工場で働く大変さ、やりがい

現在は会社名がジャパンセミコンダクターに変わっていますが、数年前の同工場でのことになります。

プロセス技術に従事しており、工程毎に組織化されそのひとつを数人のグループで担当しておりました。新しいプロセス、追加されたプロセス、改善プロセスがあればリリースするための評価、評価するにも現場の生産に支障ないように段取りし現場に周知、理解を得る業務。

日々の安定稼働、トラブル、定例会、対外対応(業者、メーカ)などやることは多く、現場はトラブルやプロセスの運用については権限がなく、我々プロセス技術にありその中でも役職をもたない立場の者に連絡がきて指示を出すことが断続的にありました。

24時間稼働で交代勤務のため、土日や休んでいるときも緊急や不明な点があると、携帯電話に連絡がきて指示をださないといけません。

どうしても自分一人で判断できない案件もありそんなときには上司にお伺いその内容を指示しなければいかず、責任は重く権限のなさに疑問に思うことがよくありました。


そんな重責の業務ができることはやりがいでもありましたが、ストレスでもありました。


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工場で働いて良かったこと、悪かったこと

なんといっても最先端工場で従事できることが良いところです。

こんな装置・設備があるのか、こんなプロセスもあるのかと感動することがありました。

開発に携わっているような技術者は製造現場の技術者と違い、知識がすごくどんな問題でも解決するだけのスキルを持っていました。

そんなところにも感動しそんなすごい方と仕事ができたことも良かったです。

現場の交替勤務であれば決まった時間がきたらどんなに仕事が終わらなくとも引き継げば帰れますがプロセス技術はそうはいきません。長時間労働、ストレスが一番、大変きついことでした。交替勤務であればそこまでではないです。


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職場の人間関係

従業員が多いのでいろいろな人がいました。

現場の人間関係はどこでも同じだと思いますが、職場内で派閥ができます。しかし、そこまで悪くなかったと思います。