技術士試験は、大学によって合格率に明確な差があります。一次試験の合格率は年度によって変動しますが、 過去10年の統計では一次試験がおおむね31.3〜61.2%、二次試験が9.1〜15.1%の範囲で推移しています。 一方で、直近数年は一次試験が40%前後、二次試験が10%前後という水準が多くなっています。
結論から言うと、 大学によって合格率・合格者数は異なるものの、「どの大学出身でも技術士合格は十分に狙える」資格です。 この記事では、大学別の合格率や傾向を整理しながら、 若手エンジニアやこれから技術士を目指したい方が「自分はどう戦略を立てればいいか」までイメージできるように解説していきます。
技術士の合格率は大学別でどれだけ違う?最新の全体像
まずは、技術士試験全体の合格率と、その中で大学別の差がどこで生まれているのかを整理します。 一次試験・二次試験それぞれの合格率の水準を押さえたうえで、 「なぜ特定の大学に合格者が集中しやすいのか」を見ていきましょう。
一次・二次試験の平均合格率(直近の傾向)
技術士試験は、一次試験と二次試験で難易度が大きく異なります。 過去10年のデータでは、一次試験の合格率は31.3〜61.2%、二次試験は9.1〜15.1%の範囲で推移しており、特に二次試験は一貫して10%前後の「難関試験」です。 直近の令和5〜6年度を見ると、一次試験の対受験者合格率はおおよそ40%前後、二次試験は10%前後となっており、大きく難易度が緩和しているわけではありません。
出典: スタディング「技術士一次試験・二次試験の合格率は?過去10年の推移や部門別合格率」、 日本技術士会「技術士第一次試験 統計情報」、 日本技術士会「技術士第二次試験 統計情報」
大学別に差が生まれる理由(学力・学習環境・受験者層)
大学別の合格実績を見ると、旧帝大クラスの国立大学や、日本大学・早稲田大学などの大規模私立大学が上位に並ぶケースが目立ちます。 これは「学生の基礎学力」だけでなく、「カリキュラム」「研究室文化」「資格支援」といった大学側の環境要因が合わさって、結果として合格率の差となって表れていると考えられます。
例えば、数学・物理・専門科目の基礎が厚い大学では一次試験で有利になりやすく、研究室で日常的に論文や技術報告書を書いている環境では、二次試験(記述・論文・口頭)への適応力が高くなりやすい、という構図があります。また、学内で技術士試験のガイダンスや対策講座が実施されている大学では、そもそもの「受験者数」が増えるため、合格者数も伸びやすくなります。
大学別データの見方(合格者数・合格率・在学生比率)
大学別の技術士試験データを読むときは、単純な「合格者数」だけでなく、 少なくとも「合格者数」「合格率」「在学生の割合」の3つをセットで見ると、各大学の実態が把握しやすくなります。
- 合格者数:その大学全体としてどれくらい技術士試験に強いかの規模感
- 合格率:受験者に対してどの程度の割合で合格しているか(質の指標)
- 在学生の割合:在学中合格が多いかどうか(大学がどれだけ支援しているかの目安)
例えば、一次試験では在学生の合格者数で日本大学が複数年にわたって全国1位を継続しており、中央大学も全国上位の常連です。 こうした大学では、学内で説明会や対策講座が整備されており、「在学中に一次試験を突破する」という文化が根付いていることがわかります。
出典: 桜門技術士会「日本大学8年連続日本一の技術士第一次試験合格者数」、 中大技術士会「2024年度の技術士第一次試験の全国大学別の合格者数で第2位に躍進!!」
どの大学でも合格できる?若手・社会人の実態
「大学別合格率」と聞くと不安になりがちですが、 実務経験が前提となる二次試験では、最終的な合否を分けるのは大学名よりも「どんな業務をどのように振り返り、論理的に説明できるか」です。
実際の合格者には、旧帝大や有名私大出身者だけでなく、地方大学や高専出身者、文系学部から技術系職種へ転じた方など、さまざまなバックグラウンドの方が含まれています。重要なのは次のようなポイントです。
- 一次試験を早めに突破しておく(在学中 or 若手のうちに)
- 技術士として語れるレベルの業務経験を意識して積む
- 過去問・想定論文の型を早めに固める
- 添削や口頭試験対策など「アウトプットの機会」を確保する
