【工藤パン】半年続けた、パン製造員の体験談

寮の禁止事項工場勤務する時に、遠方から働きに来る人達のために、メーカーや派遣会社は寮を用意します。そしてその寮にも色々な形態があります。例えば工場の敷地のすぐ隣に団地を作っていたり、市街地のアパートを一棟まるごと借り上げてみたり、一部屋のなかに二段ベッドが三台並べられた六人部屋や、完全個室など。そんな中で私が割り当てられたのはワンルームマンションの完全個室でした。入寮の為のオリエンテーションに召集され、配られた契約書の中に入寮時の禁止事項が書いてありました。中を確認していくと、・他の寮生及び近隣住民の睡眠を妨げるような行為をしてはならない・安全衛生、特に防火・防災についての所定の事項を守ること・居室の使用権の譲渡、転貸しまたはこれに類する行為をしてはならない・寮における商行為、またはこれに類する行為・居室に外来者を宿泊、または居住させること他にも色々とありました。他人に迷惑を及ぼす行為や、商行為などが禁止されています。▶▶寮付きのお仕事はこちら女性の工場勤務女性で工場勤務している方はたくさんいらっしゃいます。ぜひ働いてみてください。▶▶女性活躍中のお仕事はこちら夜中の勤務２交替で勤務する職場に配属された場合、あなたは他人が寝静まった深夜の時間帯に働くことになります。夜勤で働いた経験のない人にとって、この夜中に働くということは大きな不安要素になると思います。夜勤がネックで、工場で働くことをためらっている人もいらっしゃるのではないでしょうか。でもその不安を乗り越えて夜勤を経験した人に尋ねてみると、意外と「夜勤も悪くない」という声を聞くことができます。理由を尋ねると、「眠いけど、のびのび仕事ができる」「眠いけど、昼間に好きに動けるから、歯医者に行ったり役所や銀行に行ける」眠いですがなんとかなります。昼間に働いてるときにも寝不足で頑張ってることもあると思います。それと同じだと思えば、夜勤も捨てたものではないと思いませんか。▶▶夜勤のみのお仕事はこちら

働く環境について作業場には入室前にエアーシャワーを通り、衣服表面の埃を風で除去し、靴裏は粘着マットを踏んでから入室します。食品ではないので、顔マスクはありませんが、帽子着用義務があります。精密機器なので異物混入対策は厳しいです。貴金属類（指輪・ピアス・ネックレス・腕時計）の着用禁止、スマホ持ち込み禁止、筆記具も指定のもの以外の使用が禁止です。異物定点観測や室内のクリーン度チェック、工具・用具等の定位置管理などがクリーンルームで働く上での基本的な内容です。休憩時間について休憩室は作業場と廊下を挟んだ向かいにあり、禁煙室と喫煙室に分かれており、それぞれ自動販売機と給水機が設置されています。トイレは出入口近くにあり、掃除は専門の業者が行うのでいつも清潔ですし、掃除当番もありません。またフロア全体に気温が一定に保たれているため、とても快適だと思います。人間関係について私語はご法度ですが、単調な繰り返し作業でそれなりのスピードが必要になるので、会話をする余裕はありません。一人作業で淡々と実施するには良いのですが、班で流れ作業をするにはある程度のスピードの配慮が必要で、装置の微調整でまかなえない時は、ベテランが持ち場をやりながら、遅い担当者の所に行ったり来たりしながらフォローしてくれます。組み立て作業は男性中心ですが、検査作業は女性が多く配置されています。▶▶女性活躍中のお仕事はこちら請負業務についてクライアントの社員がいて、指示に従い作業を行う派遣業務に対し、派遣会社がクライアントの装置を使い、クライアントが示す作業を派遣会社の社員だけで実施していく請負業務があります。装置が止まれば自身で修繕し、計画の遅れも自身で取り戻さなくてはなりません。最後に派遣社員として3年半、派遣会社の正社員に登用されて5年、三洋電機徳島工場で電池をつくりました。自分は50代ですが、20歳も年齢の離れた同僚たちと工業高校で勉強しながら働いたようでとても楽しかったです。▶▶50代活躍中のお仕事はこちら▶▶部品製造などのお仕事はこちら

