「測量士に将来性はあるの?」「AIやドローンに仕事を奪われるのでは?」――そんな疑問を持つ方は少なくありません。
結論から言えば、測量士の将来性は明るいと言えます。建設投資額は2026年度に81兆円超と30年ぶりの高水準が見込まれ、測量士の有効求人倍率は全職種平均の約3.5倍にあたる4.22倍を記録しています。さらに、業界全体の高齢化により若手人材へのニーズは年々高まっています。
この記事では、測量士の将来性を裏付ける具体的なデータから、年収の実態、AI・ドローンとの関係、キャリアアップの戦略、資格取得ルートまで、転職やキャリアを考えるうえで必要な情報を網羅的に解説します。
測量士の将来性が明るいと言える5つの根拠

「測量士は将来性がない」という声も一部で聞かれますが、統計データや業界動向を見ると、むしろ測量士の需要は今後も堅調に推移する見込みです。ここでは、その根拠を5つの視点から整理します。
測量法に基づく独占業務で需要が安定している
測量士は、測量法によって定められた国家資格を持つ者だけが行える独占業務を担っています。公共測量や基本測量は、測量士の資格を持った技術者が従事しなければ実施できません。
さらに、測量業者として登録するには「営業所ごとに1名以上の測量士を配置すること」が法律で義務付けられています。つまり、建設工事が行われる限り、測量士の需要がゼロになることはありません。
この法的な裏付けがあるからこそ、測量士は景気の波に比較的左右されにくい、安定した職業と言えます。
建設投資額は増加傾向|インフラ更新・防災で測量ニーズ拡大
国土交通省の発表によると、2025年度の建設投資は75.6兆円(前年度比3.2%増)、2026年度は81.1兆円(同5.7%増)と見込まれており、1996年度以来30年ぶりに80兆円の大台を超える見通しです。
この成長を支えているのは、高度経済成長期に整備されたインフラの老朽化対策、大規模再開発、工場・物流施設の新設、そして「国土強靱化実施中期計画」に基づく防災・減災投資です。建設投資が増えれば、その前工程である測量業務の需要も比例して増加します。
出典:国土交通省「令和7年度(2025年度)建設投資見通し」
業界の高齢化で若手測量士の求人倍率が上昇中
測量業界は深刻な高齢化に直面しています。国土地理院の調査によると、測量士全体の57%が50歳以上で、30歳以下はわずか13%にとどまります。
一方で、測量業者数は令和6年度末時点で11,140業者と、ピーク時(平成15年・14,750業者)から21年連続で減少しています。これは小規模業者の廃業や統合が進んでいるためですが、中堅以上の企業では人材確保に苦戦しており、国土交通省の調査では約2割の企業が「測量士が不足している」と回答しています。
今後10年で大量のベテラン測量士が退職を迎えるため、若手人材への需要はさらに高まることが予想されます。
出典:国土地理院「令和5年度 測量業における測量士・測量士補に関する実態調査報告書」
i-Constructionの推進で「測れる人材」の価値が高まっている
国土交通省が推進する「i-Construction 2.0」は、建設現場の全プロセスにICT(情報通信技術)を導入し、2040年までに省人化30%以上・生産性1.5倍を目指す取り組みです。
このなかで測量は最も早くICT化が進んだ分野の一つであり、ドローンや3Dレーザースキャナーを使った「ICT測量」は従来手法と比べて作業時間を最大70%短縮できるとされています。
しかし、これらの最新機器を正しく運用し、取得データを設計・施工に反映できる人材はまだ不足しています。単なる「測量ができる人」ではなく、「ICTを活用して測れる人材」の市場価値は急速に上昇しています。
測量士の有効求人倍率は全職種平均を大きく上回る
厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)によると、測量士の有効求人倍率は4.22倍です。2026年2月時点の全職種平均である1.19倍と比較すると、約3.5倍もの開きがあります。
「建築・土木・測量技術者」というカテゴリでは5.74倍を記録した時期もあり、「求職者1人に対して求人が5〜6件ある」という完全な売り手市場です。測量士は転職市場において、極めて有利なポジションにある職種と言えるでしょう。
出典:厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「測量士」
測量士の年収はいくら?経験年数・雇用形態別の収入レンジ

将来性を考えるうえで、年収は気になるポイントの一つです。ここでは、厚生労働省の賃金構造基本統計調査をもとに、測量士の収入を具体的な数字で見ていきます。
測量士の平均年収は約502万円|全産業平均より高水準
厚生労働省の令和6年度「賃金構造基本統計調査」によると、測量技術者の平均年収は約502万円です。内訳は、月額給与が約33.1万円、年間賞与が約104万円となっています。
国税庁の「民間給与実態統計調査」による全産業の平均年収460万円と比較すると、測量士は約42万円高い水準にあります。国家資格に基づく専門職としての待遇が反映された数字と言えるでしょう。
| 項目 | 測量士 | 全産業平均 |
|---|---|---|
| 平均年収 | 約502万円 | 約460万円 |
| 月額給与 | 約33.1万円 | 約30.0万円 |
| 年間賞与 | 約104万円 | — |
| 平均年齢 | 45歳 | — |
| 平均勤続年数 | 14.3年 | — |
経験年数別の年収推移|20代・30代・40代でどう変わる?