20〜30代の若手であれば、 「一次試験を早めに合格 → 実務を積みながら二次試験に備える」 というロードマップを描ければ、出身大学に関わらず十分に合格を狙えるポジションに立てます。
技術士一次試験の合格率を大学別に比較【国立・私立】

ここからは、大学別の一次試験データを詳しく見ていきます。一次試験は基礎科目・適性科目・専門科目で構成されており、 特に「学生の合格率が高い」傾向があります。大学ごとのカリキュラムや受験文化が色濃く反映される部分でもあり、国立大学と私立大学では特徴が分かれます。
最新の大学別合格者ランキング(国立大学)
国立大学は総じて一次試験に強く、特に旧帝大クラスは合格者数・合格率ともに上位に位置する年が多くなります。 東京大学・京都大学・大阪大学・九州大学の4校は、複数年にわたり一次試験の合格者数ランキング上位を維持しています。
- 東京大学:合格者数100名超の年が多い
- 京都大学:合格率が全国トップクラス
- 大阪大学・九州大学:専門科目の地力が高い層が厚い
旧帝大はいずれも工学部の学生数が多く、研究室でのレポート・論文作成文化が根付いているため、筆記中心の一次試験との相性が良いことが背景にあります。
私立大学の上位校(日本大学・早稲田大学・東京理科大学など)
私立大学の中では、日本大学が在学生一次試験合格者数「8年連続全国1位」を記録しており、突出した存在です。 直近(2024年度)の在学生合格者は94名(学部生83名・大学院生11名)と私立トップの規模です。
- 日本大学:在学生合格者数で全国トップ(複数年)
- 早稲田大学:理工系学部中心に受験者が多い
- 東京理科大学:基礎学力が高く合格率も安定
- 中央大学:在学生合格で全国上位の常連
特に日本大学と中央大学は、学内で技術士試験の説明会や対策講座を実施しており、受験文化が根付いている点が特徴です。
出典: 桜門技術士会「日本大学8年連続日本一の技術士第一次試験合格者数」 / 中大技術士会「2024年度 技術士第一次試験 全国大学別合格者数」
大学別の一次試験合格率が高い大学の傾向
合格「者数」では私大の存在感が強い一方、合格「率」で見ると国立大学が上位を占めます。 合格率はおおむね「難関大学 > 中堅大学 > 大規模私立大学」という順で並ぶ傾向があります。
これは以下のような理由によるものです。
- 基礎学力の差(数学・物理)
- 専門科目を深く学ぶカリキュラム
- 過去問対策のノウハウが学内で共有されている
- 受験者のモチベーション(資格取得文化)
ただし「合格率が高い=優れた大学」という単純な図式ではなく、受験者数の大小や受験者の属性によっても数字は変わってきます。
大学在学中に合格している人の特徴
一次試験は学生に有利な構造で、特に合格者が多い大学では次のような特徴があります。 「専門科目の勉強が大学の授業と重なる」「理系レポートや研究で論理的思考が鍛えられている」ことが一次試験突破につながりやすいためです。
- 工学系の授業と専門科目が連動している
- 数学・物理・化学の基礎が直近で身についている
- 試験対策が学部内で共有されている
- そもそも受験母数が多く文化が根付いている
在学中の合格が将来の二次試験の受験機会を広げるため、早期受験のメリットは大きいといえます。
技術士二次試験の合格率を大学別に比較【難関大が強い理由】

一次試験と比べ、二次試験は実務経験・論文力・口頭試問への対応力が問われるため、大学別の特徴がより明確に現れます。国立大学が上位を占める傾向は変わらず、特に旧帝大は強さが際立ちます。
最新の大学別二次試験合格者ランキング
直近の公表データでは、九州大学・京都大学・東京大学・大阪大学などの旧帝大が上位を独占しています。 令和3年度では九州大学が102名、京都大学が99名の合格者を輩出し、いずれも全国トップクラスでした。
- 九州大学:102名(令和3年度)
- 京都大学:99名(令和3年度)
- 東京大学・大阪大学:上位常連
- 早稲田大学:私立で数少ない上位校
旧帝大が二次試験に強い3つの理由
旧帝大に合格者が集中する背景には、教育環境と受験文化の違いがあります。 特に「論文指導」「研究室でのプレゼン文化」「技術報告書の経験」は、二次試験の筆記・口頭試験に直結します。
- 大学院進学率が高く、研究経験が豊富
- 技術士・技術士補のOBが多く、情報共有が活発
- 論文を書く機会が多く、文章構成能力が鍛えられている
