大和ハウスは住宅業界では屈指の売上高を誇っておりその額は2兆円を超えています。社員の平均年収は840万円と日本の平均年収である420万円の2倍にもなります。
今回は、このような大和ハウスの基本的な情報から大和ハウスで働くにはどうすればよいか、皆さんにお話ししていきます。
またジョブハウス工場には大和ハウスの他にも、同じく大手企業である積水ハウスについての記事などもございますので、併せてご覧ください。
大和ハウスってどんな会社?
「大和ハウス」がどのような会社なのか、会社の基本情報基づいて説明していきます。
基本情報
・名称
大和ハウス工場株式会社
・設立
1947年(昭和22年)3月4日
・本社所在地
大阪市北区梅田3丁目3番5号
・代表者
代表取締役社長 大野 直竹
・事業内容
住宅事業、マンション事業、建築事業、流通店舗事業、環境エネルギー事業、観光事業など
・従業員数
15,725名(2017年4月1日現在)
・資本金
1,616億9,920万1,496円(2015年4月1日現在)
・売上高(2015年3月期)
単体:1兆4,709億円 連結:2兆8,107億円
・拠点数
支店:全国に49ヶ所 工場:全国に10ヶ所
以上が大和ハウスの基本情報になります。
大和ハウスの生産拠点ってどこにあるの?
大和ハウスの生産拠点は全国に10ヶ所あります。
東北工場:生産商品は、戸建住宅、集合住宅、事業用建築など
新潟工場:生産商品は、戸建住宅、集合住宅など
栃木工場:生産商品は、戸建住宅、集合住宅、事業用建築など
竜ヶ崎工場:生産商品は、戸建住宅、集合住宅など
中部工場:生産商品は、事務用建築など
三重工場:生産商品は、戸建住宅、集合住宅など
奈良工場:生産商品は、戸建住宅、集合住宅など
岡山工場:生産商品は、戸建住宅、集合住宅など
九州工場:生産商品は、戸建住宅、集合住宅、事務用建築など
大和ハウスの沿革について
次に大和ハウスの歩んできた沿革についてご紹介していきます。
1947年に奈良県奈良市で設立され、1955年に大和ハウス工業株式会社を創業されました。
住宅を普及させるために事業を始め、1959年、戦後ベビーブームが社会現象になる中、3時間で建てられるプレハブ住宅「ミゼットハウス」を販売、爆発的なヒットに繋がり、その後の事業の拡大を加速させました。
また経営を多角化していき、注文住宅、分譲住宅、賃貸住宅事業以外にも、リフォーム事業や流通店舗事業、観光事業などの事業展開をしました。
それに伴い多くのグループ会社が建設され、組織として、更に拡大する要因となります。
また、国内事業だけでなく海外にも事業を展開しており、中国を中心として、台湾やベトナム、オーストラリア及びアメリカにて賃貸住宅の開発や、現地不動産開発企業との共同開発やホテルの運営、他にも様々な事業を展開しています。そして現在の大和ハウスにいたります。
大和ハウスではどのような事業を行っているの?
上記の基本情報でも触れましたが、大和ハウスが行っている事業について、それぞれ詳しく見ていきます。
住宅事業
1959年に販売されたプレハブ住宅の「ミゼットハウス」が住宅業界に大きな影響を与え、ハウスメーカーとしてリーディングカンパニーに上り詰めるきっかけになりました。
それから半世紀にわたって家づくりの技術を磨きながら、現在でも多くの鉄骨・木造の戸建住宅を展開しています。
最近では2006年に販売された外張り断熱の戸建住宅、「ジーヴォ」シリーズを中心に販売しています。
賃貸住宅事業
大和ハウスの賃貸住宅はブランド名「D-room(ディールーム)」で全国展開しております。賃貸住宅の累積供給戸数が約98万戸にも及んでいます。
また最近では防犯設備が整っている賃貸住宅を販売するなど、お客様のニーズを日々考えながら開発を行っております。
マンション事業
大和ハウスのマンションはブランド名「プレミスト」で全国展開しております。
ハウスメーカーとしてのノウハウを活かし、多くのお客様のニーズに応えるべく、基本性能や安全性、快適さなど様々な価値を追求し日々開発しています。
建築事業
建築事業は創業当初から継続している事業であり、法人の企業様を対象として食品製造施設や物流施設、医療介護施設などの建築を行っております。
流通店舗事業
大和ハウスの土地有効活用システムとして、不動産を有効活用しようと考えている土地の保有者様とビジネス展開を考えているテナント企業様の双方のニーズをマッチングさせるものとして「ロックシステム」というサービスを展開しています。
具体的には、事業計画の提案から、建物の設計、施工までの全てをプロデュースするシステムになっております。その結果新たなビジネスが生み出され、地域の活性化などに繋がっていきます
他にも太陽光発電システムなどを提供する環境エネルギー事業や、生活の一部にロボットを取り入れるロボット事業などがあります。
大和ハウスの今後の展望
大和ハウスの事業の特徴について理解していただいたところで、次に大和ハウスの今後の展望について説明していきます。
海外展開について
住宅業界で初めて売上高2億円を達成した企業グループの大和ハウスでありますが、海外展開については、以前から行っております。
全世界で15ヶ国もの国で拠点があり、代表的な建設事業や不動産開発事業に加えて、レンタル工場事業や商業施設事業などの事業展開も行っております。
最近ではアメリカの住宅会社の買収を260億円以上の費用を支払うなど、海外展開の積極的な姿勢が見受けられます。
今後は、事業を特に絞ることなく様々な事業を海外に展開していく意向を示していることもあり、今後の動向に目が離せない状況と言えます。
住宅以外の事業について
ハウスメーカーのリーディングカンパニーである大和ハウスでは、事業の中心となる住宅事業が行き詰まることなく成長していることを前提としながら様々な事業を展開しております。
観光事業や流通拠点事業、環境エネルギー事業などがあげられますが、最近ではロボット事業などを手掛けており、事業の多角化が起こっています。
時代のトレンドを見ながら様々な事業を手掛けているため今後の動向が非常に注目されます。
このように大和ハウスでは海外事業、新規事業共に積極性があり、今後が非常に楽しみな企業です。
最後に
ジョブハウス工場にはこんな記事も!
《ジョブハウス工場》には今回紹介した大和ハウスだけでなく他の建築・住宅業界の企業の記事も掲載しています。
また、建築・住宅業界の記事は勿論のこと化学・石油化学業界や食品・飲料業界などについての記事もございます。この機会に各業界の知識を付けて自分が働きたい業界を探してみましょう。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。