「寮生活をすることになったけど、何を準備すればいいかわからない…」これから寮で新生活を始める人のなかには、そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?この記事では、その悩みを解消すべく入寮前にチェックすべきポイントや、社員寮に必要なもの、不要なものについて解説していきます。万全の準備で寮暮らしを始められるよう、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

社員寮とは?

社員寮とは、主に自宅から遠くて通えない人を対象に会社が従業員に提供する住居のことです。なかには寮費、水道光熱費が無料の寮も珍しくありません。固定費を大幅に抑えて浮いた分を貯金に回せることから、寮目的で仕事を探す人もいるようです。ではそんな社員寮に入寮する際に確認しておきたい点について解説していきます。

入寮前にチェックすべきポイント

社員寮を利用すれば自分で一般物件を探すより面倒な手間を省けるのと同時に、引っ越し費用を抑えることができます。しかし快適な寮生活を送るために、入寮前にチェックすべきポイントが複数存在します。さっそく見ていきましょう。

備え付けの備品

入寮することが決まったら、寮見学を通じて部屋にあらかじめ備え付けられている備品を確認しましょう。きちんと確認しないまま引っ越し業者に配送の依頼をしてしまうと、その分引越し費用がかさんでしまいますし、新居に余計な荷物が増えてしまいます。社員寮に備え付けられていることが多い備品をまとめるとこのような感じです。

  • 冷蔵庫
  • 洗濯機
  • 電子レンジ
  • テレビ
  • エアコン
など

もちろん寮には寄りますが、このように生活に必要な家電が一通りそろっていることも少なくないようですので、寮に引っ越す際には、わざわざ自分で買い揃える必要はなさそうですね。その他、部屋にWi-Fiが完備されていることもあるようです。自分でネット回線を契約する必要がないのはとても嬉しいですね。

広さ・間取り

いざ入寮してから「思っていたより狭くて収納スペースがない」「日当たりが悪くて湿度が高い」なんて思いたくないですよね。そうならないためにも部屋の広さ・間取りはきちんと確認しておきたいところです。一般的な独身寮の間取りはワンルーム、もしくは1Kとなっています。家族寮には2LDKや3LDKといったお部屋が用意されていることもあります。生活していると荷物が増えていくことも想定されるため、お部屋の広さや間取りは自分の今の荷物がきちんと収納できる前提で、ぴったりよりも少し余裕がある方がよいでしょう。

持ち込むべきもの

多くの社員寮には家具・家電が備え付けられています。しかし、生活雑貨や日用品などは備わっていないため自分で用意する必要があります。以下に入寮の際に必要なものをチェックリストとしてまとめたので、ぜひご確認ください。

入寮の際に必要なものチェックリスト

社員寮に入寮して毎日使いそうなものを中心にまとめました。入寮後すぐに快適な新生活を送れるよう、以下を参考にしてみてください。

寝具類

会社によっては部屋に寝具一式を用意してくれている会社もありますが、もし用意されていない場合は最低限以下の寝具類を持っていきましょう。

  • マットレス
  • 敷き布団、掛け布団
  • 枕、枕カバー
など

寝具は毎日の快適な眠りをサポートしてくれる大切な備品。いつも使っているものでないと落ち着かないという方も多いと思います。上記でご紹介した寝具以外にも、季節に応じてタオルケットや毛布なども用意しておくとよいでしょう。

衣類

衣類は毎日使うため、自身の洗濯ペースも踏まえ必要な枚数を揃えましょう。そこで具体的な衣類を以下に記載します。

  • 仕事着(スーツ、作業着)
  • 私服(トップス、ボトムス、アウター)
  • パジャマ、部屋着
  • インナー、下着
  • 靴下
  • 靴(ビジネスシューズ、スニーカー、ブーツ)
など

それぞれ何着、何足必要になるかは個人によって異なりますが、生活していくと新しい洋服を購入する機会も多くなってくるでしょう。次第に収納スペースを圧迫してしまうことも考えられるため、荷造りの際にダンボールに入り切らない分は持っていかない、何年も着ていない洋服は処分するなど、社員寮に持ち込む衣類は必要最低限にとどめておくことをおすすめします。

