測量士補の試験日は、2026年(令和8年)5月17日(日)です。試験時間は午後1時30分から午後4時30分までの3時間で、全国14地域で実施されます。申し込み期間は2026年1月5日(月)から1月22日(木)までと短く、期限を過ぎると翌年まで受験できません。
本記事では、2026年の測量士補試験について、試験日・申込期間・合格発表日などの正確な日程から、受験資格・試験科目・合格率、さらに合格後のキャリアパスまでを建設業界の転職支援編集部が体系的にまとめました。これから測量業界でキャリアを積みたい20代〜30代の方が、迷わず申し込みと学習に取りかかれる内容です。
測量士補の試験日は2026年5月17日(日)|試験時間は13時30分から

ここでは、2026年の測量士補試験の「いつ」に関する情報を一気に把握できるよう、公式発表ベースの日程を整理します。試験本番の日だけでなく、申込開始や会場発表のタイミングも押さえておくと、学習計画が立てやすくなります。
2026年(令和8年)試験の基本日程一覧
2026年試験の公式スケジュールは次の通りです。受験案内交付から合格発表まで、約半年がかりのスケジュールになります。
| 項目 | 日程 |
|---|---|
| 受験案内交付開始 | 2025年12月17日(水) |
| 申込期間 | 2026年1月5日(月)〜1月22日(木) |
| 試験会場の公表 | 2026年4月下旬 |
| 試験日 | 2026年5月17日(日)13:30〜16:30 |
| 合格発表 | 2026年6月25日(木)午前9時 |
特に意識したいのは、申込受付が「1月5日〜1月22日」の約2週間半しかない点です。年末年始を挟むため、受験案内を年内のうちに取り寄せ、年明け早々に記入を始めると余裕をもって提出できます。
試験時間は3時間・午後1時30分開始
測量士補試験の試験時間は、午後1時30分から午後4時30分までの3時間です。途中退室はできないため、開始前にトイレを済ませておく必要があります。
出題は5肢択一のマークシート方式で全28問。単純計算で1問あたり約6分の時間配分ですが、実際には計算問題に時間がかかるため、知識問題で時間を稼いで計算問題に注力する戦略が効果的です。
試験日が「5月第3日曜日」に固定される理由
測量士補試験は、毎年5月第3日曜日に実施される慣例になっています。年度 によってわずかなずれはあるものの、おおむね5月中旬の日曜日に固定されており、学習スケジュールが立てやすい国家試験です。
これは、新卒・転職者が年度替わり後に腰を据えて受験準備を始めやすいよう配慮された日程と考えられます。学生であれば大学の授業が本格化する前、社会人であれば年度切り替えの慌ただしさが落ち着いたタイミングにあたるため、直前期の集中学習がしやすいのが利点です。
試験会場が公表されるのは4月下旬
試験会場の具体的な場所(受験地の詳細な住所)は、2026年4月下旬に受験票とあわせて通知される予定です。試験地そのものは、北海道・宮城・秋田・東京・新潟・富山・愛知・大阪・島根・広島・香川・福岡・鹿児島・沖縄の14地域から申込時に選択します。
希望する試験地は申込書に記入する方式のため、申込前に最寄りの試験地を確認しておきましょう。当日は会場最寄り駅から徒歩圏でない場合もあるため、4月下旬に受験票が届いたら、アクセスと所要時間を早めに調べておくのが安心です。
出典:国土地理院「令和7年測量士・測量士補試験について(受験案内)」
測量士補の申込期間は2026年1月5日から1月22日まで|遅れたら1年待ち

