エネルギー管理士とはどんな資格なの?
工場で働く上でいかせる資格は多数ありますが、ここではエネルギー管理士についてご紹介していきます。
エネルギー管理士はこんな資格です!
省エネの今注目されている資格です!
エネルギー管理士とは工場でのエネルギーの使用の改善や監視を行い、エネルギー使用の効率化を図るお仕事です。
石油やガスなどは限りがあり、エネルギーの無駄遣いを減らそうという動きが世界中で広まっています。
なのでエネルギー使用の効率化を考えるエネルギー管理士の需要がますます高まっていくでしょう。
その影響もありエネルギー管理士は今注目の集まる資格となっています。
エネルギー管理士を持っているとできる仕事ってなに?
エネルギー管理士を持っていると有利な仕事はこれだ!
燃料や電気消費量の多い工場は省エネ法で第一種エネルギー管理指定工場に指定されています。
このような工場のうち製造業、鉱業、電気供給業、ガス供給業、熱供給業の5種は、エネルギーの使用量に応じて1人ないし4人のエネルギー管理士を置くことが義務付けられています。
そのためこのような工場でのエネルギーの効率化を考えるお仕事が有利になります。
エネルギー管理士の仕事の給料が知りたい!
エネルギー管理士の年収は500~700万円程度が多いようです。
工場だけでなくホテルやコンビニなどの業務部門にもエネルギー管理士が必要となってきており、今後も拡大していくと考えると給料も上がっていく可能性が高いです!
絶対知っておきたい資格概要!
ここで資格試験を受ける際に知っておくべき資格試験概要についてご紹介します。
エネルギー管理士資格の取得には、国家試験による方法と認定研修による方法の二通りがあります。
国家試験による取得の流れ
①省エネルギーセンターが実施しているエネルギー管理士試験に合格する。
↓
②免状申請(実務に1年以上の従事 ※実務時期は試験を受ける前でも後でも良い)
↓
③エネルギー管理士免状の交付
国家試験
実施時期 |
毎年8月の第一日曜日 |
申し込み期間 |
5月上旬~6月上旬 |
合否発表 |
9月上旬 |
受験料 |
17,000円 |
試験形式 |
マークシート方式 |
合否基準 |
すべての科目が60%以上 |
合格率 |
20~30% |
試験時間 |
80分・110分 |
認定研修による取得
①エネルギー使用の合理化に関する実務に3年以上従事する
↓
②一般財団法人省エネルギーセンターが行うエネルギー管理研修を受講し、修了試験に合格する
↓
③経済産業大臣に申請すると、エネルギー管理士免状が交付される
認定研修
実施時期 |
12月上旬(6日間の講義と1日間の修了試験) |
申し込み期間 |
9月下旬~10月中旬 |
合格発表 |
2月下旬 |
受験料 |
70,000円 |
講義時間 |
共通分野:9時限 熱分野 :41時限 電気分野:41時限 *1時限:40分 |
試験形式 |
筆記試験(記述式) |
試験免除 |
一部の課目に合格した場合、翌年の修了試験まで合格している課目は免除となります。 |
合格率 |
60~70% |
試験時間 |
80分~110分 |
勉強方法
国家試験を受ける場合と認定研修を受ける場合のどちらも合格率は決して高くありません。
特に国家試験は合格率が20%と大変低くなっており、難易度の高い試験となっています。
試験では電気・熱の知識問題だけでなく、計算問題が多く出題されます。
ですのでエネルギー管理士試験の参考書や過去問を解くだけでなく、高校数学も勉強しておくといいでしょう。
過去問を中心に解きながらわからない範囲を参考書で勉強するのがおすすめです。
勉強時間は個人差がありますが、一般的には約半年から2年です。
根気強く勉強を続けて合格を目指しましょう!
最後に
以上で「省エネで今注目のエネルギー管理士!」についての資格記事は終わります。
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