家具・備品類

後ほど詳しくご説明しますが、大型の家具類はあらかじめお部屋に備え付けられてるケースが多いです。ただ備え付けられている大型家具だけで生活するのは少々難しいかもしれません。ここではより快適な寮生活が送れるよう、揃えておきたい家具・備品類をお伝えします。

  • テーブル、イス
  • 物干し竿
  • ハンガー、ピンチハンガー、洗濯バサミ
  • 掃除用具(粘着カーペットクリーナー、クイックルワイパー、トイレブラシ)
  • 延長コード
など

上記のなかでも物干し竿やピンチハンガーなどは洗濯をするうえで必須となるため、早めに手に入れておきたいところです。

生活用品類

次に社員寮に持ち込んでおくと便利な生活用品類をご紹介します。寮に食堂がある人や、普段自炊をする習慣がない人は必要がないものもあるかと思いますが、一度目を通してみてください。

  • 調理器具(フライパン、鍋、包丁、まな板、お玉、ヘラ)
  • 食器(お皿、グラス、箸、スプーン、フォーク)
  • タオル(フェイスタオル、バスタオル)
  • ゴミ箱
など

意外と忘れがちなのがゴミ箱です。かさばるのが嫌だという方は、段ボール製の使い捨てゴミ箱なども出ているのでネットで見てみましょう。

家電類

続いて揃えておきたい家電類をまとめました。こちらも会社によって備え付けられている備品は異なるため、寮見学で事前に確認しておくことをおすすめします。

  • パソコン
  • 充電器各種
  • ドライヤー
  • アイロン
  • 炊飯器
  • 電気ケトル
など

部屋を複数人でシェアする集合寮の場合は、浴場やキッチンを共有で使用するケースが多いため、ドライヤー、炊飯器や電気ケトルは寮に備え付けられている可能性が高いです。その他、娯楽として好きな本やゲーム、DVDなども持っていくとよいでしょう。

社員寮に持ち込む必要がないもの

ここまで社員寮に持ち込むべき備品についてお伝えしてきました。ある程度引っ越し準備をするイメージが掴めてきたのではないでしょうか。では反対に、社員寮に持ち込む必要がないものについてご紹介します。

大型家具類

ベッド、クローゼットなどの大型家具類はほとんどの場合お部屋に備え付けられています。ただスペースを有効的に使いたい人は衣装ケースや収納ボックスを購入してもよいでしょう。その際はベッドの下などに入れられるものを選ぶのがおすすめです。

カーテン

室内のプライバシーを守る役割を持つカーテンですが、こちらもあらかじめお部屋に備え付けられているケースが多いです。ただ人によっては好みの色でなかったり、遮光性が弱かったりというケースがあるかもしれません。生活していくうえでどうしても気になるのであれば、必要に応じて買うとよいでしょう。

日用品

求人票の寮情報には「生活に必要な備品付き」という文言が記載されていることがあります。しかし消耗品まで用意している会社は少ないため、個人が使う日用品は自分で用意する必要があります。以下はスーパーなどでも手軽に手に入る商品のため、荷物になるようであれば現地調達でもよいでしょう。

  • お風呂グッズ(シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、洗顔フォーム)
  • 衛生用品(ハンドソープ、アルコール、食器用洗剤、洗濯用洗剤)
  • ティッシュペーパー
  • トイレットペーパー
  • ゴミ袋、ビニール袋
  • 体温計、薬、絆創膏
など

特にティッシュペーパーやトイレットペーパーなどの衛生用品はすぐに必要になると思いますし、使う頻度も多いので少し多めにストックしておくと安心です。

最後に

ここまで社員寮に入寮前にチェックすべきポイントや、社員寮に持ち込むべきもの、持ち込む必要がないものについてご紹介してきました。入寮前の準備として、ぜひこの記事を活用していただけますと幸いです。

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