山梨県、静岡県東部をお膝元にし、富士急行線や富士急ハイランドを運営する富士急行株式会社。今回は観光バス事業を行っている、富士急行観光株式会社について紹介します。

富士急行観光株式会社ってどんな会社?
まず初めに富士急行観光株式会社がどのような会社でどのような歴史をたどってきたのか、どのような事業を扱っているのかについて説明していきます。
会社の基本情報をしりたい!
では、最初に富士急行観光株式会社がどのような会社なのかを会社の基本情報を基に紹介していきます。
・名称
富士急行観光株式会社
・グループ会社
親会社:富士急行株式会社
子会社(富士急グループ):富士エクスプレス、ホテル富士急株式会社、富士急トラベル、富士急リゾートアメニティー 他
・設立年月日
1948年(昭和23年)10月25日
・代表者
代表取締役社長 茂木一郎
・資本金
1億円
・売上高
15億7,800万円(2016年3月)
・売上高推移
2012年3月:12億0,500万円
2013年3月:13億1,300万円
2014年3月:13億3,600万円
2015年3月:14億6,400万円
2016年3月:15億7,800万円
・事業内容
一般貸切旅客自動車運送事業(貸切観光バス事業)、一般乗合旅客自動車運送事業(高速バス事業)、特定旅客自動車運送事業(バス・タクシー業務)、旅行業、不動産賃貸業
・安全性評価
日本バス協会による「貸切バス事業者安全性評価認定制度」において安全性三ツ星認定
・株主構成
鉄道、バス事業をはじめ、富士急ハイランドなどのレジャー・サービス事業を展開する富士急行株式会社100%出資会社
・従業員数
125名(男性:95名/ 女性:30名)
・保有車両
東京営業所:30台
埼玉営業所:30台
・車両設備
全車両無料Wi-Fiサービス完備
・本社住所
東京都江戸川区本一色2-24-26
・事業所
東京事業所:東京都江戸川区本一色2-24-26
埼玉事業所:埼玉県さいたま市岩槻区加倉9-2
以上が富士急行観光株式会社の基本情報になります。
富士急行観光株式会社の歴史について
次に富士急行観光株式会社がどのような歴史をたどってきたかについて紹介していきます。
1948年:平和観光株式会社設立
1951年:平和観光自動車株式会社に社名変更、貸切観光バス業を主たる業務とする
1954年:事業区域を最多目検南部および東京都東地区とする
1960年:富士急行株式会社が経営受託
1961年:富士急行観光株式会社に社名変更、富士急行グループ会社として位置づけられる
1993年:埼玉営業所を新設
1995年:有働産業の開始
2007年:本社を江戸川区本一色に移転
2015年:日本バス協会による「貸切バス事業者安全性評価認定制度」で三ツ星を獲得
富士急行観光株式会社の事業内容について
次に富士急行観光株式会社の事業内容について詳しく紹介していきます。基本情報の欄でも紹介したように、富士急行観光株式会社は様々な事業を行っています。ここでは前述した事業について簡単に説明していきます。
貸切観光バス事業について
富士急行観光株式会社の貸切観光バスは3種類用意され、それぞれお客様の人数やニーズに合ったバスを提供しています。
具体的には定員60人と53人の大型バス車両が2つ、定員28人の中型バス車両が1つ用意されています。
高速バス事業について
現在、富士急行観光株式会社では東京駅八重洲口・東京ドームホテルから、富士山、富士急ハイランド、河口湖・山中湖などの、静岡・山梨方面へ向けた高速バスを運行しています。
運行本数も充実していて、1時間に1~2本ほどあり、時間も最短110分ととても短いことから利用者はとても多いです。
次に富士急行観光株式会社がグループ会社と連携した業務を行っているものを紹介していきます。
旅行業について
旅行業についてですが、富士急グループにおける旅行業は富士急行観光株式会社が行っているわけではなく、同じくグループ会社の富士急トラベルが行っています。
取り扱っているツアーは幅広く、国内の日帰り旅行や観劇ツアーから、アジア・ヨーロッパへむけた海外旅行など様々です。
バス・タクシー業務について
バス・タクシー業務についてですが、これらの業務も旅行業同様、富士急グループのグループ会社が行っています。
タクシー業務は主に山梨県・静岡県市内において行われています。一方バス事業についてですが、山梨県・静岡県・東京都・神奈川県内における、貸切バス・高速バス・乗合バス事業を行っています。
不動産賃貸業について
不動産賃貸業に関しても上記の2つ同様、グループ会社が手がけています。
業務内容はおもに別荘地の管理、不動産売買、仲介、メンテナスなど別荘地の価格向上のためのサービスを行っています。
富士急行観光株式会の1日を流れが知りたい!
次に富士急行観光株式会におけるバス運転士の1日仕事内容について紹介します。大型車、観光バス業務の場合はバスガイドの方と一緒に業務を行うことが多いです。
7:30
出勤~出発前準備
8:00
車庫から出庫
8:30
配車場所(乗車場所)に到着
9:00
安全運転を心がけ目的地に向けて出発
12:00
目的地到着
17:00
車庫に帰着後に帰着後業務
17:40
終業
以上がバス運転手の1日の流れになっています。業務内容が変動することがありますが、参考にしてみてください。
富士急行観光株式会社の応募要項、労働条件について
次に応募要項・労働条件について紹介していきます。
応募要項について
まずバスドライバーの応募要項についてまとめていきます。
一番気にされる大型バスの運転経験の有無についてですが、未経験でも就職OKです。また第二種免許を取得しておらず、第一種免許のみ保持している方のための養成制度もあります。
学歴・年齢はともに不問で雇用形態は契約社員、勤務地は東京営業所または埼玉営業所です。
現在募集している具体的な職種は高速バス運転士と観光バス運転士の2つで、入社試験についてですが筆記試験・実技試験・面接での選考となっています。
労働条件について
次に労働条件にいて紹介していきます。富士急行観光株式会社の労働条件は以下のようになっています。
・実労働時間:7時間30分(休憩時間1時間30分)
・時間外労働:月平均30時間
・休日:月平均7~8日(年間90日)
・給与:月収25万以上(基本給15万円+諸手当)
【年収例】:410万円(入社2年目/ 契約社員)
【月収例】:27万~39万
福利厚生について
最後に福利厚生面について紹介します。富士急行観光株式会社の福利厚生は以下のようになっています。
・社会保険加入(雇用・労災・健康・厚生年金)
・諸研修制度あり(安全・運転技術 他)
・通勤手当支給(規定有)
・制服貸与
・車通勤OK
・個室社員寮完備(単身用/ 江東区のみ)
・富士急グループ施設優待券配布(年2回)
・大型2種免許取得養成制度あり
・正社員登録制度あり
・賞与 年2回
・昇給 年1回
・諸手当あり(家族・無事故・住宅・時間外・深夜作業 他)
最後に
以上で「富士急行観光株式会社」の概要と採用制度についての説明は終わりますが、《ジョブハウスドライバー》では路線バスドライバーの求人の他、高速バス、観光バスドライバーといった様々な求人記事や特集記事もあるので是非そちらをご覧になってみてください。
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