土木施工管理技士の試験日は、資格区分によって時期が異なります。結論からお伝えすると、令和8年度(2026年度)は1級が第一次検定7月5日・第二次検定10月4日、2級が前期第一次検定6月7日・後期第一次検定+第二次検定10月25日というスケジュールで実施されています。

8月末の時点ですでに終了しているのは、1級第一次検定と2級前期第一次検定です。これから受験を控えているのは、1級第二次検定(10月4日)と2級後期(10月25日)になります。

本記事では、全国建設研修センターの公式発表をもとに、令和8年度の試験日・申込期間・受験資格・合格率までを整理しました。今年度に受験を予定している方はもちろん、次年度に向けて準備を始めたい方もぜひ参考にしてください。

この記事のPOINT

監修:ジョブハウス建設 鈴木実(すずき・みのる)。技術士紹介歴35年、紹介実績1,200名を誇る建設コンサルタント業界の転職のプロ。

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【2026年度/令和8年度】土木施工管理技士の試験日程一覧

土木施工管理技士 試験日程一覧

土木施工管理技士の試験は、国土交通大臣指定機関である全国建設研修センターが実施しています。1級・2級ともに、第一次検定・第二次検定の日程が毎年公式サイトで公表されます。

1級土木施工管理技士の試験日

1級の第一次検定は7月5日(日)に実施され、合格発表は8月13日(木)です。すでに試験を終え、結果を待つ段階の方も多いでしょう。

第二次検定は10月4日(日)に実施され、合格発表は翌年1月8日(金)です。第一次検定合格者に加え、技術士第二次試験合格者など一定の条件を満たす方も第二次検定から受験できます。

出典:全国建設研修センター「1級土木施工管理技術検定」

2級土木施工管理技士の試験日(前期・後期)

2級は前期・後期の年2回、第一次検定を受けるチャンスがあります。前期第一次検定は6月7日(日)にすでに実施され、合格発表は7月7日(火)でした。

後期は第一次検定・第二次検定がともに10月25日(日)に実施されます。第一次検定の合格発表は12月2日(水)、第二次検定は翌年2月3日(水)です。

出典:全国建設研修センター「2級土木施工管理技術検定」

試験日程を一覧表でチェック

区分 試験日 合格発表
1級一次 7/5(日) 8/13(木)
1級二次 10/4(日) 翌1/8(金)
2級前期一次 6/7(日) 7/7(火)
2級後期一次 10/25(日) 12/2(水)
2級二次 10/25(日) 翌2/3(水)

次回の試験はいつ?今から間に合う準備期間

8月末の時点で残っているのは、1級第二次検定(10月4日)と2級後期(10月25日)です。本番まで残り1〜2カ月というタイミングでは、経験記述と実地の学習に時間を割く判断が合否を分けます。

すでに両方とも申込期間は終了しているため、今から新規に申し込むことはできません。次年度の受験を考えている方は、翌年3〜4月頃に公表される申込開始日を見逃さないようにしましょう。

鈴木実のコメント

申込期間・申込方法と必要な準備

土木施工管理技士 申込期間と手続き

申込を逃すと、次の試験まで数カ月から1年近く待つことになります。ここでは令和8年度の申込期間と、当日までに準備しておきたいことをまとめます。

インターネット申込の期間と流れ

申込は全国建設研修センターのインターネット申込個人ページから行います。1級は3月23日〜4月6日、2級前期は3月4日〜3月18日、2級後期・第二次は7月8日〜7月22日が受付期間でした。

個人ページで新規登録をしたうえで必要事項を入力し、受験料をクレジットカードまたはコンビニ払いで支払うと申込が完了します。受付期間はいずれも2〜3週間と短いため、余裕を持って準備しましょう。

申込に必要な書類・写真データ

新受検資格での申込では、実務経験の内容を証明する書類や卒業証明書のデータ提出が求められます。旧受検資格で再受検する場合は、書面申込が必要になるケースもあるため、事前に案内を確認してください。

顔写真はデジタルデータでのアップロードが基本です。サイズや背景色の規定があるため、証明写真機やスタジオで事前に撮影しておくと安心です。

受験料と支払い方法

受験料は1級が第一次・第二次とも各12,000円、2級は単独受検が各6,000円、第一次・第二次同時受検は12,000円です。インターネット申込の場合、別途事務手続手数料250円が加算されます。

申込を忘れた・期限を過ぎた場合

申込期間を過ぎると、原則として次回の試験まで受験できません。1級を逃すと次のチャンスは翌年度になりますが、2級は前期を逃しても後期に申し込むことができます。

申込開始日をカレンダーやスマートフォンのリマインダーに登録しておく、前年度合格者の体験談やSNSで最新情報をチェックしておくといった対策がおすすめです。

受験資格をチェック(1級・2級の実務経験年数)

土木施工管理技士 受験資格チェック

受験資格を満たしていないと、申込をしても受理されません。ここでは1級・2級それぞれの受験資格を整理します。

1級の受験資格(新受検資格)

令和6年度以降の新受検資格では、第一次検定は19歳以上であれば実務経験を問わず受験できます。学生や施工管理未経験の方でも挑戦しやすい制度に変わりました。

第二次検定に進むには、第一次検定合格後に実務経験5年以上、または特定実務経験1年を含む3年以上、監理技術者補佐としての実務経験1年以上のいずれかを満たす必要があります。

