測量士補試験は、過去問の繰り返し演習が合格への最短ルートです。実際に、過去7年分の問題から約80%が繰り返し出題されているというデータもあり、過去問をどれだけ効率的に活用できるかが合否を分けます。
「過去問はどこで手に入るの?」「何年分解けばいいの?」「科目ごとの対策法は?」――この記事では、測量士補の過去問の入手方法から、科目別の出題傾向、合格者が実践している勉強法、さらには合格後のキャリアパスまでを一気に解説します。2026年度から変更された新試験科目にも対応した最新情報をお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください。
測量士補の過去問はどこで手に入る?無料・有料の入手方法まとめ

測量士補の過去問は、無料・有料のさまざまな方法で入手できます。まずは自分の学習スタイルに合った方法を選び、効率よく試験対策を始めましょう。
国土地理院の公式サイトから無料ダウンロードする方法
最も確実な入手方法は、国土地理院の公式Webサイトから過去5年分の試験問題と解答をPDFで無料ダウンロードする方法です。令和3年度〜令和7年度の問題・解答一覧が公開されており、誰でもアクセスできます。
ただし、公式サイトには解説が掲載されていない点に注意が必要です。問題と正答番号のみの提供となるため、「なぜその答えになるのか」を理解するには、別の解説リソースと併用することをおすすめします。
また、法改正や作業規程の準則の変更により、過去の問題で現在は解答が異なるものもある点にも留意しましょう。
出典:国土地理院「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」
無料で解説付き過去問が使えるWebサイト3選
公式サイトの問題だけでは理解が難しい場合は、解説付きの過去問サイトを活用しましょう。代表的なサイトは以下の3つです。
- 過去問ドットコム:令和7年度〜平成27年度まで約10年分の過去問を無料で掲載。1問ずつ解説付きで、分野別の絞り込みも可能です。
- 測量士補過去問解説(surveyorexam.com):年度別・科目別に全28問の解説を掲載。計算問題の途中式も丁寧に解説されています。
- 測量士補試験対策WEB(kinomise.com):過去問の問題集形式で学習でき、科目別の整理がされています。
いずれも無料で利用できるため、テキスト学習と並行して活用することで理解度を高められます。
YouTube動画で過去問解説を視聴する
「テキストだけだと計算問題がわからない」という方には、YouTubeの解説動画がおすすめです。予備校講師や合格者が、計算問題の解き方を実際に手順を追って解説してくれるため、独学でも挫折しにくくなります。
通勤時間やスキマ時間にも視聴できるので、忙しい社会人にとっては効率的な学習手段といえます。「測量士補 過去問 解説」で検索すると、年度別・科目別の動画が多数見つかります。
書籍で購入できるおすすめ過去問集2選
体系的に学習したい方には、市販の過去問集が便利です。
- 『測量士補 過去問280』(日建学院 編著):過去10年間に出題された問題を分野別・項目別に分類。出題頻度の高いテーマがひと目でわかり、効率的に学習できます。
- 『まるっと過去問題を効率的に学習 測量士補試験』:過去問を効率よく学べる構成で、初学者にもわかりやすい解説が特徴です。
書籍のメリットは、分野別に整理された構成で出題傾向を体系的に把握できる点です。価格は2,000〜3,000円程度で、投資対効果は十分といえるでしょう。
測量士補の過去問から読み解く出題傾向と科目別配点【最新データ】

過去問を闇雲に解くだけでは効率的ではありません。出題傾向と科目別の配点を把握し、「どこに時間をかけるか」を戦略的に決めることが合格への近道です。
試験科目は4分野・全28問のマークシート方式
測量士補試験は、5肢択一のマークシート方式で実施されます。出題数は全28問、1問25点の700点満点で、合格基準は450点以上(28問中18問正解=正答率約64%)です。
試験時間は午後1時30分から4時30分までの3時間。1問あたり約6分半の持ち時間があるため、落ち着いて解ける時間配分です。記述式ではないため、計算問題でも最終的な答えを選択肢から選ぶ形式になります。
2026年度から変わった新試験科目と旧科目の対応表
令和7年4月の改正測量法施行に伴い、2026年度(令和8年度)から試験科目の名称と分類が変更されました。試験の本質的な内容は大きく変わっていませんが、科目の区分が整理されています。
