「派遣社員の仕事に就きたいし、一人暮らしも始めたい!」
「でも派遣社員って一人暮らしできるの…?」
「生活費が結構かかるだろうし、上手くお金を管理できるかな…?」
そうお思いの方に、今回は派遣社員で一人暮らしする際のコツを伝授します。生活費を抑える方法についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
派遣社員の平均給料は?
生活のことを考えると、派遣社員で一人暮らしができるほど給料をもらえるのか気になりますよね。派遣社員の平均的な給料について詳しく見ていきましょう。
平均時給
関東圏の派遣社員の平均時給を表にまとめてみました。
派遣会社 | 平均時給 |
リクナビ派遣 | 1,706円 |
ジョブズリサーチ | 1,633円 |
はたらこねっと | 1,587円 |
エンジャパン | 1,572円 |
テンプスタッフ | 1,547円 |
※業種や年齢の指定なし、1日8時間、月20日勤務の求人が対象
ちなみに未経験の派遣社員の場合、時給は1,100〜1,250円ほどと表の金額より低めのようですが、アルバイトの求人と比べると比較的高めなのではないでしょうか。
手取り額
給与額は職種によっても変わりますが、派遣社員の平均的な月収は25〜27万円で、税金や社会保険料などを引くと、手取り額は18〜22万円のようです。
関東圏の派遣社員の手取り額を見ていきます。
派遣会社 | 手取り額の目安 |
リクナビ派遣 | 21.6万円 |
ジョブズリサーチ | 20.8万円 |
はたらこねっと | 19.4万円 |
エンジャパン | 18.8万円 |
テンプスタッフ | 18.6万円 |
※業種や年齢の指定なし、1日8時間、月20日勤務の求人が対象
派遣社員でも未経験だと手取りが16万円ほどのようです。表に記載のある金額よりは低いですが、経験のある・なしに関わらず、ある程度の収入はもらえそうですね。
一人暮らしに必要な費用
快適な一人暮らしにはどれくらいのお金が必要なのでしょうか?これも表にまとめてみました。
家賃 | 約70,000円 |
食費 | 約30,000円 |
水道光熱費 | 約8,000円 |
娯楽費・交際費 | 約30,000円 |
スマホ・ネット代 | 約10,000円 |
衣類・日用消耗品代 | 約8,000円 |
交通費・医療費 | 約8,000円 |
スーツ・オフィス用品代 | 約10,000円 |
合計 | 約147,000円 |
引用:総務省公表「家計調査2020年(表番号1)」
表はあくまで目安なので、この通りでなくても収入と支出のバランスがとれていれば一人暮らしができる可能性もあります。ただ、表を見ると、毎月の生活費は15万円ほど必要なようです。
家賃
家賃は手取りの3分の1以内を目安にするのがおすすめです。手取り15万円なら家賃は5万円、手取り18万円なら家賃は6万円以内に収めましょう。手取りの額ぎりぎりの場所に住むと切り詰めた生活をせざるを得ず、生活に疲れてしまうかもしれません。
食費
食費は一人暮らしの場合、3万円ほど必要とされています。高くても4.5万円以内に収めないと、生活の負担になる恐れがありますので、好きなモノを食べる・飲むのはほどほどにしておきましょう。
その他雑費
家賃や食費の他にも快適に生活するために必要な費用として水道光熱費、通信費などが挙げられます。水道光熱費は月平均で8千円(冬場は3千円ほど上乗せ)、通信費は1万円以内(スマホ代6千円、ネット代4千円)を心がけましょう。
また派遣社員の場合、交通費は支給されないことが多いので気をつけてください。特に派遣会社に登録していて、契約のたびに職場が変わる人は要注意です。定期券を購入できないと交通費が高くなりやすいでしょう。
初期費用
賃貸契約の初期費用は家賃をもとに計算するため、当然、家賃が安いほど費用を抑えられます。基本的に一人暮らし物件を借りるための初期費用の目安は家賃4.5〜5ヶ月分のようです。
生活費を抑えるためのコツ
派遣社員で一人暮らしをする際にかかる生活費についてお伝えしてきましたが、これより先では生活費を抑えるためのコツについてご紹介します。出費をかしこくおさえて、ムリなく暮らしていくためにお役立てください。
寮付きの求人に応募する
生活費を抑える方法として、応募の際に寮付きの求人を選ぶことが挙げられます。製造業(工場勤務)の場合、家賃が無料の社宅が多いようです。毎月の固定費を節約できるので、経済的な余裕が生まれます。
食費を抑える
繰り返しにはなりますが、食費の目安は月3万円、高くても4.5万円以内を目指したいところです。1食におよそ450〜500円程度。一見ものすごく安く、そこまでおさえるのは難しい感じがしますが、自炊したり、職場にある食堂などを利用したりと、工夫のしようはあります。案外難しい金額ではありません。
通信費を抑える
携帯会社は大手キャリアを利用していると6千円以上利用料金がかかるケースもありますが、格安SIMを利用すれば3千円前後まで固定費を下げられます。
契約中のプランを見直して、電話代や通信料を安いものに変えると2千円ほど節約可能です。
家具・家電の費用を抑える
暮らしに必要な家具・家電を安いものにすることも方法の1つです。安い家具・家電であっても、自分にとって使いやすければ問題ありませんよね。特定のメーカーにこだわらず、家具や家電を購入する際には比較的安価なブランドのものや、中古の製品を検討してみましょう。
また、家具家電を一気に買い揃える必要はありません。最初は基本的にベッド、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジさえあれば生活できます。経済的な余裕がある時に買い足す形をとると、買いすぎを防げるのでおすすめです。
さらに、求人によっては家具・家電がすでに寮・社宅についていて、無料で使えるケースもあります。
住居を選ぶ際のポイント
快適な生活を送るために、どの住居を選ぶかは大事ですよね。これから住居を選ぶ際のポイントについて見ていきましょう。
勤務地から近い物件を探す
勤務地と住居が近いと交通費を抑えられることに加えて、通勤の負担が少ないというメリットがあります。家賃の問題はありますが、勤務地から近い物件を探してみることがおすすめです。
家賃が抑えられる穴場を探す
なるべく固定費を抑えたい場合は家賃が安い穴場を探すのもありです。ただ、家賃が安い地域は治安が悪い場合もあるので十分ご注意ください。治安と家賃の両方を考慮して決めましょう。
最後に
今回は派遣社員で一人暮らしをする際のコツについてご紹介しました。こちらの記事が少しでもあなたの仕事探しのお役に立てば幸いです。派遣社員の仕事を探してみたいと思った方は無料の会員登録から始めてみてください。理想の仕事をジョブハウス工場で見つけましょう!