女性でも安心して働けるか職場としては女性が多かったように思います。私が所属していたところは男女半々でした。駅からもさほど遠くなく、女性でも辛くなく通勤できる範囲です。通勤路も住宅街で、途中途中にコンビニや飲食店もあるので賑やかです。帰宅時に暗くなっても、街頭が多いので安心だと思います。食品の工場なので綺麗で当たり前かもしれませんが、ロッカーも広く綺麗でした。トイレも多く、休憩室と作業場の近くにトイレが完備されています。派遣社員として働いており、なにかあれば派遣会社にすぐ相談出来るのも魅力です。▶▶派遣社員のお仕事はこちら▶▶女性活躍中のお仕事はこちらどんな待遇だったか社員食堂はとても広く、無料でお茶も飲めます。自動販売機があり、飲み物とカップ麺などの食べ物もあります。窓際の席は、テーブルや椅子がおしゃれで景色が見えました。喫煙所も完備されていたり、ソファーもあるので休憩中はとても癒やされました。ごく稀ですが、メリーチョコレートを安く購入することが出来ます。また昼と夜に2回休憩を取れるので、とても良かったです。工場で働く魅力工場での仕事内容は機械の補助で、1人ひとり工程ごとに役割分担をされ、ある程度時間が立ったら交替していくといった内容でした。私が働いていた時期は催しの時期だったため忙しく、従業員の数も多くにぎやかでした。ちなみに作業前にラジオ体操と柔軟もします。私が所属している近くの部署は、女性が多いように思います。休憩もみんなで合わせて取れるので、一緒に休むことができ、ここで友達をつくることもできます。また体を動かすお仕事なので、健康的なところも魅力的です。▶▶食品加工に関するお仕事はこちら

数年前、当時登録していた派遣会社から、「世界的なメーカーで仕事しませんか？」と誘われ、資格も何もない私は、「やった！」と思いながら、勤務することにしました。その時の仕事内容と感想をお話しします。▶▶未経験・初心者歓迎のお仕事はこちら寮暮らしの感想『すべて揃っていてよかったです』寮での暮らしを「息苦しい」、「肩身の狭い思いをする」と想像する人も多いと思いますが、実際は派遣会社が民間アパートを法人契約で借り入れた、普通の賃貸（１Ｋ・風呂、トイレ別）で、生活家電一式付き、駐車場付き、レンタルの布団無料貸し出しもあったので、不自由なく生活できました。住民票も移せます。ちなみに私の場合は、寮費と光熱費合わせて4万5千円でした。▶▶寮付きのお仕事はこちら工場で働く大変さ、やりがい『かなりきつかった』ブリヂストンといえばタイヤがメインです。3交替勤務で、5日出勤2日休み、ローテーション入れ替わってまた5日勤務なので、昼夜の感覚がなれるまではわからなくなります。安全教育はしっかりしていて、毎月、消火訓練もあります。私の持ち場は工場内で一番大変な「精錬工程」生ゴム・天然ゴムを練って板状にする工程で、「ベロだし」といって、リフトで運んできた板状のゴムロールを機械の爪にかける作業と天然ゴムを計量する作業を受け持ちました。誰にでもできる簡単な作業です。場内環境は摩擦熱でゴムを練り込むので、相当暑く、夏場になると気温５０度以上になります。その上大きな機械でとてもうるさく、また、カーボンを添加するので、臭いし、毎日真っ黒になります。だから、製錬工程だけ仕事終わりに、専用の風呂に入れて作業服を洗濯してくれます。仕事はとても単純作業でした。ただ、交代制で深夜手当もつくし、残業は５分単位なので、ぼちぼち給料をもらうことは可能ですし、重量物ばかりなので、体力と筋力はアップします。▶▶自動車・部品・バイクのお仕事はこちら職場の人間関係『様々な人がいる』主任、課長レベルの方は物静かで、しっかりと話を聞いてくれて、対応も早いのですが、全ての社員さんがそうではありませんでした。

