「板金の詳しい仕事内容が知りたい!」「実際に板金の仕事しててモチベーションとかやりがいとかどうなの?」…ここではそんな皆様の疑問をもとに、実際に働いている方にインタビューをしてみました!
プロフィール
実際に現在、板金による運搬業務を行っている人を例に紹介していきます!
プロフィール | |
年齢 |
32歳 |
性別 |
男 |
仕事内容 |
自動車工場にてへこんでしまった車の修理(板金) |
勤務地 |
愛媛県 |
転職時について
どうして転職しようと思ったんですか?
前職は道路工事の日雇いを行なっていました。でも日雇いなので安定した収入が得られないのが少し不安でした。
そこで、安定している仕事を探そうと考えたときに自分が好きな車に関係がある仕事をしようと思ったんです。
そこで知り合いに相談したところ、自動車工場で板金の仕事とかいいんじゃないか?ということになりました。
理由として自動車の修理の仕事というのは車が新しくなっていく中でも必ずある仕事だからです。
また求人情報に書いてあった正社員という言葉にひかれましたね。
やはり日雇いと正社員どちらがいいかと考えたときに安定しているのは正社員なので。
どういった志望動機で転職したんですか?
まずは車が好きなので、車に関わる仕事をしたいということを書きました。
ただそれだけだとなんで板金を選んだの?と面接で聞かれたときに答えられないと思ったので、車を修理して、お客様の愛車を元どおりにして長く乗ってもらいたいからということも書きました。
必要な資格ってありますか?
この仕事を始めるにあたって必要な資格はありませんね。ですので未経験からでもこの仕事を始めることができます。
ただ長年この業務を続けていき、自分のスキルアップやキャリアアップのために資格が取りたいとなったときは、自動車車体整備士や自動車整備士などの資格を取る方もいますね。
働きながら資格とっている方何人かいますね。
詳しい仕事内容について
具体的にどのような仕事をしているのですか?
へこんでしまった車のボディの修理をしています。
やり方としては色々あって外板業務とフレーム修正、取り替え作業があります。
外板作業というのはへこんでしまった車のボディを内側から叩いて元どおりにしていく作業です。
フレーム修正というのは事故の衝撃などでかなりへこんでしまった車に行います。この場合は車の骨格自体まで歪んでいるので、フレームから修理していきます。
取り替え作業ではパーツの損傷がひどすぎて、パーツごと取り替えます。これは修理したとしても安全性にかけてしまうためです。
以上の三つを行ってます。
板金にコツってありますか?
板金のコツという訳でもないのですが、やはり安全作業というのは大事になってきますね。
安全作業については私が入社したときに受けた作業指導の講習会で耳にタコができるほど聞かされました笑
ですので仕事をやっていく上でのコツや大事なことというのは安全作業につきますね。
1日の流れ
外板業務とフレーム修正、取り替え作業
1日の流れ | |
08:00 |
使う道具や工場内の掃除、整備 |
08:30 |
朝礼 |
09:00 |
鋼板の板金作業(車のボディ作成) |
12:00 |
お昼休憩 |
13:00 |
ボディの組立・組付け |
17;00 |
フレーム修正(日によって修理する内容は変わってきますね) |
18:00 |
終礼 |
出社したら早速作業に取り掛かるのではなく、はじめに使う道具や工場内の掃除や整備を行います。修理をしようとして、道具に不備があれば時間を無駄にしてしまうので。
掃除や整備が終わったら朝礼を行います。ここでは今日1日各自がどういう仕事をやるのか共有を行います。朝礼が終わり次第、板金の仕事に取り掛かります。だいたい12時ごろまで作業を行なっていますね。
お昼休憩が終わった後、先ほど板金を行なった車のボディを組み付けていきます。組み付けが終わり次第修理完了となります。
ただ日によっては修理を1時間ほど行う時がありますね。18時になると1日の業務が終了になります。
今の仕事について
月収はどのくらいですか?
月収は35万円ですね。自分の周りも平均月収は30万円前後だと思います。
あと給与については勤続年数が長かったり、資格などを持っていると上がる時がありますね。
そういう昇給制度もありがたいですね。ちょっとしたモチベーションアップにもなります。
板金の良いところ、やりがいは何ですか?
板金の良いところはやはり元どおりにボディを修理できた時ですね。
ひどいヘコみとかだと直すのに結構手間がかかるんですが、それを綺麗に修復できたときは達成感を感じます。
それと修理が完了してお客様に車を返すとき、「元どおりになってる!ありがとうございます!」と感謝の声をかけられたときはこの仕事やってて良かったなと思いますね。
板金で大変なことって何ですか
板金は自動車の修理なので、周りでは塗装作業も行なっています。そのためシンナーの匂いがかなりきついですね...。
実際入社したばかりの頃は仕事中気持ち悪くなってしまってたまに休んでいました。
まあそれなりに給与ももらってますし、ちょっとの我慢は必要ですね。今では慣れてしまい特に気にすることもないですけどね。
どんな人が向いていますか?
コツコツと作業を続けていくことができる人は向いていると思います。
私も入社したばかりのときは上手く板金ができなかったのですが、毎日同じ作業を繰り返し、徐々に慣れていくことで上手くなりましたから。
ですので上手くできなくてもコツコツと仕事を続けていくことをできる人が向いていると思いますね。
最後に
以上で「板金ってどんな仕事?転職しようと考えている方は必見!」についての記事は終わります!
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!