| 新科目名(2026年度〜) | 旧科目名(〜2025年度) | 主な出題内容 |
|---|---|---|
| 測量に関する法規 | 測量に関する法規 | 測量法、作業規程の準則 |
| 測地測量 | 多角測量、汎地球測位システム測量、水準測量 | 基準点測量、GNSS測量、水準測量 |
| 測図測量 | 地形測量、写真測量、地図編集 | 地形測量、写真測量、地図編集、三次元点群測量 |
| 応用測量 | 応用測量 | 路線測量、河川測量、用地測量 |
新科目名に変わっても、過去問の出題範囲は基本的に同じです。旧科目名で整理された過去問集でも十分に対策できますので、安心して学習を進めてください。
科目別の出題数と配点バランス
28問の配分は例年おおむね以下のとおりです。科目によって出題数が異なるため、配点の大きい分野から優先的に対策することが効率的です。
| 科目 | 出題数(目安) | 配点(目安) | 対策の優先度 |
|---|---|---|---|
| 測量に関する法規 | 3問 | 75点 | ★★★(得点源) |
| 測地測量 | 10問 | 250点 | ★★★★★(最重要) |
| 測図測量 | 9問 | 225点 | ★★★★(重要) |
| 応用測量 | 6問 | 150点 | ★★★★(重要) |
測地測量が全体の約36%を占める最大の出題分野です。ここを確実に押さえることで、合格ラインに大きく近づけます。
過去5年の出題パターンでわかる頻出テーマ
過去問を分析すると、毎年のように出題される「定番テーマ」が存在します。以下は特に出題頻度の高いテーマです。
- 水準測量の誤差と補正計算:ほぼ毎年出題。往復観測の較差計算が頻出です。
- GNSS測量の基礎知識:衛星測位の仕組みや観測方法に関する文章問題が定番です。
- トラバース測量の計算:方位角の計算、座標計算は計算問題の代表格です。
- 写真測量の縮尺計算:撮影高度と縮尺の関係を問う問題が繰り返し出題されています。
- 面積計算(座標法):応用測量の中核テーマで、公式を覚えていれば確実に得点できます。
- 測量法の目的と測量士補の業務範囲:法規分野では条文の理解を問う問題が中心です。
これらの頻出テーマを過去問で重点的に演習すれば、28問中18問の合格ラインは十分に到達可能です。
測量士補の過去問を使った合格する勉強法5ステップ

測量士補試験は過去問の繰り返し出題が多い試験です。ここでは、過去問を最大限に活用して合格を勝ち取るための勉強法を5つのステップで解説します。
ステップ1:テキストで基礎知識をインプットする
いきなり過去問に取りかかるのではなく、まずはテキスト1冊で測量の基礎知識を一通りインプットしましょう。測量に関する法規、座標系の基本、三角関数の基礎など、前提知識がないと過去問を解いても理解が深まりません。
テキストは1冊に絞ることがポイントです。複数のテキストに手を出すと情報が分散して効率が落ちます。2〜3週間でテキストを1周し、全体像を把握したらすぐに過去問演習に移りましょう。
ステップ2:過去問を年度別に1周解いて実力を測る
テキスト学習が終わったら、直近の過去問を1年分、本番と同じ3時間で解いてみましょう。この段階では合格点に届かなくても問題ありません。目的は「今の自分はどの科目が弱いのか」を正確に把握することです。
解き終わったら科目別に正答数を集計し、合格ライン(18問/28問)に対してあと何問必要かを確認してください。この分析が、次のステップでの重点学習の方針を決めます。
ステップ3:科目別に弱点を分析して重点学習する
ステップ2で明らかになった弱点科目を集中的に対策します。たとえば「測地測量の計算問題が全滅だった」なら、水準測量やトラバース計算の解法を徹底的に復習しましょう。
効果的なのは、分野別に整理された過去問集を使って同じ分野の問題をまとめて解く方法です。同じ分野を連続で解くことで、出題パターンや計算手順が頭に定着しやすくなります。
ステップ4:計算問題は解法パターンを暗記する
測量士補試験の計算問題は、出題パターンが限られており、解法を覚えてしまえば安定して得点できるのが特徴です。
特に以下の計算は、解法の手順を丸ごと暗記することをおすすめします。
- 水準測量の標高計算・誤差配分
- トラバース測量の方位角・座標計算
- 写真測量の縮尺・撮影高度計算
- 面積計算(座標法による計算)
- 路線測量の曲線設置計算