今から約17年前、エスティーエルシーディーと言う、ソニーと豊田自動織機が合同で立ち上げた会社に入社しました。本拠地は、愛知県知多郡東浦町になります。仕事の内容は、携帯電話やカーナビの液晶部分の製造をしていました。▶▶半導体・電子に関するお仕事はこちら「工場で働く大変さ、やりがい」”仕事は、黙々と”まず、自分が工場で働こうと思った理由の一つが、休日がしっかりしていると思ったからです。高校を卒業したての自分には、とりあえず就職という気持ちしかなかったので、特に仕事内容で選んだつもりはありませんでした。入社して１日だけ研修で、2日目からは普通に工場内で働くという感じでした。働くといっても、仕事内容は、液晶にキズなどないかをひたすらチェックし続ける、ライン作業でした。自分のグループは、3人1組でやる現場でした。一番最初の人が、液晶を軽くチェックしてラインに乗せる。次の人が、キズなどないか、目視でしっかり見る。最後の人が、最終チェックをして次の工程の場所に回すといった流れでした。大変さといえば、毎日同じことをやり続ける忍耐力をつけることです。１日の時間が経つのが、本当に長かったです。与えられた仕事をただただやるだけです。「働いて良かったこと、悪かったこと」 ”安定と不安”働いて良かったといえば、大手企業同士なので、安定感はあります。まわりにも羨ましがられた記憶がありますが、現在豊田自動織機は、液晶事業から撤退してしまったため、以前までの安定感はなくなったかもしれません。どんな、大手でも絶対はないということです。「休日の過ごし方」”土日休みの友人とはなかなか遊べない”自分の現場は4勤2休制でしたので、土日休みになることはあまりありません。だから当時はなかなか友達と休みの予定が合わず、一人で休日を過ごすことが多かったです。▶▶土日休みのお仕事はこちら「年収や給料」”残業あっての工場”年収は、やはり大手だけあって安定するイメージがあります。月収は、高卒だとよくても20万ぐらいでした。ただ、ボーナスはそれなりにもらえました。高卒でも年2回のボーナスで1回50万近く貰えました。しかし、工場勤務で稼ぐなら、やはり残業と夜勤が付き物です。残業が多くあった月は、月収40万ぐらいありましたが、今はなかなか残業もできない時代なので、工場勤務でも難しいです。「職場の人間関係」”入れ替わりの激しさ”自分が働いていた現場は、比較的若い年齢の男女が働いていたので、楽しく働けていました。やはり長く勤めるには、人間関係が一番大事なのかなって思っています。自分もそうでしたが、現場のラインに入っている従業員は、ほとんどが契約社員もしくは派遣社員だったと思います。だから、早い人は1週間もしないうちに辞めてしまっていました。人間関係を築く前に人が入れ替わるので、なかなか仲良くまでなれる人はいませんでした。「女性でも安心して働けるか」”男女誰でも安心です”女性からしてみたら、工場はキツそうで、男性向きのイメージがあるかもしれませんが、自分が働いていた現場は、男女比は5:5ぐらいでした。正直、重たい物を持つといった作業もありませんし、現場は完全クリーンルームになっているため、年中23度に温度設定してありました。作業着も、目しか見えない作業着なので、正直女性なのかもわからない時があります。仕事自体は、誰でもできるような仕事でした。▶▶女性活躍中のお仕事はこちら「工場で働く魅力」”やはり食堂です”工場で働いていて、何が一番楽しみかといったら、やはりご飯です。企業によって食堂の形式は違うと思いますが、自分が働いていた工場の食堂は、好きなものを好きなだけ取ってレジに向かう、ビュッフェスタイルでした。しかも、格安なのでかなり助かりました。現金ではなく給料から天引きになるので、払っている感覚がなくなってしまうのが悪い点かもしれませんが、自分で気をつけるしかないです。最後に最終的には、私は工場を辞めてしまいました。原因は、単純に向いてなかったからです。仕事は、やり甲斐あってのものだと、工場勤務を経験してよくわかりました。それがわかっただけでも、かなりの成長だと自分は思っています。工場とは、自分の精神を鍛え、将来をじっくり考えるには最適な場所だと思いました。

就業のきっかけ今から約10年前の11月平日1日間、18時から21時頃まで、派遣社員として就業させて頂きました。業務内容は、清涼飲料などの製造及び販売です。当時、転職活動を行っていました。実家から前社の勤務先まで電車通勤をしていたので定期券が残っていたこと、午前中に就職活動後夕方から就業出来ると思ったからです。就業して良かったこと今回転職活動中に派遣会社を通して何社かで工場勤務を経験させて頂きました。通勤距離は1時間半程かかりましたが、工場勤務の大変さや工場勤務している方達への感謝の気持ちが出てくるようになりました。就業後にホームページで商品を調べて店頭で購入すると、商品や就業先への愛着心が出てきます。私の仕事内容はライン作業で、パッケージが潰れている等、商品にならないものを外していきました。少し凹んだりしても商品になるので大丈夫と思っていましたが、社員さん達の見方は厳しく、私が大丈夫と思いラインに通した中でも不備が出てきました。経験不足だと思いました。食品工場で勤務する事は、就業時に携わった商品を見ること、購入するといった形になることがやりがいだと思います。▶▶食品・飲料に関するお仕事はこちら就業して大変だったこと最寄り駅の名鉄河和線高横須賀駅は地図上徒歩18分となっていますが、派遣会社の担当者から頂いた地図を見ながら就業先まで歩いていきましたが、就業先付近に来ているのに迷ってしまいました。17時過ぎに最寄り駅に到着して余裕を持っていたつもりでしたが甘かったです。就業時間には間に合いましたが、土地勘が無いのであれば地図を何度も見る、携派遣会社の担当者にわかるまで聞く事が足りなかったです。21時過ぎに終業すると周りは暗く駅に到着するか不安でしたが、一緒に就業した方と帰る事で駅に着いて帰る事ができました。土地勘の無いところで就業させて頂く時は、今回の反省点を活かしていく様にしたいと思います。▶▶派遣社員のお仕事はこちら▶▶車通勤OKのお仕事はこちら