ジョブハウスでは軽作業・未経験でも活躍できる仕事探しの支援をさせていただいておりますが、一般的な仕事探しの選択肢として「ハローワーク」で仕事を探すというのがあります。
ハローワークは、正式名称を「公共職業安定所」通称「職安」と呼ばれるところです。お仕事を探す以外にも、給付金の申請をしたり、職業訓練の申込をしたりと、様々なサービスを受けることができます。
詳しく知りたい方はこちらのコラムも参考にしてみてください。
こちらのコラムでは、ハローワークでお仕事を探し、「この求人に応募したい」と思ったときに必要なものや、応募の流れをまとめました。ハローワークの利用を考えている方はぜひチェックしてみてください。
求人応募の流れ
ハローワークへの登録を済ませてから応募を
ハローワークで仕事を探すにはまず、「ハローワークカード」が必要です。窓口で登録してから仕事を探しましょう。
ですが、登録には1~2時間かかるということを頭に入れておきましょう。
「ハローワークカード」を受け取ったら早速、仕事を探し始めます。
ハローワークの登録方法に関するコラムに、登録方法はより詳しく載っているので確認してみてください!
ハローワークでの応募の流れ
①応募したい求人の求人票をプリントアウト |
②窓口に求人票とハローワークカードを提出 |
③その場で職員の方が企業に電話・面接日決定 |
④紹介状の受け取り |
⑤紹介状や必要な書類を郵送または持参して面接へ |
求人票とは?
「求人票」とは、その名の通り、求人の情報が載っている票です。
就業場所や仕事内容、賃金などが記載されています。
下記のワンポイントアドバイス 求人票の見方で、詳しく解説します。
紹介状とは?
「紹介状」とは、求人に申し込むとハロワから発行してもらえるもので、受ける会社の選考の仕方や面接の予定日などの情報が載っています。
また、会社側が本人確認の書類としても使うこともあります。
複数応募もできる
ハローワークでは、3~5社程度なら複数応募ができるので、気になった企業がいくつかあれば応募してみましょう。転職活動において複数応募を行うことは当たり前のことなので心配することありません。
しかし、場所によっては発行してもらえる紹介状の枚数が制限されているので注意が必要です。
求人応募に必要なモノ
必要なモノはハローワークカードと求人票
(引用元:ハローワーク利用案内)
ハローワークカードを持っていれば誰でも求人に応募することが可能です。そこに、利用者の方の情報がのっているので特に履歴書などを用意する必要はありません。
求人票はハローワークでプリントアウトすることができるので安心してください。
印鑑や身分証明書は持っていなくても大丈夫です。
「ハローワークカード」と求人票」の2つさえあれば応募することができます。
▼ワンポイントアドバイス 求人票の見方▼
ここでは東京ハローワークが提供している求人票をもとに基本的な見方について説明していきます。主要な内容を以下のように表をまとめました。
(引用元:ハローワークインターネットサービス)
番号 | 番号 | 備考 |
---|---|---|
④ | 仕事内容 | その求人企業の具体的な仕事内容が書いてあります |
⑤ | 雇用形態 | 正社員、正社員以外(契約社員、委託社員等)、常用型派遣労働者、登録型派遣労働者の4種類で表示されています。 |
⑥ | 雇用期間 | 前もって雇用される期間が決められている求人があります。 |
⑨ | 賃金 | 上のa欄が基本給、b欄は手当等が書かれています。 |
⑬ | 休日 | 休日になる曜日が決まっているものについてはその曜日が表示されています。 |
ここでは求職者の方々が特に気になるであろう仕事内容や雇用形態、給料面について説明しました。
求人票は地域ごと、事業所ごとによって書式が多少異なる場合がありますので、詳しくはお近くのハローワークの窓口で聞いてみるのが確実です。
「求人票が見づらい・難しい」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
仕事内容や賃金などを一覧で探したい、という意味では、スマートフォンに特化している求人媒体などに軍配があがります。
応募後は履歴書・職務経歴書などが必要
書類選考がある場合は、履歴書や職務履歴書を企業に送る必要があります。直接面接するという場合も、「履歴書を持ってきてください」と言われることがあります。
まれに求人を紹介してもらったその日の面接に呼ばれることがあるので、記入した履歴書を持っていてもいいですね。
◆不安な時はすぐに相談◆
もし、求人内容や履歴書、職務履歴書を書くときに不安なところがあればハローワークの職員の方に見てもらうと安心ですね。困ったことなどは早め早めに相談して解決しましょう。
ジョブハウスでは、履歴書の書き方について詳しく紹介しているコラムや、ハローワークの登録方法や持ち物に関するコラムも掲載しているのであわせてご覧ください。
また、専属のキャリアコンサルタントに無料で相談することもできます。
お仕事探しと合わせて活用してみてください。
あれ?企業からスカウトが来た!