「三角関数が苦手」という文系出身の方でも、パターンさえ覚えれば機械的に解けるようになります。最初は公式カードを作って反復練習するのが効果的です。
ステップ5:直前期は過去問3周で合格ラインを安定させる
試験1ヶ月前からは、過去問を最低3周回すことを目標にしましょう。目安として、過去5〜7年分を3周すれば、ほとんどの出題パターンに対応できるようになります。
3周の進め方は以下のとおりです。
- 1周目:全問を解き、正誤を記録する(間違えた問題にチェック)
- 2周目:1周目で間違えた問題だけを解き直す
- 3周目:2周目でも間違えた問題に絞って徹底復習
この方法なら、3周目はかなり問題数が絞られるため、短時間で効率的に弱点を潰せます。本番で「見たことがある問題だ」と思える状態まで仕上げることが目標です。
測量士補の過去問【科目別】攻略ポイントと頻出テーマ一覧

ここからは、4つの試験科目それぞれについて、過去問で特に押さえるべきポイントと頻出テーマを具体的に解説します。
測量に関する法規:条文暗記より「仕組みの理解」が近道
法規分野は例年3問程度の出題で、出題数こそ少ないものの、知識問題のため確実に得点できる「ボーナス科目」です。
頻出テーマは以下のとおりです。
- 測量法の目的と定義(第1条〜第3条)
- 測量士・測量士補の業務範囲の違い
- 測量の基準(測地成果2011、ジオイド・モデル)
- 作業規程の準則に関する基本ルール
条文を一字一句暗記する必要はありません。「測量士補はどこまでの業務ができるのか」「測量の基準点とは何か」といった仕組みを理解していれば、選択肢を絞り込めます。過去問で繰り返し出題される条文は限られているため、過去5年分を解けば出題範囲がほぼカバーできます。
測地測量:基準点測量・GNSS測量の計算問題を押さえる
測地測量は全28問中10問程度を占める最大の出題分野です。ここでの得点が合否を大きく左右します。
特に重要な頻出テーマは以下の3つです。
- 水準測量:標高の計算、往復観測の較差計算、誤差の配分。毎年2〜3問出題される最頻出テーマです。
- トラバース(多角)測量:方位角の計算、座標の計算。計算の手順が決まっているため、パターンを覚えれば確実に解けます。
- GNSS測量:衛星測位の仕組み、基線解析、スタティック法・RTK法の違い。文章問題が中心で、用語の正確な理解が求められます。
計算問題は「公式を覚えて、あてはめる」の繰り返しです。過去問で同じパターンの問題を5問以上解けば、本番でも迷わず解答できるようになります。
測図測量:地形測量・写真測量・地図編集の出題パターン
測図測量は9問程度の出題で、地形測量・写真測量・地図編集の3分野から構成されます。
- 地形測量:平板測量やトータルステーションの使い方、等高線の読み取りが出題されます。
- 写真測量:空中写真の縮尺計算は毎年出題される超頻出テーマです。「撮影高度÷焦点距離=縮尺分母」の公式は必ず覚えましょう。
- 地図編集:地図記号、地図投影法、数値地形モデルなどの知識問題です。
2026年度からは三次元点群測量が新たに出題範囲に加わりました。ドローンやレーザスキャナを使った測量技術に関する問題が追加される可能性があるため、最新のテキストで押さえておくと安心です。
応用測量:面積計算・路線測量は公式の使い分けがカギ
応用測量は6問程度の出題で、実務に直結する測量技術が問われます。
- 面積計算:座標法による面積計算は頻出中の頻出です。公式を正確に使えれば確実に得点できます。
- 路線測量:単曲線の設置計算(半径・中心角・接線長・曲線長)は計算問題の定番です。
- 河川測量・用地測量:横断面図の面積計算や、用地境界の確定方法が出題されます。
応用測量の計算問題は、使う公式の選び方がポイントです。過去問を科目別に解くことで、「この問題パターンにはこの公式」という対応関係が身につきます。
測量士補の合格率・難易度は?過去問演習で合格ラインを突破するコツ

「測量士補ってどのくらい難しいの?」という疑問は、過去問演習を始める前に知っておきたいポイントです。合格率と難易度の実態を把握して、適切な学習計画を立てましょう。
過去10年の合格率推移(30〜51%)と合格基準(28問中18問)
測量士補試験の合格率は年度によって変動しますが、おおむね30〜50%台で推移しています。
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 2016年(平成28年) | 13,278人 | 4,767人 | 35.9% |