測量士補試験は、申込期間を1日でも過ぎると翌年まで受験できません。試験日を知ったら、真っ先に「申込スケジュール」を確認することが重要です。ここでは、申込方法・必要書類・費用まで、見落としやすいポイントを整理します。
受験案内の交付は2025年12月17日から開始
受験案内(願書)の交付は、2025年12月17日(水)から始まります。交付場所は国土地理院本院(茨城県つくば市)、各地方測量部、沖縄支所、および国土交通省の主要出先機関です。
地方にお住まいの方や窓口まで取りに行けない方は、郵送請求にも対応しています。年末年始の混雑を避けたい場合は、12月中に早めに入手しておくと安心です。また、電子申請を選ぶ場合は願書の取り寄せは不要で、e-Gov電子申請システムから直接申込できます。
書面申請と電子申請の違い(手数料50円の差)
2025年度(令和7年度)試験から、測量士補試験の申込は書面申請と電子申請の2つの方法から選べるようになりました。両者の違いは次の通りです。
| 項目 | 書面申請 | 電子申請 |
|---|---|---|
| 手数料 | 2,850円 | 2,800円 |
| 支払方法 | 収入印紙を貼付 | Pay-easyで納付 |
| 写真 | 紙焼き写真を貼付 | 画像データをアップロード |
| 提出先 | 指定の封筒で郵送 | e-Govシステム |
| 締切の取扱い | 消印有効 | 1月22日23:59まで |
電子申請のほうが50円安く、郵送の手間もありません。とはいえマイナンバーカードやGビズIDが必要になる場合があるため、アカウント準備の手間を考えて書面申請を選ぶ方もいます。
申込み時に必要な書類・写真・手数料
書面申請で必要なのは、受験願書・写真(縦4.5cm×横3.5cm、6カ月以内に撮影したもの)・収入印紙2,850円分・指定の返信用封筒です。電子申請の場合は顔写真の画像データ(規格サイズ)とPay-easy対応の支払口座が必要です。
いずれの場合も、記入ミスや写真規格の不適合で差し戻されると、再提出の間に締切を過ぎるリスクがあります。受験案内のチェックリストを使って、提出前に入念に確認しましょう。
申込期限を過ぎた場合の救済措置はある?
測量士補試験は、申込期限を過ぎた場合の救済措置(追加受付や特例申込)はありません。期限内に申し込みが完了しなかった場合、次回は2027年5月の試験まで待つ必要があります。
年に1回しか実施されないため、1年の遅れはキャリア計画に大きく影響します。転職活動と並行して資格取得を目指す方は、申込期間を必ずカレンダーに登録しておきましょう。
出典:アガルート「測量士補の試験日や試験内容など解説【2026年最新】」
2026年試験の合格発表は6月25日(木)午前9時|結果確認の3つの方法

合格発表は試験日から約5週間後の2026年6月25日(木)午前9時です。発表のタイミングに合わせて、結果確認・合格証書の受け取り・登録申請といった次のステップが一気に動き出します。合格後のスムーズな手続きのために、発表方法と流れを確認しましょう。
国土地理院ウェブサイトでの受験番号公告
合格発表当日は、国土地理院本院・各地方測量部・沖縄支所で合格者の受験番号と氏名が公告されるほか、国土地理院の公式ウェブサイトにも合格者の受験番号が掲載されます。
当日9時ちょうどはアクセスが集中することが多いため、急がない場合は昼以降にゆっくり確認するのがおすすめです。受験番号の控えはスマートフォンと紙の両方で残しておくと、通信トラブル時にも対応できます。
全受験者宛ての合否通知書
合格発表と同じタイミングで、全受験者宛てに合否を記載した通知書が郵送されます。合格者には合格証書が、不合格者には不合格通知が送付される運用です。
通知書が到着するまでには数日〜1週間程度かかります。万が一届かない場合や、住所変更があった場合は、国土地理院の試験登録係へ速やかに連絡しましょう。
合格証書の交付時期と様式
合格者には、合格発表後1〜2週間程度で「測量士補試験合格証書」が郵送されます。A4サイズの公的な証書で、就職・転職活動における資格証明として使える書類です。
測量会社や建設コンサルタントに転職する際に提出を求められることがあるため、紛失しないよう注意しましょう。万が一紛失した場合の再交付申請は可能ですが、手続きと手数料が必要です。
合格から測量士補登録までの流れ
測量士補試験に合格しただけでは「測量士補」を名乗ることはできず、国土地理院への「測量士補登録」が必要です。登録申請は合格者本人または勤務先経由で行い、登録証の交付をもって正式に測量士補として活動できるようになります。
登録には登録免許税15,000円(収入印紙)と申請書が必要です。多くの場合、勤務先の測量会社や土地家屋調査士事務所が手続きをサポートしてくれるため、転職後に登録するパターンも一般的です。
出典:アガルート「測量士補の合格発表2026(令和8年)はいつ?次にやることも解説」
測量士補試験の受験資格・試験科目・合格率【2026年最新データ】