測量士の年収は、経験年数と保有資格によって大きく変動します。一般的な年収レンジの目安は以下のとおりです。
| 年代 | 年収レンジ | キャリアステージ |
|---|---|---|
| 20代 | 300万〜400万円 | 測量士補として実務経験を積む段階 |
| 30代 | 400万〜550万円 | 測量士取得後、現場責任者や主任技術者へ |
| 40代 | 500万〜700万円 | 管理職・技術部門長として経営に関与 |
| 50代 | 550万〜750万円 | ベテラン技術者・専門分野のスペシャリスト |
20代のうちは測量士補として経験を積む期間のため年収は控えめですが、30代で測量士資格を取得し主任技術者として活躍するようになると、年収は大きく伸びる傾向にあります。
独立開業した測量士の年収は700万〜1,000万円超も
測量士は独立開業が可能な資格の一つです。測量業者として登録し、公共測量の入札に参加することで、年収700万〜1,000万円以上を得ている独立測量士も珍しくありません。
特に、土地家屋調査士とのダブルライセンスを持ち、測量から登記まで一貫して対応できる事務所は受注単価が高く、安定した収益基盤を築きやすい傾向があります。
ただし、独立には実務経験・人脈・営業力が必要です。一般的には、測量会社で10年程度の経験を積んでから独立するケースが多く、計画的なキャリア設計が求められます。
測量士補と測量士の年収差はどのくらい?
測量士補は測量士の補助的な業務を担う資格で、単独で測量計画を作成することはできません。そのため、年収にも明確な差が生まれます。
- 測量士補:平均年収 約350万〜420万円
- 測量士:平均年収 約450万〜550万円
年収差はおおむね100万〜150万円です。測量士補から測量士へステップアップすることで、主任技術者としてのポジションが開け、年収アップに直結します。キャリアと収入の両面で、測量士への昇格は大きなターニングポイントと言えるでしょう。
AI・ドローンに仕事を奪われる?測量士の業務への影響

「AIやドローンの普及で測量士の仕事はなくなるのでは?」という不安を持つ方もいるでしょう。結論としては、AIやドローンは測量士の「敵」ではなく「武器」になる存在です。その理由を解説します。
ドローン測量やAI解析は「代替」ではなく「武器」になる
ドローン測量は、広範囲の地形データを短時間で取得できる画期的な技術です。従来、数日かかっていた地形測量が、ドローンを使えば数時間で完了するケースもあります。
しかし、ドローンはあくまでデータ取得の「手段」であり、取得データの解析・検証・品質管理は測量士の専門知識なしには成り立ちません。ドローンが飛べない場所(都市部の高層ビル周辺、トンネル内部、樹木の密集地帯)では、依然として人の手による測量が不可欠です。
つまり、ドローンやAIは測量士の業務を効率化する「武器」であり、仕事を奪うものではありません。
AIでは代替できない測量士の判断力・現場対応力
測量業務には、データ取得だけでなく以下のような「人間にしかできない判断」が求められます。
- 現場状況に応じた測量計画の立案(地形・障害物・天候を考慮)
- 発注者やゼネコンとの技術的な打ち合わせ・折衝
- 測量データの異常値の判定と原因分析
- 境界確定における関係者との立会い・合意形成
これらの業務は、経験に裏打ちされた判断力とコミュニケーション能力が必要であり、AIによる代替は困難です。むしろ、ルーティンワークをAIに任せることで、測量士はより付加価値の高い業務に集中できるようになります。
ICT施工の普及が測量士の活躍フィールドを広げている
国土交通省が推進するICT施工では、施工前の「3次元測量」、施工中の「マシンコントロール」、施工後の「出来形計測」のすべてに測量技術が活用されています。
従来、測量士の主な出番は工事前の現場測量が中心でしたが、ICT施工の普及により、設計・施工・検査の全工程で測量士が関与する場面が増えています。これは、測量士にとって活躍の場が広がっていることを意味します。
