タクシードライバーの仕事は未経験者でも始めることができて、入社後に会社の制度を利用して必要な免許を取ることが可能です。このコラムでは、タクシードライバーとして必要な資格について説明いたします。
必要な資格①:普通自動車二種免許(2種免許)
商業目的で人を乗せて自動車を運転する際に、必要となる免許です。
取得資格 | 21歳以上・第1種免許取得後3年以上経過 |
取得までの流れ | 学科試験・技能試験 突破 ↓ 応急救護処置・旅客者講習 受講 ↓ 免許取得! |
費用 | 20~25万円 |
取得期間 | 最低2週間程度 |
多くの会社で、資格取得支援制度があり免許取得まで手厚くサポートしてくれることがおおいです。
例えば、日本交通株式会社の求人だと、
・資格取得費用 全額負担
・日本交通株式会社専属の講習
などの多くのメリットがあります。
必要な資格②:地理試験
タクシードライバーの登竜門といわれている「地理試験突破」は、東京都の23区+三鷹市・武蔵野市と、大阪の特別な地域でタクシーの仕事を行なうために必要な資格です。区域内の地理関係の問題が主に出題され、40問の出題のうち、32問に正解すると合格になります。
その他おススメの資格:運行管理者
運行管理者とは、トラック、バス、タクシーなどの営業用自動車の運行の安全確保のために設けられた国家資格です。この資格を取得すると、タクシードライバーから管理職になる道が開け、課長や部長といった地位を目指すことができます。
運行管理者の仕事は、ドライバーやシフトの管理、交代要員の配置、休憩施設の確認、点呼による運転者の疲労・健康状態等の把握、安全運行の指示を行います。
タクシードライバーのキャリア
✔タクシードライバーのプロを目指す方
✔運行管理者になって管理の仕事をする方
✔接客スキル等を活かしてハイヤーの運転手になる方
✔大型自動車第二種免許を所得してバスドライバーを目指す方
✔個人タクシーの運転手になる方
など様々です。
タクシードライバーは、給与も高めで需要がなくならない職業なので、ある程度さきを見据えてキャリアを積み重ねることができます。さらに、資格を取得することでトラックやバスのドライバーになることもできます。タクシードライバーに興味のある方はまずは一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。