まず、私が皆さんの念頭に置いておいてほしいことは、最初の2週間を乗り切れば飲料工場は気楽になれるということです。

ライン作業の魅力

私がライン作業の工場勤務を選んだ理由は、一定のスピードで常に仕事を行えば誰にも文句を言われないという点にあります。時給制で日当が決まるので、最初に派遣社員として勤務開始すれば工場のライン作業に慣れつつ仕事を覚えることが可能です。後から希望することで直接雇用のアルバイトへの切り替えや優秀ならば契約社員への昇格の道が残されている点も侮れません。実際に最初に派遣社員として働き始めたということや、時給が群馬県渋川市では高い1,100円だったということもあり、12時間勤務の交代制という点も苦になりませんでした。ライン作業といっても飲料を缶またはペットボトルへ充填するマシンに必要な部材を供給する役割ですから、最初はペットボトルのキャップ補充係からでした。慣れてくるとエラーで弾かれたNG品の充填済みペットボトルを指定場所まで運搬する仕事となり、基本的にトラブルが発生しない限りは極端な忙しさはありません


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女性でも安心

なぜかというと個人の適性に合わせてポジション割り振りがあるからです。例えば、男性は運搬作業が多いですが、女性は充填済み飲料に不純物が含まれていないかチェックする検査部門への配属となるので、重い運搬作業を行いません。男性の中でも体力に合わせてその日の生産品と人材に合わせてボジションを割り振られます。難易度が高い作業工程は、最初からこの道何年というベテラン契約社員と正社員が担当するので、熟練度合いが低くても問題ない作業を派遣社員が担当する仕組みです。女性が行う検査部門は、高速に流れてくる飲料に異物混入の影が無いかチェックする工程ですが、機械で基本的にはエラー品を自動的に弾くことになるので、実際にはエラーが発生して数秒間止まっている間に該当するボトルと前後2本ずつをラインから外すだけです。


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ライン作業の特徴・注意点など

飲料工場のボトリング作業は、ライン作業の中でも機械が自動的に行う部分が多いので、作業内容を理解した上で手順さえ覚えてしまえば大変ではありません。ロット生産を行うので、1日に何回も流れてくる飲料の種類が変わります。クリーンルーム内で作業を行うので、基本的に通勤時の服装は自由となっていてクリーン服内部に着用する衣類だけは全ての金属を外す必要があります。また、異物混入の原因となるピアスやネックレスといったものは全て禁止されています。

入社時点でチェックが入るので2週間程度かけて最初に一通りのことさえ覚えてしまえば次の作業が分かるので楽です。季節ごとに生産量にバラツキが出やすいものの、実際には年間を通して稼働し続けているので、ライン作業を行っていると違いが分かりません。清潔を第一に働けるからこそ、必要最低限以外の交流を周囲の作業員と持つ必要が無く、作業マニュアル通りに行えば少し暑い程度で比較的快適に仕事が出来ます


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勤務した会社:ジェーシーボトリング株式会社 渋川工場

口コミ提供者:30代男性

口コミ提供日:2021/9/22