試験日と申込期間を押さえたら、次に気になるのは「自分は受験できるのか」「どのくらいの難易度か」です。測量士補試験は受験資格がなく誰でも受けられる国家資格で、近年の合格率は50%前後と、国家資格の中では比較的挑戦しやすい試験です。
受験資格は「誰でも受験可」年齢・学歴不問
測量士補試験には、年齢・性別・学歴・実務経験・国籍いずれの受験資格も設定されていません。中学生や高校生の受験も理論上は可能で、実際に大学生や専門学校生の受験が目立ちます。
社会人の場合、未経験から測量業界への転職を考える方にとって、学歴や経歴に関係なく挑戦できるのは大きなメリットです。建設業や土木業から測量業界へ越境する20代〜30代の方も、独学で十分合格を狙えます。
4科目28問マークシート式・450点/700点で合格
測量士補試験の出題は、次の4分野から全28問が5肢択一式(マークシート)で出題されます。1問25点で700点満点、合格ラインは450点以上(18問正解・約65%)の絶対評価です。
- 測量に関する法規:測量法や公共測量作業規程など
- 測地測量:基準点測量、GNSS測量など
- 測図測量:地形測量、写真測量、地図編集など
- 応用測量:路線測量、河川測量、用地測量など
法規・用語など知識問題と、計算問題(三角関数、面積計算など)がほぼ半々の割合で出題されます。計算問題は配点が大きいため、直前期にどれだけ解き慣れたかが合否を分けます。
令和7年の合格率は51.2%(過去10年で最高水準)
直近の合格率推移は次の通りです。令和5年(2023年)に難化して合格率が30%を切りましたが、令和7年(2025年)は51.2%と大きく回復しました。
| 年度 | 受験者数 | 合格率 |
|---|---|---|
| 令和7年 | 13,363人 | 51.2% |
| 令和6年 | 約14,000人 | 約45% |
| 令和5年 | 約13,000人 | 約30% |
年度によって30〜50%台のレンジで変動するため、「前年が高かったから今年は簡単」という考えは禁物です。合格基準は毎年「18問正解」で固定されているため、対策は例年通りしっかり行う必要があります。
難易度は国家資格の中では「中の下」
測量士補試験は、国家資格の中では「中の下」程度の難易度と評されることが多い試験です。合格率50%前後で、過去問と類似した計算パターンが多く出題されるため、しっかり対策すれば十分合格可能です。
一方で、最低限必要な学習時間は200時間程度とされており、「少し勉強すれば受かる」レベルではありません。計算問題を苦手とする方は、三角関数や比例計算の基礎から丁寧に進める必要があります。
試験日までに間に合う測量士補の勉強法|独学200時間で合格可能

試験日が決まったら、逆算で学習計画を立てましょう。測量士補試験は独学でも十分合格可能な試験ですが、効率の良い学習ルートを知っているかどうかで、合格までの時間と労力が大きく変わります。
学習期間は2〜3カ月が目安(1日2〜3時間)
合計学習時間200時間を目安とすると、1日2〜3時間の学習で2〜3カ月が基本プランになります。試験日2026年5月17日から逆算すると、遅くとも2026年2月中旬〜3月上旬には学習を始める計算です。
働きながら準備する社会人の場合、平日は1時間・週末にまとめて3〜4時間というペースで、3〜4カ月をかけて進めるのが現実的です。年末年始や1月の申込時期に学習を始めれば、無理なく本番に間に合います。
テキスト+過去問10年分がベース戦略
測量士補試験の独学教材は、市販テキスト1冊+過去問10年分がベースです。過去問の類題・パターン問題が繰り返し出題される傾向があるため、過去問を徹底的に解き込むことで合格ラインを突破できます。
具体的な進め方は次の通りです。
- 1カ月目:テキストで各分野の基本を学習(インプット中心)
- 2カ月目:過去問10年分を1周(インプット+アウトプット)
- 3カ月目:過去問2周目+苦手分野の集中学習+模擬試験
科目別の優先順位(計算問題に時間を割く)
測量士補試験では、計算問題の配点が非常に大きく、得点を稼ぐ上での鍵になります。特に三角測量・トラバース測量・水準測量・面積計算は毎年出題される定番パターンのため、最優先で対策しましょう。
一方、測量法などの法規は暗記で対応できるため、直前期にまとめて学習するのが効率的です。応用測量や測図測量の知識問題も過去問の繰り返しで対応できます。
直前期1カ月のチェックリスト
試験1カ月前からは、本番を想定した総仕上げに入ります。次のポイントを押さえて、当日最大限の力を発揮しましょう。
- 過去問を時間を計って通しで解く(3時間フルで解く練習)
- 頻出計算問題のパターンを反復練習(毎日30分以上)
- 法規の暗記カード・まとめノートで最終チェック
- 試験会場までのアクセスを確認(所要時間+30分の余裕)
- 受験票・写真付き身分証明書・筆記用具(HB鉛筆・消しゴム)を準備
測量士補に合格した後のキャリアパス|建設・測量業界での活かし方