2級の受験資格(第一次・第二次)

2級の第一次検定は、試験実施年度に17歳以上であれば受験できます。学歴を問わず挑戦しやすいのが特徴です。

第一次・第二次検定を同時に受ける場合は、学歴に応じた実務経験が必要です。大学卒業(指定学科)なら1年以上、高卒(指定学科)なら3年以上というように、学歴と学科によって必要年数が変わります。

実務経験年数の数え方の注意点

実務経験は、土木工事の施工に直接携わった期間で計算します。設計や積算のみを担当していた期間、現場に関わらない事務作業の期間は含まれない点に注意してください。

実務経験年数が1日でも不足していると申込が受理されないため、雇用契約書や辞令などをもとに、経験年数は正確に数えておくことをおすすめします。

経過措置・旧受検資格が使える人

平成27年度以降に旧受検資格で受験実績がある方は、引き続き旧制度の条件で申込むことも可能です。制度改正の狭間にいる方は、全国建設研修センターのよくある質問で自分がどちらに該当するか確認しておきましょう。

鈴木実のコメント

合格率・出題傾向と効率的な対策法

土木施工管理技士 合格率と出題傾向

試験の全体像がつかめたところで、次は合格率と効率的な対策方法を見ていきましょう。

第一次検定・第二次検定の合格率推移

1級第一次検定の合格率は、令和7年度で43.1%でした。受験者数の増加にともない、近年はやや低下傾向にあります。

第二次検定は例年30〜45%程度で推移しており、第一次検定よりも難易度が高いといわれています。経験記述の完成度が合否を左右する重要な要素です。

出典:土木コンサルタント業界情報サイト「1級土木施工管理技士2026年度完全ガイド」

出題形式と頻出分野

第一次検定はマークシート方式で、土工・コンクリート工・法規など幅広い分野から出題されます。第二次検定は記述式で、経験記述と学科記述の2本立てです。

頻出分野は土工・コンクリートの品質管理、安全管理、工程管理などです。過去問を繰り返し解き、出題パターンに慣れておくことが得点への近道になります。

独学と通信講座、どちらを選ぶべきか

第一次検定は独学でも十分合格を狙えます。分野別の過去問題集を1冊仕上げるだけでも、合格ラインの得点力が身につきます。『1級土木施工管理技士 第一次検定 分野別過去問題集』(Amazon)のような最新年度版の教材がよく使われています。

第二次検定は経験記述の添削が必要になるため、通信講座を利用するか、職場の先輩や上司にチェックしてもらう体制を作ると合格率が上がります。

直前期にやるべき3つのこと

  • 過去問3年分を、本番と同じ時間配分で解く
  • 経験記述の下書きを第三者に添削してもらう
  • 試験会場までの経路・当日の持ち物を前日までに確認する
鈴木実のコメント

合格発表後の流れとよくある疑問

土木施工管理技士 合格発表後の流れ

試験が終わったあとも、確認しておくべきことがいくつかあります。

合格発表の確認方法

合格発表は全国建設研修センターの公式サイトで、合格者の受験番号が掲載される形で行われます。あわせて、合格通知の郵送も届きます。

合格後に必要な手続き

合格しただけでは資格者証は発行されません。合格証明書の交付申請を行って、初めて正式な資格取得となります。

監理技術者として現場に配置されるには、資格者証の交付に加えて、監理技術者講習の受講も必要になる点を押さえておきましょう。

不合格だった場合の次の一手

不合格だった場合は、まず過去問を解き直して苦手分野を把握することから始めましょう。次回の申込期間を逃さないよう、早めにスケジュールを立て直すことが大切です。

試験前後のスケジュール管理のコツ

申込・試験・合格発表の日程はすべてカレンダーに登録し、逆算して学習計画を立てることをおすすめします。1級・2級の両方を視野に入れている方は、キャリアプランに合わせて受験順序を検討しましょう。

よくある質問

Q. 土木施工管理技士の試験は年に何回ありますか?

1級は年1回(第一次検定7月・第二次検定10月)です。2級は前期・後期の年2回、第一次検定を受けるチャンスがあります。

Q. 令和8年度の申込はもう終わっていますか?

1級と2級前期の申込はすでに締め切られています。2級後期・第二次検定の申込は7月8日〜7月22日でした。次年度の受験を予定している方は、翌年3〜4月頃の申込開始を待つことになります。

Q. 実務経験が足りない場合はどうすればいいですか?

実務経験年数が不足している場合は、条件を満たす年度まで待って申込む必要があります。1級第一次検定は19歳以上であれば実務経験なしで受験できるため、先に第一次検定だけ取得しておく方法もあります。

Q. 独学だけで合格できますか?

第一次検定は独学でも十分合格を狙えます。第二次検定は経験記述の添削が合否を左右するため、通信講座や職場でのチェックを併用する方が安心です。

Q. 合格発表はどこで確認できますか?

全国建設研修センターの公式サイトに合格者の受験番号が掲載されます。あわせて合格通知の郵送も行われます。

まとめ

令和8年度の土木施工管理技士試験は、1級が7月5日・10月4日、2級が6月7日・10月25日というスケジュールで実施されています。

申込期間は2〜3週間と短いため、受験を検討している方は早めに全国建設研修センターの公式サイトで最新情報を確認しておきましょう。

本記事の情報を参考に、無理のない学習計画を立てて試験に臨んでください。

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