プロフィール

・28歳 男性 ・埼玉県在住

ダンプドライバーの仕事とは

ダンプカードライバーの仕事は雇用形態により大きく2つに分けられます。一つは持ち込みと言って、ダンプカー自体を個人で持ち込み、企業から割り当てられた仕事に取り組むものです。もう一つは普通のドライバーとして企業から支給されたダンプカーで運転をするというものです。持ち込みのケースの方が自分で仕事を選ぶことができ、給与も高いですが、個人での責任やリスクが大きくなっています。普通のドライバーであれば、与えられた仕事をこなさなければなりませんが、その分会社に所属する安心感があります。

ダンプカードライバーになったきっかけ

わたしは元々小型トラックの運転手でした。トラックといっても、普通免許でできる小さ目なトラックです。配達の仕事に不満があったわけではありませんが、せっかくトラックを運転するならと大型自動車免許を教習所で取得し、転職活動を行いました。転職活動では4社ほど応募、面接し、たまたま業務拡大をしている会社に転がり込むことができました。

意外と研修がしっかりしていて、1人前になるまでは、先輩と同乗研修でした。あまり飲み込みが早い方ではありませんでしたが、休日に先輩ドライバーが個人的に指導してくださり、何とか独り立ちできました。お母さんのように優しく教えてくれた、先輩女性ドライバーには頭が上がりません。

ダンプドライバーの生活

朝は早いですが、仕事が終わるのも殆ど早く、多くの場合は夕方には終われます。仕事は基本的に運転のみで、公共工事の現場間を何度も往復するイメージです。他のトラックドライバー方から話を伺ったこともありますが、長距離や手積み、手卸もなく比較的体力的にも精神的にも余裕がある仕事だと思います。しかし、公共工事をするような場所を走るのですから、広くて運転しやすい道ばかりではありません。狭い山道や住宅地の走行もありますので、運転には常に緊張感が付きまといます。

また、少し前までは公共工事の件数が減少傾向でしたが、最近は少し景気が上向いているように感じられ、仕事も多くなってきています。

ダンプカーの運転手への就職を検討している方へ

はっきり言って仕事は地味です。また、仕事の時間も決して短くありません。しかし、コツコツ仕事をするのが得意な人には向いている仕事だと思います。また、毎日トンネルや橋の工事の現場を往復するわけで、少しずつ進んでいく工事を目にすると、自分が人々の生活に役立っている実感があり、ふとした瞬間にやっていてよかったなと思います。