ハローワークに登録してると企業側からスカウトされる場合があります。どうしたらスカウトが来るのでしょうか?
情報を公開してみよう
ハローワークカードで「情報を公開する」にチェックしておくと、企業側が求職者の方の情報を見れるようになります。
そこで企業の方の目に留まったら、企業側からスカウトしてくれる場合があります。
採用率が高い⁈スカウトからの応募
企業側がスカウトをしてきたということは、求職者の方のスキルや経験が目に止まったという場合が多いです。
つまり、自分で探した求人よりも採用率が高いということです!
スカウトを受けた企業の求人票は自宅に届きます。もちろん個人情報はハローワークに守られているので心配いりません。
スカウトされたらどうすればよい?
スカウトされたら、応じる場合も辞退する場合も早めに対応しましょう。
応じる場合はハローワークに連絡して、スカウトされたことを伝えると職員が企業側に連絡を取り面接日時などを決めてくれます。
求人条件が自分の希望合わない場合は、断ってもOKです。
もし、企業の求人情報などで不安に思ったことがあればハローワークの職員の方に相談してみましょう。
ハローワークの求人応募の疑問あれこれ
応募してから連絡来ない時は、どうしたらいい?
面接が終了後に、企業から連絡が来ない場合は不安になりますね。企業側も忙しい時期があるので、すぐに求職者の方に連絡することが出来ない場合があります。
なので、1週間くらいは不安に思わずに待ってみてください。「それでも不安だ」という方は、ハローワークの職員や担当者に相談してみてくださいね。
逆に、10日以上待っても企業から連絡が来ないという場合は直接電話して確認してみてください。
面接を辞退することは可能ですが、必ずハローワークにそのことを連絡しましょう。また、あまりに辞退の回数が多いと紹介状を発行してもらいづらくなります。
きちんと自分にその仕事があっているのか確認したうえで、紹介状を発行してもらいましょう。
場合によっては、求職者の方自身で企業の方に連絡しなくてはならない場合がありますが、それはハローワークの職員の方の判断にしたがってください。
採用を辞退したいときどこに連絡する?
採用された後に、辞退したい場合は内定先の企業とハローワークの両方に電話しましょう。きちんと連絡して、理由を説明することが重要です。
また、複数応募をしていて、1つの企業に入社が決まった後に他企業の選考を辞退する場合は、まずハローワークに電話をして辞退したいという旨を伝えましょう。
その後、ハローワーク側の判断に従って、企業側に直接連絡が必要な場合はすみやかに連絡する必要があります。
最後に
以上で「ハローワーク初心者はこれだけ見れば求人への応募方法がわかる!」のコラムは終わります。
相談したいことがあったらジョブハウスにご相談下さい!
「ハローワークを利用してみたけれど、希望にある求人がなかった」
「そもそもハローワークの使い方がよくわからない」
という方は、ぜひジョブハウスに相談してください。
専門のキャリアアドバイザーが、求職者の方の転職、就職活動を全面的にサポートします。
希望にあった仕事探しはもちろん、面接対策や履歴書の添削もいたします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
