「派遣社員って、時給はどれくらいなの?」
「せっかく働くんだったら、しっかり稼ぎたい!」
そうお思いの方に向けて、今回は派遣社員の時給相場についてご紹介します。
また時給アップを交渉する際のポイントも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
派遣社員の時給相場とは
派遣社員がどれくらい稼げるのか、さっそく時給相場を見ていきましょう。
【エリア別】派遣社員の時給相場
まずは派遣社員のエリア別の時給相場について、アルバイト・パートの時給相場と共に見ていきましょう。
エリア | 派遣社員 | アルバイト・パート |
三大都市圏(首都圏・東海・関西) | 1,630円 | 1,185円 |
首都圏(関東) | 1,736円 | 1,225円 |
東海 | 1,450円 | 1,109円 |
関西 | 1,458円 | 1,145円 |
派遣社員はエリア別で見て、アルバイト・パートよりも時給が高いことが分かります。
【職種別】派遣社員の時給相場
次に派遣社員の職種別の時給相場について、アルバイト・パートの時給と共に見ていきましょう。
※三代都市圏(首都圏・東海・関西)
職種 | 派遣社員 | アルバイト・パート |
販売 | 1,436円 | 1,151円 |
一般事務 | 1,577円 | 1,233円 |
物流作業 | 1,344円 | 1,207円 |
データ入力 | 1,607円 | 1,276円 |
看護師・准看護師(准看護師は派遣のみ) | 2,171円 | 1,840円 |
このように、派遣社員の時給は職種別で見てもアルバイト・パートの時給より高い傾向にあるようです。
高めの時給でしっかり稼ぎたい方は、アルバイトやパートではなく、派遣社員の雇用形態を選ぶことをおすすめします。
※派遣社員の時給相場の参考:派遣社員の時給相場|全国・三大都市圏・働く期間・職種別の時給を紹介! | type IT派遣
時給アップするための方法
「なるべくたくさん稼ぎたいし、今のまま時給が変わらないのはちょっと…」
そうお思いの方に向けて、これから時給アップの方法についてご紹介します。
時給が高い職場に転職する
もちろん、求人情報や職種によって時給には差が出ます。今の時給よりも高い時給で求人を出している仕事に転職すると、確実に時給アップを実現できるでしょう。
ただし派遣社員の場合は契約の更新が一定期間であるため、契約期間中に仕事を辞めてしまうと印象が悪くなり、次の仕事が見つかりづらくなってしまう恐れがあります。契約が切れてしまう前に転職先を決めておき、契約切れと共に退職・転職できるようにしましょう。
資格取得やスキルアップをする
時給が高めの求人は、資格を持っていることが必須の場合もあります。
資格を持っていることは一定の知識や技術がある証明になるので、信頼につながり時給が高くなる傾向にあるようです。そのため資格取得や専門性の高いスキルを身に付けることを目指すのも、時給アップのために有効な手段です。
また働きながら資格を取るために時間を確保するのがなかなか難しいということもあるでしょう。その場合は、退勤後の時間を確保しやすい残業がない仕事や短時間勤務OKの仕事を派遣会社の方に紹介してもらい、時間の調整をつけるのもひとつの手です。
派遣会社に時給アップの交渉をする
一般的に正社員はボーナスや昇給などの機会があります。その一方で派遣社員はボーナスや昇給の制度がないことの方が多いようです。そのため勤務する職場を変えずに給与を上げたい場合には派遣会社に相談してみましょう。勤務態度や業務成績が良い場合には、派遣会社の担当者から派遣先企業への時給アップを行ってもらえるかもしれません。仕事と時給が見合っていないと感じたり、もう少し時給を上げたいと思ったら、派遣会社の担当者に相談することで悩みが解消する可能性があります。
時給交渉をする際のコツ・ポイント
それでは、時給交渉をする際は具体的にどんなことに気をつければ良いのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
派遣会社の担当者と良好な関係を築く
時給交渉を行う相手は派遣会社の担当者です。ですから当然ながら、派遣会社の担当者と日頃から良好な関係を築いておくと交渉しやすいでしょう。普段コミュニケーションを取っていれば、時給アップのために必要な情報がスムーズに伝わります。
派遣会社の担当者も人間なので、信頼関係を築けていれば「この人なら時給アップの希望を通してあげたい」と思い、派遣先企業に積極的に働きかけてくれる可能性も高まります。
常識の範囲内で具体的な金額提示をする
時給アップを交渉する際は、まず何円くらい時給を上げてほしいのか決めてから伝えましょう。ただ漠然と「時給アップしてほしい」と伝えるよりも本気度が伝わりやすいためです。
また、金額が常識の範囲内でないと派遣会社の担当者も対応できないので、具体的な金額を伝える際は時給を100円上げたいなど、実現できそうな金額を提示しましょう。
一定期間、派遣先企業でのキャリアを積んでから交渉する
派遣先企業である程度キャリアを積んでから時給アップを交渉すると、実際に時給を上げてもらえる可能性が高まるでしょう。入っていきなり時給アップを求めても、それまでの仕事ぶりやスキルの高さがうかがい知れません。今まで積み重ねてきた業務経験がきちんと評価できるくらい勤務期間が長ければ、仕事への評価を時給に反映してもらうことも可能なはずです。
派遣先企業でしっかりと成果を出す
仕事で期待以上の成果を出して派遣会社の担当者から信頼を得ることも、時給交渉のコツの1つです。普段通りの仕事をこなすだけでなく、業務に対して新しい提案をしたり、平均的な従業員よりも仕事量をこなすなど、「特に頑張ってくれた」という印象を残すことで、その分時給という形で会社から還元されるかもしれません。
最後に
今回は派遣社員の時給相場と、時給アップするための交渉のコツについてご紹介しました。こちらの記事が少しでもあなたの仕事探しのお役に立てば幸いです。しっかり稼げる派遣社員の仕事を探してみたいと思った方は無料の会員登録から始めてみてください。理想の仕事をジョブハウス工場で見つけましょう!