最新技術を使いこなす測量士のニーズは年々拡大
3Dレーザースキャナー、GNSS測量、UAV(ドローン)写真測量、地上型LiDARなど、測量分野の技術革新は目覚ましいスピードで進んでいます。
しかし、これらの最新機器を正しく操作し、精度の高いデータを取得・処理できる人材は慢性的に不足しています。企業の約4割が「人材確保が十分にできていない」と回答しているデータもあり、最新技術に対応できる測量士の市場価値は今後さらに高まるでしょう。
測量士として将来性を高めるキャリア戦略5選

測量士として安定したキャリアを築くだけでなく、年収アップや活躍の幅を広げるためには、戦略的なスキルアップが欠かせません。ここでは、測量士としての市場価値を高める5つの具体的な戦略を紹介します。
土地家屋調査士とのダブルライセンスで業務領域を拡大
測量士のキャリアアップとして最も定番かつ効果的なのが、土地家屋調査士とのダブルライセンスです。
測量士が土地の「形」を測るのに対し、土地家屋調査士は土地の「権利」に関わる登記業務を担います。両方の資格を持つことで、測量から境界確定、登記申請まで一貫して対応できるようになり、顧客にとっての利便性が大幅に向上します。
独立開業を目指す場合、この組み合わせは受注の幅と単価の両方を押し上げるため、収入面でも大きなメリットがあります。なお、測量士補の資格を持っていれば、土地家屋調査士試験の午前の部が免除される点も有利です。
ドローン測量・3Dスキャナーなど最新技術を習得する
前述のとおり、ICT測量の需要は急拡大しています。具体的に習得すべき技術は以下のとおりです。
- UAV(ドローン)測量:写真測量・レーザー測量の両方に対応できると強い
- 3Dレーザースキャナー:地上型LiDARによる点群データの取得・処理
- GNSS測量:RTK-GNSSやネットワーク型RTKの運用スキル
- 点群データ処理:取得した3次元データの解析・モデリング
これらのスキルは、測量機器メーカーや業界団体が提供する講習会で学ぶことができます。現場で「ICT測量ができる人材」として認知されれば、社内での評価はもちろん、転職市場での競争力も大きく高まります。
施工管理技士や技術士の資格でキャリアの幅を広げる
測量の枠を超えてキャリアを広げたい場合、施工管理技士(土木・建築)や技術士(建設部門)の取得が有効です。
施工管理技士を取得すれば、測量だけでなく現場全体のマネジメントに携われるようになり、ゼネコンや建設コンサルタントへの転職の選択肢が広がります。技術士は建設分野における最高峰の資格であり、取得すれば技術コンサルタントとしての道も開けます。
測量の専門性に加え、これらの資格で「プラスα」の能力を証明することで、年収600万〜800万円以上のポジションも現実的な目標になります。
GIS・BIMスキルを身につけてDX人材を目指す
建設業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)が加速するなか、GIS(地理情報システム)とBIM/CIM(3次元モデル)のスキルは、測量士の市場価値を大きく引き上げます。
測量で取得した地形データをGISに統合し、都市計画や防災、インフラ管理に活用するニーズは年々拡大しています。また、BIM/CIMでは設計段階から3次元モデルを活用するため、正確な3次元測量データを提供できる測量士の役割はますます重要になっています。
これらのスキルを身につけることで、測量会社だけでなく、建設コンサルタント、IT企業、自治体など、活躍の場が大きく広がります。
海外インフラ案件で語学力×測量スキルを活かす
日本の建設企業は、東南アジア・アフリカ・中東を中心に海外インフラプロジェクトを積極的に展開しています。JICA(国際協力機構)を通じた政府開発援助(ODA)案件でも、測量技術者の派遣ニーズは根強くあります。
