金属が美しく仕上がるアルミダイカストとは?

アルミダイカストとはアルミニウムなどの合金を金型内に圧入し、瞬時に整形する特殊な鋳造方法です。他の鋳造方法としては、砂型鋳造、金型鋳造があります。ダイカストは精密な寸法・正確な仕上がり、美しい表面、優れた技術を持つ複雑な形状の製品が大量生産できるため、その価値は金属加工業界の中でも高く評価されています。私の勤めていた工場では、ダイカストマシンでの鋳造からマニシングセンターでの加工まで一貫して行っておりました。

働く前と後のギャップ

私は高卒でこの会社へ入社し、数年間勤めていました。働く前はダイカストってなんだ?程度でした。入社する前の製造業のイメージはベルトコンベアで流れてくる製品をライン作業で組み立て、次工程に送ると言ったイメージでした。入社してからはいい意味でも悪い意味でもギャップがありました。

いいギャップは想像しているよりも単純なライン作業ではなく、様々な作業工程があり、日によって担当する製品、ラインが変わるので、常に新鮮な気持ちで作業することができました

悪いギャップは、想像よりも過酷な部署もあるという事です。鋳造課に配属され、作業をした時の事です。アルミダイカストはダイカストマシンの保持炉に700℃近いアルミが常にあるため、夏はとても暑く、鋳造された製品も80℃程あるため素手では触れないほど熱いです。鋳造された製品のランナーやバリを木ハンマーで叩き落とすので、力も必要でそこそこキツイ作業でした。


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女性でも働くことは可能?

結論から言うと、女性でも働くことは可能です。大抵の会社の場合は女性は加工課に配属になり、加工や検査を担当する事になると思います。集中力は必要ですが、力はあまり使わないので、女性でも不自由なく働けると思います。


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年収・給料について

基本給16万、交代勤務手当3万、残業代3万、交通費などの各種手当てで1万ついて、毎月の総支給は23万程でした。そこにボーナス3ヶ月分で年間45万で、年収は320万程でした。


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職場の人間関係

工場での人間関係はコミニュケーションを上手にとれる人なら友好な関係を築けますが、コミニュケーションが上手に取れない人の場合はとことん交友関係が広がらないでしょう。と言うのも基本的には1人作業なので、休憩時間や終業後に自分から話しかけないと仲良くなれないからです。私は積極的に先輩社員に話しかけてご飯を食べに行ったり、休日も一緒に釣りをしたりしていました。

・勤務した会社 :サンキャスト

・口コミ提供者 :20代男性

・口コミ提供日 :2021/9/29