私立大学で合格率が高い大学の特徴
私立大学では早稲田大学・日本大学・東京理科大学などが二次試験の合格者数で上位に入る年があります。 特に早稲田大学は受験者数に対しての「合格率」が高く、私大の中でも突出した存在です。
- 工学系に強い私大は合格率も高め
- 内部で資格取得支援がある大学は受験文化が根付く
- 理工系大学ほど論文・プレゼン文化が強い
二次試験の合格率は大学名より業務経験が左右する
大学別の合格者数には差がありますが、二次試験は社会人の実務経験が中心となるため、大学名で合否が決まるわけではありません。 二次試験で問われるのは「業務内容を技術者としてどう分析し説明できるか」であり、大学名と直接の相関はありません。
- 若手のうちは業務経験の幅が狭いことが多い
- 早期に技術士補(一次試験合格)を取って実務経験を積むメリットが大きい
- 論文添削や模擬口頭といったアウトプットが合否を分ける
部門別(建設・機械・電気など)の大学別トレンド
二次試験は部門ごとに受験者数が大きく異なり、大学によって強い部門があります。 特に建設部門は受験者数・合格者数ともに全国最大で、土木系が強い大学(東大・京大・東工大・北大など)が安定して上位に入ります。
- 建設部門:旧帝大が圧倒的に強い
- 機械・電気:工学系大学が広く分散
- 情報工学:私立大学の存在感も大きい
技術士の合格率が大学別に差が出る7つの要因
ここまで大学別の実績を見てきましたが、なぜ大学によって合格率に差が生まれるのでしょうか。実際には「学力」だけでは説明しきれず、複数の要因が組み合わさっています。ここでは、大学別の合格率を左右する7つのポイントを整理します。
受験者層(現役学生・社会人)の違い
一次試験は学生の合格率が高い傾向があります。理由のひとつは、 大学で学ぶ数学・物理・化学などの基礎科目が「試験範囲と一致している」こと です。
- 学生:基礎科目の記憶が新しく、学習時間を確保しやすい
- 社会人:専門知識は強いが、基礎科目の復習に時間が必要
大学別で学生の受験者が多いほど、一次合格者数も増える傾向があります。
OBOGの技術士ネットワークの有無
大学によっては、技術士OBOGが積極的に受験支援を行うケースがあります。 特に旧帝大や大規模大学では模擬口頭試験や論文添削が受けられることもあり、合格率に大きく影響します。
- 対策講座(学内開催)
- 論文添削・フィードバック
- 口頭試験の模擬面接
大学カリキュラム(数学・物理・専門科目の深度)
技術士試験の内容は大学工学部の専門科目と重なる部分が多いため、 専門科目の深度が深い大学ほど「一次試験に強い」 傾向があります。
特に以下の特徴を持つ大学で合格率が高い傾向があります。
- 工学部の学生数が多い(旧帝大・国立工業大学など)
- 専門科目の必修範囲が広い
- 研究室で日常的にレポートを書く文化がある
学内の資格支援体制(講座・勉強会)
日本大学・中央大学など、学内で資格取得をサポートする体制が整っている大学では、在学生の合格率が高い傾向があります。 特に一次試験は学内講座の有無が合格率に直結するケースが多い ため、支援体制の差が結果に現れます。
- 学内ガイダンス・説明会
- 対策講座の提供
- OBOGによる勉強会
研究室文化(論理的文章力・研究報告の訓練)
二次試験の論文は「論理的な構成」「専門的な考察」が求められます。研究報告の習慣がある大学では、 文章構成力・論理的思考力が自然と鍛えられており、二次試験でも優位に働きます。
- 研究報告書の作成
- 学会発表やプレゼン経験
- ゼミでのディスカッション
受験者数の母数の多さ
日本大学や早稲田大学のような大規模大学は、そもそも工学系の学生が多いため受験者数が多くなり、合格者数も増えます。 「合格者数が多い=合格率が高い」とは限らない点には注意が必要です。
合格率を比較する際は、「合格者数」とセットで確認しましょう。
大学別合格率を踏まえて、20〜30代の若手が取るべき戦略

ここからは、実際に技術士を目指す若手社会人が「大学別の合格率からどう学ぶべきか」を整理します。結論として、出身大学は強みになり得ますが、合否を決める最重要ポイントではありません。戦略次第で合格可能性は大きく変わります。
「大学名に左右されない」合格ロードマップ
若手社会人の場合、一次試験・二次試験のいずれでも重要になるのは 「早期に一次試験へ着手し、経験を積みながら二次試験へ進む」 という王道ルートです。