測量士補は、それ自体が独立開業できる資格ではないものの、測量・建設・土地家屋調査の分野で実務に就くための「入口の資格」として強い効力を持ちます。試験合格後にどんなキャリアが開けるのか、具体的に見ていきましょう。
測量会社・土地家屋調査士事務所への就職
測量士補の合格は、測量会社や土地家屋調査士事務所への就職で強力なアピール材料になります。実務未経験でも、測量士補を持っていることで「基礎知識が身についており、現場配属後の教育コストが低い」と評価されやすくなります。
建設業界全体が人材不足の中、測量・土木系の有資格者はとくに需要が高く、20代・未経験でも正社員採用の可能性が高い領域です。大手測量会社から地域密着の土地家屋調査士事務所まで、勤務先の選択肢も幅広いのが魅力です。
実務経験を積んで測量士へステップアップ
測量士補として実務に就くと、一定期間の実務経験を経て「測量士」への登録が可能になります。測量士は測量計画の作成権限を持つ上位資格で、年収アップやプロジェクトリーダーとしてのキャリアアップにつながります。
測量士になるルートは複数ありますが、測量士補合格後に登録養成施設または実務経験(学歴により1〜5年)を経て登録する方法が一般的です。測量士補合格は、そのスタートラインになります。
土地家屋調査士試験の午前試験が免除される
測量士補資格を持っていると、土地家屋調査士試験の「午前の部」が免除されるという大きな特典があります。土地家屋調査士は不動産の表示登記を行う国家資格で、独立開業も可能な難関資格ですが、午前試験免除により学習負担が大幅に減ります。
このルートを狙う方は、測量士補→土地家屋調査士というダブルライセンス戦略を計画的に進めます。実際、土地家屋調査士受験者の多くが測量士補を先に取得しているのが実情です。
建設コンサルタントでの活用とダブルライセンス
測量士補は、建設コンサルタント会社での測量・調査業務でも活用できます。土木施工管理技士・技術士(建設部門)などの建設系資格と組み合わせることで、より幅広いプロジェクトに携われる人材として評価されます。
20代〜30代で測量士補→施工管理技士→技術士と段階的に資格を取得していけば、建設業界で高年収を狙えるキャリアパスが現実的に描けます。まずは測量士補で業界への入口を確保し、実務経験と並行して次の資格を目指しましょう。
出典:リーガルジョブマガジン「令和8年度測量士・測量士補試験|日程・申し込み方法や合格後のキャリアパスなどについて解説」
測量士補の試験日に関するよくある質問

Q1. 2026年の測量士補試験の試験日はいつですか?
A. 2026年(令和8年)5月17日(日)の午後1時30分から午後4時30分までです。全国14地域で同時実施され、試験時間は3時間です。年に1回しか実施されないため、受けたい場合は2026年1月5日〜1月22日の申込期間内に必ず申し込みましょう。
Q2. 試験申込を忘れた場合、翌年まで待つしかありませんか?
A. 原則として、翌年(2027年)の試験まで受験できません。追加受付や特例申込の制度はなく、期限を過ぎた願書は一切受理されません。申込期間は例年1月上旬〜下旬の約2週間半のため、12月のうちにカレンダーに登録しておくのが確実です。
Q3. 受験資格はありますか?高卒や未経験でも受けられますか?
A. 受験資格は一切ありません。年齢・性別・学歴・実務経験・国籍を問わず、誰でも受験可能です。中学生・高校生の受験も理論上可能で、建設業界未経験の社会人が転職のために取得するケースも珍しくありません。
Q4. 合格発表はいつですか?結果はどう確認できますか?
A. 2026年6月25日(木)午前9時に発表されます。国土地理院本院・各地方測量部・沖縄支所で公告されるほか、国土地理院公式ウェブサイトで受験番号が確認できます。全受験者宛てに合否通知書が郵送され、合格者には合格証書が届きます。
Q5. 試験会場はどこから選べますか?
A. 北海道・宮城・秋田・東京・新潟・富山・愛知・大阪・島根・広島・香川・福岡・鹿児島・沖縄の14地域から選択できます。申込時に希望する試験地を指定し、会場の具体的な場所は2026年4月下旬に受験票とあわせて通知されます。試験地の変更は原則できないため、申込前に最寄りの試験地を確認しましょう。
Q6. 合格すればすぐに測量士補として働けますか?
A. 合格後、国土地理院への登録が必要です。登録には登録免許税15,000円と申請書が必要で、登録証の交付をもって正式に測量士補として活動できます。多くの場合、就職先の測量会社や土地家屋調査士事務所が登録手続きをサポートしてくれます。
まとめ|2026年5月17日の試験日に向けて、今日から動き出そう
測量士補試験は、2026年(令和8年)5月17日(日)午後1時30分から午後4時30分に全国14地域で実施されます。申込期間は2026年1月5日(月)〜1月22日(木)で、合格発表は6月25日(木)午前9時です。
受験資格は一切なく、20代・30代で建設業界への転職を考える方にとっても挑戦しやすい国家資格です。学習時間200時間・合格率50%前後という、国家資格の中では比較的現実的なライン。試験日から逆算して、遅くとも2026年2月中旬から学習を始めれば十分に合格が狙えます。
合格後は、測量会社・土地家屋調査士事務所への就職、測量士へのステップアップ、土地家屋調査士試験の午前免除など、キャリアパスが大きく広がります。建設業界でキャリアを本気で築きたい方は、ぜひ2026年の挑戦を計画してみてください。
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