東京無線組合は国内最大の無線グループです。東京都にはタクシーの求人や企業が多数存在しますが、無線グループとは各タクシー会社が加盟している共同の組合を指します。無線の許可を得るためには400台以上のタクシーを保有していることが条件ですが、ほとんどの会社は400台を保有していないので無線の許可を得るために協同組合を作ったのが始まりです。
東京無線協同組合の概要
所在地
東京都新宿区百人町2丁目18番12号
沿革
1961年に、複数のタクシー会社が集まって東京城西旅客自動車事業協同組合を設立し、タクシー無線用許可を得たのが東京無線協同組合の始まりです。
その後50年以上にわたって存続し続け、現在では保有するタクシーが4000台以上と、国内最大規模を誇っています。
加盟会社
2017年6月時点で東京無線協同組合に所属する組合会社数は50社以上です。高円寺交通株式会社、光洋自動車株式会社、国産自動車交通株式会社、さがみ交通株式会社、三幸交通株式会社、昭和自動車株式会社、新日本交通株式会社などといった企業が加盟しています。
教育について
安全・快適な輸送のために乗務員教育と街頭での乗務員指導を行っています。 東京無線タクシーの教育センターは東京都から職業訓練校としての認定を受けております。
ジョブハウスドライバーにはタクシードライバーに必要な資格に関するコラムもあります。興味のある方はぜひこちらもご覧ください。
東京無線協同組合のサービス
上流乗務員資格制度
上流乗務員制度(タワーリーダー)というものを取り入れていて、黒塗りのタクシー車両に乗る乗務員はこの資格を取得しています。タワーリーダーは一定水準満たした人のみが受験できる独自の地理試験に合格する必要があります。
タワーリーダーはタクシー乗務員全体のうち10%ほどしかなれない難易度の高いものであり、この資格を有した黒塗りの車両では最高品質のサービスを提供することができます。
自動配車システム
一度配車の依頼をもらったら、コンピューターに登録をすることで、次回以降自動で配車をすることができます。このことにより、2回目以降の配車の手間が省け、お客様からの満足度も高いです。東京23区と三鷹市、武蔵野市で利用可能となっています。
東京無線グループの専用乗り場
東京警察病院、日本赤十字医療センター、公立学校共済組合関東中央病院、荻窪病院、立正佼成病院、浴風会病院、中野セントラルパークサウス、ホテルグレイスリー新宿といった施設には東京無線協同組合の専用乗り場があります。そのため、通常の流し・配車以外にもお客様を見つけやすいようになっています。
タクシー求人に応募する際に
タクシー求人に応募する際は、その企業が東京無線協同組合に加盟しているかということを確かめると良いでしょう。東京無線協同組合に加盟していることはタクシー企業にとって様々なメリットがあり、特に重要なメリットとしては、タクシーの配車が増えることが挙げられます。
特にドライバー経験のない方には、未経験歓迎のタクシー求人がおすすめです。
東京無線協同組合の今後の展望
2017年4月より大和自動車とのスマートフォン向け相互利用サービスとタクシーチケットの統合を行いました。これらの統合により、従来のお客様が2社合計6000台以上のタクシーを利用できるようになりました。今後もこのスケールメリットを生かして、よりお客様に選ばれるタクシー会社になっていくと考えられます。
最後に
《加盟タクシー企業50社以上!東京無線協同組合についてご紹介します》は以上になります!
ジョブハウスドライバーには他にもタクシーの求人がございますので、じっくり比較してご自分の希望に合った求人を探してみるのもいいかもしれません。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!