- 一次試験合格 → 技術士補認定
- 実務経験を積む(4年以上)
- 二次試験に挑戦
一次試験を最短で突破する勉強法
一次試験は300〜450時間程度の学習が目安と言われています。若手社会人の場合、仕事と両立しながら学習する必要があるため、 「過去問中心で効率よく進める」ことが最短突破の鍵になります。
- 基礎科目:大学受験レベルの復習で十分対応可
- 専門科目:過去問の頻出パターン把握が効果的
- 適性科目:対策は最小限でOK(形式に慣れることが重要)
二次試験に強くなるための実務の積み方
二次試験の本質は「技術者として経験をどう言語化するか」です。したがって、 業務の幅を広げ、説明できる業務を意識して積むことが最重要になります。
- 課題解決に関わる業務を積極的に担当する
- 技術的判断を下した場面を記録する
- 業務内容を簡潔にメモし、後から論文化できる状態にしておく
働きながらでも合格率を上げるための方法
社会人受験者の多くがつまずくのは「学習時間の確保」です。そこで意識したいのが、 勉強を生活習慣の一部に組み込み、無理なく継続できる仕組みを作ること です。
- 平日90分、休日3時間を固定化する
- 通勤時間は基礎復習に充てる
- まとまった時間は論文練習や過去問に集中
技術士取得後のキャリアメリットと年収アップ
技術士は国家資格の中でも評価が高く、専門性を証明できる強力な武器になります。取得後は実務での裁量が広がり、年収アップのチャンスも増えます。 特に建設・電気・機械系では、技術士資格の有無が役職・給与に直結するケースも珍しくありません。
- 技術系プロジェクトの責任者候補になりやすい
- 専門性が可視化され転職でも強みになる
- 資格手当がつく企業も多い(月数千〜数万円)
大学別合格率と転職市場:技術士取得がキャリアに与える影響
大学別の合格率を把握すると、自分の立ち位置や強みが見えやすくなります。しかし最終的にキャリア形成で重要なのは「技術士を取得した後にどう活かすか」です。ここでは、転職市場や企業が技術士をどのように評価しているかを整理します。
技術士を持つと転職でどれだけ有利になるのか
技術士は国家資格の中でも専門性が高く、特に建設・電気・機械などの技術系職種では評価が大きく変わります。 企業によっては「技術士取得=即戦力」の扱いとなり、マネジメント層候補として歓迎されるケースもあります。
- プロジェクト責任者としての抜擢
- 技術提案・設計の中心となるポジションに参画
- 公共事業の入札要件で有利に働くことがある
企業が技術士資格を評価するポイント
企業は、技術士を単なる資格ではなく「技術力+倫理観+高度な判断能力の証明」として扱います。 特に「技術士法に基づく専門能力」や「継続的研鑽(CPD)」が評価されるポイントです。
- 専門分野での高度な技術判断ができる
- 公共性(安全・品質)を重視した意思決定が取れる
- 第三者からの信頼性が高い
大学別実績よりも「資格取得時の実務経験」が重要
転職市場では、大学名よりも「技術士取得時にどんな業務を経験してきたか」が重要視されます。 二次試験の合格自体が「実務経験が一定以上ある」ことの証明になるため、大学名の影響は限定的です。
- 管理業務や技術判断の経験
- 課題解決のストーリーを持っているか
- 専門領域を言語化できるレベルにあるか
若手で技術士を取るメリット(30代までに取る価値)
20〜30代で技術士を取得すると、その後のキャリアの選択肢が一気に広がります。 30代前半で技術士を取得していると、同世代の技術者の中で「抜けた存在」になれるためです。
- 年収アップのタイミングを早められる
- 管理職候補としての評価が高まる
- 技術士として独立やフリーランスも視野に入る
技術士取得後に強い職種・業界(建設・インフラ・メーカー)
技術士は特に以下の業界と相性が良く、転職市場での評価が高い資格です。 「建設部門」は受験者数・合格者数ともに最大の領域で、転職市場でも圧倒的に求人数の多い分野です。
- 建設・土木(インフラ領域全般)
- 電気・設備メーカー
- 機械・自動車・産業機械メーカー
- プラントエンジニアリング
よくある質問(Q&A)|技術士の合格率・大学別の疑問をまとめて解説
Q1. 技術士の合格率は大学別にどれくらい差がありますか?
