新しくできた工場での仕事

ちょうど僕が勤めていた頃に新しく工場が立ち上がりました。

そして僕は、そこで部品の供給の仕事をすることになりました。

まだ誰もやったことのない仕事でしたので、一人でどれだけ回せるのかわからない状態のなか仕事が始まりました。

初めは明らかにキャパオーバーでしたが、社員の方に手伝ってもらったり、割り当てられていた量を減らしてもらったりして、何とか一人でこなせるようになりました。

体力的には大変でしたが、新しい工場の立ち上げで、まだ誰も経験したことのない仕事ができたということは、僕にとって良い経験になりました。


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じゃんけんで決められた寮暮らし

僕の勤めていた工場には、いくつか寮がありました。

工場から一番近い寮はやはり人気が高く、すぐに定員オーバーになりました。僕も近い寮を希望していましたが、じゃんけんで買った人から選べるとのことでしたが、残念ながら負けてしまいました。その為少し離れた寮になってしまいましたが、結果的にそちらの寮のほうが新しくキレイでした。

その寮で僕の人生初の一人暮らしが始まりました。

僕の暮らしていた寮にはトイレや水道などはなく、部屋にベッドがあるだけでした。冷蔵庫やテレビは少しずつ買っていき部屋を過ごしやすい空間にしていきました。

風呂、トイレ、洗濯機は共用でした。

これに関しては僕の場合は全く苦になりませんでした。

風呂は広く、まるで銭湯のようでしたので僕はお気に入りでした。朝イチは人も少なくお湯もキレイで気持ちいいお風呂タイムを満喫していました。


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優しい先輩がたくさん

僕が働いていたところは社員の方と派遣社員との関係は良好でした。

そして僕は働いていた班で一番年下だったということもありとても可愛がってもらっていました。

社員の方も、同じ派遣会社の先輩方もとても優しく指導してくれました。

食事に連れていってもらったり、飲みに連れていってもらったり、休日は一緒に買い物に出掛けたりしました。社員の班長の方に高級焼肉店に連れて行ってもらったのは今でも良い思い出です。

一番若かった、というのは大きな要因かと思いますが、人間関係は良好で、とても居心地が良かったです。

しかし、人間関係や職場の雰囲気などは配属されてからでないと分からないので、こればかりは運の要素が強いと思います。


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勤務した会社：トヨタ車体　刈谷工場

口コミ提供者：30代男性　　　　　

口コミ提供日：2019/06/25