これからはモノとモノがインターネットでつながる時代です。
その時代を支えるのが製品をつくるルネサスエレクトロニクスについて半導体・電子工場の求人と合わせて解説いたします。
ジョブハウス工場には、半導体・電子業界に関する求人を多数扱っておりますので、好みの条件を指定して、こちらから調べてみてくださいね!
ルネサスエレクトロニクスってどんな会社?
まず、ルネサスエレクトロニクスの基本的な情報について会社概要や沿革などから説明していきます。
会社概要
会社名 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 |
本社所在地 | 〒135-0061 東京都江東区豊洲三丁目2番24号 |
資本金 | 100億円 |
連結売上高 | 6392億8900万円 ※2016年3月期 |
設立年月日 | 2002年11月1日 (営業開始日2010年4月1日) |
連結従業員 | 20074名 ※2017年3月末 |
代表取締役 | 代表取締役社長兼CEO 呉 文精 |
事業内容 | 各種半導体に関する研究、開発、設計、製造、販売及びサービス |
事業所 | 武蔵事業所(東京都小平市)、高崎事業所(群馬県高崎市)、那珂事業所(茨城県ひたちなか市) |
沿革
2002年11月1日 | 日本電気(NEC)を分社化してNECエレクトロニクスを設立。 |
2003年7月24日 | 東京証券取引第一部へ上場 |
2010年4月1日 | NECエレクトロニクスとルネサステクノロジの統合新会社として設立 |
2016年9月13日 | 米半導体大手インターシルの買収を発表 |
主要製品
マイコンピュータ、車載用インテリジェントパワーデバイス、トランジスタ、ダイオード
CSR
CSRとは企業の社会的責任を果たすための活動のことを指します。
ルネサスエレクトロニクスはCSRとしてお客様、取引先の方、従業員、地域社会の4つの点で取り組んでいます。
・お客様に対して
コミュニケーションの強化と共に品質向上を目指しています。
・取引先の方に対して
ルネサスエレクトロニクスは、積極的に環境保全を推進している取引先の方から環境負荷の少ない有害物質を含まない商品を優先的に購入するグリーン調達を行っています。
・従業員に対して
「自らの意思で自ら考え自ら行動する自立した社員」および「世界で勝ち抜く行動力を発揮する人材」という人材像の実現のため若手育成や人材尊重を行っています。福利厚生も充実させています。
・地域社会に対して
社会貢献活動を行っています。具体的にはアルミ缶回収による車椅子寄贈や電子工作教室といった活動を実施しています。
ルネサスエレクトロニクスが求める工場ワーカーの条件を紹介!
ルネサスエレクトロニクスについての基本的な情報について把握していただいたところで、次はルネサスエレクトロニクスが工場ワーカーに求めている条件について紹介していきます。
現在ルネサスエレクトロニクスは経験者採用を行っています。
◇ 求人例
仕事内容 | 組み込みソフトウェア開発などのキャリア登録、ソリューション開発エンジニア、ソフトウェア開発エンジニアなど |
雇用形態 | 正社員 |
条件 | 多くの職種において経験が必要されます。ですが、経験がなくても技術知識があれば良いという職種もあります。 |
勤務時間 | 9:00~17:30 |
給与例 | 月給 21万~23万 (参考:新卒の初任給) |
勤務地 | 職種により異なりますが、武蔵事業所や那珂事業所がほとんどになっています。 |
ルネサスエレクトロニクスの今後の展望はどうなっているの?
ルネサスエレクトロニクスの工場ワーカーについての採用情報について知っていただいたところで、次にルネサスエレクトロニクスの将来性や今後の展望について説明していきます。
現在の半導体業界
現在の半導体業界では大規模なM&Aが繰り返されており、熾烈な国際競争が繰り広げられています。
また半導体関連業界の再編の動きはルネサスが力を注いでいる自動運転の分野でも起きています。
例:米インテルがイスラエルの自動運転向けセンサーの大手であるモービル・アイの買収を決定
こうした海外企業が豊富な資金力を市場を席巻しており、国内企業は苦戦を強いられています。
現状の打開へ-事業改革
経営危機に陥った2012年以降、工場の閉鎖や人員削減など厳しい構造改革を行ったこともあり、一時は赤字を計上した営業損益も回復しました。
約3200億円を投じた米インターシル(半導体事業を行うグローバル企業)の買収も完了し、17年12月期は成長路線へうつっていく1年目となります。
競合相手に比べると規模や資金力で劣っているルネサスエレクトロニクスは、将来的な公募増資も視野に入れながら成長投資を確保していきます。
海外展開
米インターシルの買収完了をきっかけとして攻略すべき市場の明確化と組織の融合を進め、日本を中心とした事業運営から脱却し、日本の本社に縛られずに意思決定できるようにするのが現在の狙いです。
これは変化のスピードが速く大型のM&Aも相次ぐ半導体市場で重要となる意思決定の速さを重視したためでもあります。
2つに分けていた事業本部を自動車向け、家電・IoTなどを担うもの、アナログ半導体製品に関するものの3つに分割し今まで取り込めていなかった層の獲得を目指しています。
三つの事業本部にそれぞれ販売とマーケティング部門を移管し、各事業本部に分散していた生産戦略や資材調達などの機能を集約することで生産から調達までの戦略を一本化しています。
最後に
以上でルネサスエレクトロニクスについての記事は終わります!
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