引越しして社員寮に住むことになった方や、社員寮が付いた仕事への転職を検討している方など…社員寮での暮らしを想像されている方はいらっしゃるかと思いますが、「実のところどうなのかな」と不安な気持ちを抱えていませんか?今回はそのような方々に向けて、社員寮の間取り例と特徴について詳しくご紹介します。内見時のチェックポイントについても説明していくので、ぜひ参考にしてみてください。

社員寮の間取りと特徴について

社員寮にはどんな間取りや特徴があるのか、これから見ていきます。

ワンルーム寮の場合

ワンルーム寮は一般的なアパートやマンションと同じ構造です。完全個室なので、他の人と共有して使うのは玄関の外の廊下やエントランスくらい。生活に必要な機器を共用することは基本的にありません。

広さは5〜10畳ほどとなっていて、1つの部屋にキッチン、洗面所、バス、トイレが一般的に備え付けられています。ユニットバスや独立洗面台、脱衣所などの設備の仕様は寮によって様々なようです。

借り上げ社宅はワンルームであることが多いですが、企業が保有している寮でもワンルームタイプのことがまれにあります。

集合寮(個室)の場合

個室タイプの集合寮の場合、トイレや大浴場、洗濯機、食堂などが共用で、個室がそれぞれ設けられています。ちなみに自社寮やメーカー寮のほとんどがこのタイプの寮です。

広さは4畳半〜7畳ほどで、寮によっては談笑スペースやトレーニングジムなどが備わっている場合があります。

集合寮(シェア)の場合

集合寮のルームシェアタイプの間取りは2LDK、3LDKなどが挙げられます。例えば2LDKの部屋に2人で住んだり、3LDKの部屋に3人で住むようです。鍵付きの個室はそれぞれありますが、基本的に2、3人で生活し、玄関スペースや水回りは共有することになります。食堂や大浴場が備わっている場合もあるようです。

内見時のチェックポイント

社員寮は建物が決まっていることが多く、借り上げ社宅のような形式でない限りは住む場所を選ぶことはできません。ただ、できるだけ住み始めてから困らないように、内見で事前に確認しておくべきポイントをご紹介します。

充分な広さはあるか

生活する上で不便にならない広さがあるかチェックしておきましょう。持ち込みたい家具があれば、サイズを把握しておくことをおすすめします。きちんとチェックしておけば、狭すぎて通路を確保できなかったり、必要な物が置けないという事態を防げます。

設備面に問題ないか

いくら内装が綺麗でも設備に不備がある寮だと、安全性と快適性の両面で不安が残ります。例えばインターホンを押して正常に反応するか、窓やドアは開け閉めしやすいか、汚れやカビなどがないかを確認しておくと安心です。設備で不安な点がある場合は、会社の総務部などに相談するのも手ですね。

周辺環境は不便でないか

寮内だけでなく、外の環境も大事です。周辺にスーパーやコンビニ、銀行、病院などがあるかどうかも確認しておきましょう。生活に便利な場所だと、何かあった時も心配せず快適に暮らせますし、周辺設備荷余り頼れなさそうな場合は、ネットスーパーなどの手段も検討しましょう。

社員寮のメリット

社員寮に住むコツや住む前のチェックポイントなどについてご紹介してきました。次は、社員寮に住むことにそもそもどんなメリットがあるのか、詳しく説明していきます。

生活固定費を抑えることができる

会社にもよりますが社員寮の場合、寮費が無料だったり、寮費の補助があったりして毎月かかる固定費を抑えることができます。節約して趣味や貯金にお金をまわしたいという方にはぴったりです。

物件探しなどの手間が省ける

寮を会社が用意してくれるため、物件探しの手間が省けるということも特長です。物件探しに悩むこともなければ、それに時間を費やす必要もないため新生活を始めやすくなります。

寮と勤務場所が近い場合が多い

工場に通勤する従業員のための寮なので、寮から勤務場所までは徒歩や自転車圏内の距離で通いやすいことが多いです。また寮と勤務場所が少し離れている場合でも、無料送迎バスがあるケースがほとんどなので、安心して通勤できます

社員同士の仲が深まる

社員寮には食堂などの共有スペースが設けられている場合があります。気軽に同じ会社の社員と交流でき、親睦を深められるので、仕事以外でも関わりを持ちたい、職場の人と話す機会がほしい方におすすめです。

最後に

今回は社員寮について詳しくご説明しました。社員寮がついたお仕事への就職を検討する際、こちらの記事が少しでもお役に立てば幸いです。こちらの記事を読んで社員寮のあるお仕事を探してみたいと思った方は、無料の会員登録から始めてみてください。理想の仕事をジョブハウス工場で見つけましょう!