海外案件では国内よりも高い報酬が設定されるケースが多く、年収800万〜1,200万円レンジも珍しくありません。英語やフランス語など語学力を武器にすることで、キャリアの選択肢が国内にとどまらず、グローバルに広がります。
未経験から測量士になるには?資格取得ルートと難易度

測量士に将来性があることがわかっても、「自分でもなれるのか?」は気になるポイントです。ここでは、未経験からの資格取得ルートと試験の難易度を整理します。
測量士になる3つのルート(試験・養成施設・実務経験)
測量士の資格を取得する方法は、大きく分けて3つあります。
| ルート | 概要 | 所要期間の目安 |
|---|---|---|
| ① 測量士試験に合格 | 国土地理院が実施する国家試験に合格する | 勉強期間6ヶ月〜1年 |
| ② 養成施設を卒業 | 大学・短大・専門学校で測量に関する科目を修め、所定の実務経験を積む | 卒業後1〜3年の実務 |
| ③ 測量士補+実務経験 | 測量士補の資格を取得後、測量に関する実務経験を積む | 実務経験が必要な年数は学歴により異なる |
最もスピーディーなのは①の試験合格ルートです。受験資格に制限がないため、学歴や実務経験に関係なく誰でも受験できます。
測量士試験の合格率は約10%|効率的な勉強法は?
測量士試験は毎年5月に実施される絶対評価の試験で、例年の合格率は約10%前後と難関です。ただし、年度によってばらつきがあり、令和7年度は受験者3,703人に対し合格者1,487人で合格率40.2%を記録しました。
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 令和7年(2025年) | 3,703人 | 1,487人 | 40.2% |
| 令和6年(2024年) | 3,717人 | 485人 | 13.0% |
試験は午前(択一式28問)と午後(記述式)で構成されます。まずは午前試験で確実に基準点を超え、午後試験は得意分野の選択科目で得点を積み上げる戦略が有効です。過去問の繰り返し演習が最も効率的な勉強法とされています。
測量士補からステップアップする現実的なルート
いきなり測量士試験に挑戦するのがハードルが高いと感じる場合は、まず測量士補を取得するのが現実的です。
測量士補試験は合格率30〜40%程度と比較的取りやすく、合格すれば測量の現場で実務経験を積むことができます。その後、実務経験を重ねながら測量士試験に挑戦するか、養成施設ルートで測量士にステップアップするのが王道のキャリアパスです。
「測量士補→実務経験→測量士」という段階的なステップアップは、働きながら資格を取得できる点で、特に社会人にとって無理のないルートと言えます。
未経験OKの求人で実務経験を積みながら資格を目指す
測量業界では人材不足を背景に、「未経験OK」「資格取得支援あり」の求人が増えています。入社後に測量士補の取得を支援し、受験費用や講座費用を会社が負担するケースも珍しくありません。
未経験から測量士を目指す場合、以下のようなステップが一般的です。
- 未経験OKの測量会社に入社し、現場で基礎を学ぶ
- 入社1〜2年目で測量士補を取得
- 実務経験を積みながら測量士試験の勉強を開始
- 入社3〜5年目を目安に測量士を取得
有効求人倍率が高い今は、未経験者にとっても測量業界に飛び込むチャンスの時期です。
測量士に向いている人の特徴4つ

最後に、測量士の仕事に向いている人の特徴を4つ紹介します。自分に当てはまるかどうか、チェックしてみてください。
精密な作業にやりがいを感じる人
測量はミリ単位の精度が求められる仕事です。数値のわずかなずれが、建物の安全性や土地の権利関係に影響を及ぼすこともあります。
「細かい数字を扱うのが苦にならない」「正確さを追求することに達成感を覚える」という方は、測量士の適性が高いと言えます。逆に、大雑把な作業で済ませたいタイプの方にはストレスを感じやすい仕事かもしれません。
屋外作業や体を動かす仕事が好きな人
測量士の仕事は、デスクワークだけでなく現場での屋外作業が大きな割合を占めます。山間部や河川敷、建設現場など、さまざまなフィールドで機器を操作し、データを取得します。