| 2017年(平成29年) | 11,374人 | 5,377人 | 47.3% |
| 2018年(平成30年) | 12,556人 | 4,215人 | 33.6% |
| 2019年(令和元年) | 13,764人 | 4,924人 | 35.8% |
| 2020年(令和2年) | 10,361人 | 3,138人 | 30.3% |
| 2021年(令和3年) | 12,905人 | 4,490人 | 34.8% |
| 2022年(令和4年) | 12,556人 | 5,540人 | 44.1% |
| 2023年(令和5年) | 13,480人 | 4,342人 | 32.2% |
| 2024年(令和6年) | 12,103人 | 3,799人 | 31.4% |
| 2025年(令和7年) | 13,363人 | 6,837人 | 51.2% |
2025年度は合格率51.2%と過去10年で最も高い結果となりました。合格基準は毎年一定(700点中450点=28問中18問正解)で、問題の難易度によって合格率が変動する絶対評価方式です。
他の国家資格と比較した測量士補の難易度ランキング
測量士補の難易度を他の不動産・建設系の国家資格と比較すると、以下のような位置づけになります。
| 資格名 | 合格率(目安) | 必要勉強時間 | 難易度 |
|---|---|---|---|
| 土地家屋調査士 | 約9% | 約1,000時間 | 難しい |
| 1級建築施工管理技士 | 約40% | 約300時間 | やや難しい |
| 宅地建物取引士 | 約15% | 約300時間 | やや難しい |
| 測量士補 | 約30〜50% | 約200時間 | やや易しい |
測量士補は国家資格の中では比較的取得しやすい資格です。受験資格に制限がなく、学歴・実務経験も不要なため、建設業界でキャリアアップを目指す方の「最初の一歩」として最適といえます。
必要な勉強時間は200時間が目安(1日2時間×3〜4ヶ月)
測量士補試験の合格に必要な勉強時間は、一般的に約200時間が目安とされています。理系出身や測量の実務経験がある方なら50〜80時間程度で合格するケースもあります。
1日2時間ずつ確保すれば、約3〜4ヶ月で合格レベルに到達できる計算です。2026年度の試験日は5月17日(日)ですので、1月頃から学習を開始すれば十分に間に合います。
学習時間の内訳の目安は以下のとおりです。
- テキスト学習(インプット):約50時間
- 過去問演習(アウトプット):約100時間
- 弱点補強・復習:約50時間
独学と通信講座、どちらが向いている?判断基準を解説
測量士補試験は、独学でも十分に合格可能な試験です。テキスト1冊+過去問集1冊の組み合わせで、多くの合格者が独学で合格を果たしています。
ただし、以下に当てはまる方は通信講座の活用を検討してもよいでしょう。
- 測量の知識がまったくゼロで、テキストを読んでもイメージが湧かない
- 三角関数や座標計算などの数学が極端に苦手
- 仕事が忙しく、効率的に短期間で合格したい
- 一度独学で挑戦したが不合格だった
通信講座を利用する場合でも、最終的には過去問を繰り返し解くことが合格の決め手になる点は変わりません。講座はあくまでも理解を助ける補助ツールとして位置づけましょう。
測量士補の過去問を活かしてキャリアアップ!合格後の年収と転職戦略

測量士補の資格は取得して終わりではありません。ここでは、合格後にどのようなキャリアパスが開けるのか、年収の実態や転職戦略を解説します。
測量士補の平均年収は約370万円、地域・企業規模で差が出る
測量士補の平均年収は約370万円です。測量業界全体では平均年収が約493万円というデータもあり、測量士補はそのなかでは入口レベルの待遇となります。
年収には地域差・企業規模差があり、東京都では平均約400万円、地方では300万円台となるケースもあります。大手測量会社や建設コンサルタントでは年収400万円以上が見込めるため、転職先の選び方が年収を大きく左右します。
出典:ConMaga「測量士補とは?資格を取得するメリットや年収、試験の難易度を解説」
測量士へのステップアップで年収90万円アップを狙う
測量士補の上位資格である測量士は、測量業務の計画を立案できる資格です。測量士になると、測量士補と比べて年収が約90万円アップするというデータがあります。
測量士への昇格ルートは主に2つあります。
- 測量士試験に合格する:測量士補の知識をベースに、より高度な計画立案能力が問われます。