一次試験では大学別の差が比較的出やすく、旧帝大や日本大学・早稲田大学などの大規模大学が上位に入る年が多いです。 一方、二次試験は実務経験が中心となるため、大学名による合格率の差は限定的です。
Q2. 「大学別合格率が高い大学」に行っていないと不利になりますか?
結論として、出身大学が不利に働くことはほとんどありません。 二次試験では業務経験・論文力・口頭試問が評価されるため、社会人になってからの努力次第で十分に合格可能です。
Q3. 社会人になってから一次試験に合格するのは難しいですか?
学生と比べると基礎科目の記憶が薄れている分、効率的な学習が必要です。 ただし、過去問中心の300〜450時間の学習で合格できる例が多く、社会人合格者も多数います。
Q4. 技術士一次試験は大学在学中に受けた方が有利ですか?
はい、有利です。 数学・物理・化学などの基礎科目が大学の授業内容と一致しているため、在学生は合格率が高い傾向があります。 ただし、社会人でも適切な学習計画があれば十分に合格可能です。
Q5. 私立大学と国立大学では合格率に大きな違いがありますか?
一次試験の「合格率」では国立大学が優位になる傾向がありますが、「合格者数」では日本大学などの大規模私立が上位に入ります。 合格率と合格者数の両面でデータを見ることが重要です。
Q6. 技術士二次試験で最も重要な対策は何ですか?
最重要なのは「業務経験の棚卸し」と「論文の型の習得」です。 自分の経験を技術者としてどのように説明できるかが合否を左右します。 また、模擬口頭試験の練習も欠かせません。
Q7. 学歴よりも実務経験が重視されるというのは本当ですか?
はい、本当です。 二次試験は業務内容を深く分析し、課題・改善策・技術的判断を説明する試験であり、大学名よりも実務の質の方が大きく評価されます。 これは企業の採用評価においても同様です。
まとめ|大学別合格率の「差」はあるが、戦略次第で誰でも合格を狙える
ここまで、技術士試験の「大学別の合格率」や「特徴」を見てきました。確かに大学によって合格率が異なる事実はありますが、最終的な合否は大学名ではなく、実務経験と学習戦略が大きく左右します。
この記事のポイントをまとめると、次の通りです。
- 一次試験は学生の合格率が高く、大学別で差が出やすい
- 二次試験は実務経験が中心で、大学名より業務内容が重要
- 日本大学・中央大学は在学生支援が充実し、一次試験で強い
- 旧帝大は研究文化が強く、二次試験で有利に働く
- 若手なら「一次を早期突破 → 実務を積んで二次」の戦略が最適
- 技術士は転職市場で評価が高く、キャリアの自由度が広がる
出身大学に関係なく、技術士は十分に狙える資格です。 早めに一次試験へ着手し、経験を積みながら二次試験の準備を進めることで、着実に技術士への道が開けます。
今の環境で「どこから手を付けるべきか」迷っている方は、早めにキャリアの棚卸しや学習計画を整理するのがおすすめです。 必要であれば、あなたの状況に合わせて具体的なロードマップを作成することもできます。
建設業界で、あなたのキャリアを次のステージへ。
技術士・施工管理技士・建築士などの資格を活かした転職やキャリアアップをお考えなら、建設・建築・インフラ業界に特化した、完全無料の転職支援サービス 「ジョブハウスエージェント」をご利用ください。業界に精通したアドバイザーが、経験や希望条件に合わせて最適な求人をご提案します。
著者:ジョブハウス建設 編集部
建設・建築・インフラ業界に特化した転職支援プラットフォーム「ジョブハウス建設」編集部です。技術士、建設コンサルタント、施工管理など、建設分野の幅広い専門職・技術職に関する情報を、現場の知見と最新データをもとに正確かつわかりやすく発信しています。