夏の炎天下や冬の寒さのなかでの作業もありますが、「オフィスにこもるより外で体を動かしたい」という方にとっては、むしろ魅力的な働き方でしょう。
チームワークとコミュニケーションを大切にする人
測量は一人で完結する仕事ではありません。現場では2〜3人のチームで作業することが一般的で、発注者・設計者・施工業者との連携も日常的に発生します。
「報告・連絡・相談」を怠らず、関係者と円滑にコミュニケーションを取れる人は、現場で信頼を得やすく、スムーズにキャリアアップできる傾向があります。
新しい技術やツールへの好奇心がある人
測量分野はドローン、3Dスキャナー、AI解析ソフトなど、技術革新のスピードが速い領域です。「新しいガジェットやソフトウェアに触れるのが好き」「最新技術をいち早く試してみたい」というタイプの方は、大きな強みになります。
逆に、「今のやり方で十分」という姿勢では、変化の激しい業界で取り残されるリスクがあります。技術への好奇心は、測量士として長く活躍するための重要な資質です。
測量士の将来性に関するよくある質問
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Q. 測量士は「やめとけ」と言われるのはなぜですか?
A. 屋外作業の厳しさや、業界の高齢化イメージから来ることが多いです。しかし実態は、有効求人倍率4.22倍の売り手市場であり、ICT化により作業環境も改善が進んでいます。「やめとけ」という意見は、古い業界イメージに基づいていることが少なくありません。年収も全産業平均を上回り、国家資格による安定した需要がある点を踏まえれば、将来性のある職業と言えます。
Q. 測量士と測量士補、どちらを先に取るべきですか?
A. まずは測量士補の取得をおすすめします。測量士補は合格率30〜40%と比較的取りやすく、取得後に実務経験を積みながら測量士へのステップアップを目指すのが現実的なルートです。測量士補を持っていれば、土地家屋調査士試験の午前の部が免除される特典もあります。
Q. 40代・未経験からでも測量士になれますか?
A. はい、可能です。測量士試験には年齢制限がありません。また、業界全体が深刻な人手不足にあるため、40代の未経験者を歓迎する企業も増えています。まずは未経験OKの測量会社に入社し、現場経験を積みながら測量士補の取得を目指すのが一般的です。
Q. 測量士の仕事は今後10年でどう変わりますか?
A. ドローン・AI・3Dスキャナーの活用が標準化し、より高度なデータ処理能力が求められるようになります。一方で、測量計画の立案や関係者との折衝など「人間にしかできない業務」の価値はさらに高まります。最新技術を積極的に習得し、ICT対応力を磨くことが、今後10年のキャリアを左右するポイントです。
まとめ|測量士の将来性は明るい。行動するなら今がチャンス
この記事では、測量士の将来性について、需要・年収・AI/ドローンとの関係・キャリア戦略・資格取得ルートの5つの観点から解説しました。
改めてポイントを整理すると、以下のとおりです。
- 測量士は独占業務を持つ国家資格であり、需要は法律で担保されている
- 建設投資は2026年度に81兆円超と30年ぶりの高水準
- 有効求人倍率4.22倍の完全な売り手市場
- AI・ドローンは測量士の仕事を奪うのではなく、業務効率を高める武器
- 平均年収は約502万円、独立すれば700万〜1,000万円超も可能
- ダブルライセンスやICTスキルの習得で市場価値をさらに高められる
業界の高齢化が進む今こそ、若手人材が測量士を目指す最大のチャンスです。まずは測量士補の取得や、未経験OKの求人への応募から、一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
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