- 実務経験を積む:測量士補として一定期間の実務経験を経て、国土地理院に申請する方法もあります。
測量士補の過去問で身につけた学習習慣と知識ベースは、測量士試験の対策にもそのまま活かせます。
土地家屋調査士とのダブルライセンスで市場価値を高める
測量士補の資格を持っていると、土地家屋調査士試験の午前の部が免除されるという大きなメリットがあります。土地家屋調査士は合格率約9%の難関資格ですが、免除制度を活用すれば受験負担を軽減できます。
土地家屋調査士は独立開業も可能な資格で、年収600万〜800万円を目指せます。「将来は独立したい」「より専門性の高い仕事がしたい」という方にとって、測量士補はダブルライセンス戦略の起点になる資格です。
建設業界で測量士補が求められる理由と転職のポイント
建設業界では、インフラ整備や再開発プロジェクトの増加に伴い、測量の需要が安定しています。測量士補の資格を持っていることは、建設会社やコンサルタント企業への転職で明確なアピールポイントになります。
転職を成功させるポイントは以下のとおりです。
- 資格+実務経験のセットで市場価値が上がる:資格取得後、まずは測量会社で1〜2年の実務経験を積むことが重要です。
- 施工管理技士など他資格との組み合わせ:建設業界では複数の資格を持つ人材の評価が高い傾向があります。
- 建設業界特化の転職支援サービスを活用する:業界に精通したアドバイザーがいるサービスを利用すると、自分の市場価値に見合った求人を見つけやすくなります。
測量士補の過去問に関するよくある質問(Q&A)
Q1. 測量士補の過去問は何年分解けば合格できますか?
最低5年分、理想は7〜10年分です。過去7年分の問題から約80%が繰り返し出題されるため、5年分を3周すれば合格ラインに到達できる可能性が高くなります。時間に余裕があれば10年分まで広げることで、より安定した実力が身につきます。
Q2. 測量士補の過去問だけで合格できますか?テキストは必要ですか?
過去問だけでも合格は可能ですが、テキスト併用が効率的です。過去問の繰り返し出題率が高い試験ではありますが、初学者がいきなり過去問に取り組むと、基本概念の理解が不十分なまま暗記に頼ることになります。テキストで基礎を固めてから過去問に入るほうが、結果的に学習時間を短縮できます。
Q3. 2026年度から試験科目が変わりましたが、旧科目の過去問は使えますか?
問題なく使えます。科目名の変更と統合が行われただけで、出題範囲の本質は変わっていません。たとえば旧「多角測量」「汎地球測位システム測量」「水準測量」の問題は、新科目「測地測量」の対策としてそのまま活用できます。
Q4. 計算問題が苦手です。文系でも合格できますか?
文系出身でも十分に合格可能です。測量士補の計算問題は、使う公式と解法パターンが限られています。三角関数の基礎(sin、cos、tan)さえ押さえれば、あとはパターンの暗記と反復練習で対応できます。過去問を繰り返し解くうちに、計算の流れが自然と身につきます。
Q5. 測量士補に合格すると、どんな仕事に就けますか?
測量会社、建設コンサルタント、ゼネコンなど幅広い就職先があります。具体的には、基準点測量、地形測量、路線測量などの現場業務のほか、CADを使った図面作成やデータ解析の業務にも携われます。建設業界全体で測量人材の需要は安定しているため、資格保有者は転職市場でも有利です。
まとめ:測量士補の過去問を最大限に活用して合格を目指そう
測量士補試験は、過去問の繰り返し出題が多い試験です。正しい方法で過去問を活用すれば、独学でも十分に合格を狙えます。
この記事のポイントをまとめます。
- 過去問は国土地理院の公式サイトから無料で入手可能。解説付きサイトやYouTubeも併用すると効果的
- 出題は4科目28問で、測地測量(約10問)が最大の出題分野
- 勉強法は「テキスト→年度別演習→科目別弱点対策→計算パターン暗記→3周反復」の5ステップ
- 合格に必要な勉強時間は約200時間。1日2時間×3〜4ヶ月が目安
- 合格後は測量士や土地家屋調査士へのステップアップで年収・市場価値の大幅アップが見込める
2026年度の測量士補試験は5月17日(日)に実施されます。今から過去問演習を始めれば、十分に合格を勝ち取ることができます。まずは1年分の過去問を解いて、自分の現在地を確認するところから始めてみましょう。
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