円滑なコミュニケーションにも大変役に立ちました。
もともとは多少人見知り、出不精(でぶしょう)なところがあったのですが、この1年間で人間関係の構築の楽しさと大切さを学ぶことができました。
一見怖そうな人が多かったのも事実ですが、情に厚い人が多く、その懐に飛び込むことができる人にとってはとてもいい環境だったと感じています。
勤務した会社:積水ハウス株式会社 山口工場
口コミ提供者:匿名
口コミ提供日:2019/02/05