「高卒でも測量士になれるの?」「どうやって資格を取ればいいの?」——そんな疑問を持つ方に向けて、このコラムでは測量士資格の取得方法から建設業界でのキャリアパスまで、ひとつひとつ丁寧に解説します。
測量士の国家試験には、学歴・年齢・実務経験などの受験資格が一切ありません。つまり、高卒の方でも試験に合格しさえすれば、測量士として国に登録できます。また試験ルート以外にも、測量士補からのステップアップや就職後のキャリアを活かす方法など、複数の道があります。
建設業界における測量士の需要は高く、インフラ整備・宅地開発・公共工事など幅広い現場で活躍できます。年収も平均500万円前後と比較的安定しており、資格取得後のキャリアの幅も広いのが特徴です。「高卒だから無理」と諦めずに、まずは資格取得のルートを知ることから始めましょう。
測量士とはどんな仕事?建設現場での役割と仕事内容

測量士という職業を「なんとなく土地を測る人」とイメージしている方も多いかもしれません。しかし実際には、建設・土木・インフラ整備のあらゆるプロジェクトを支える専門職です。まずは仕事内容をしっかり把握しておきましょう。
測量士の基本業務(外業・内業)とは
測量士の業務は、大きく「外業」と「内業」の2種類に分かれます。
外業(現場作業)は、実際に現地に出向いてデータを取得する仕事です。トータルステーション(全方位測距儀)・GPS機器・レベル(水準儀)などの専用機器を使い、土地の位置・面積・高低差・距離などを計測します。最近ではドローンや3Dスキャナーも活用されており、技術の幅が広がっています。
内業(事務所作業)は、外業で取得したデータをもとに図面や成果品を作成する仕事です。CADソフトを使って測量図や地図を作成したり、計算書を整理したりします。外業の割合が多いイメージがありますが、内業も測量士の重要な業務のひとつです。
測量士と測量士補の違い
測量の国家資格には「測量士」と「測量士補」の2種類があります。この2つは同じ国家資格でも、業務上の役割が明確に異なります。
| 項目 | 測量士 | 測量士補 |
|---|---|---|
| 業務範囲 | 測量計画の作成・指揮 | 測量士の補助のみ |
| 資格難易度 | 合格率約13% | 合格率約30% |
| 受験資格 | 不問 | 不問 |
測量士補は測量士の指揮のもとで作業を行う補助的な役割で、測量計画の立案や独立した測量業務は担えません。一方、測量士は測量計画を作成・指揮する責任者として、プロジェクト全体をリードできます。両者の受験資格はともに不問なので、最初から測量士を目指すか、まず測量士補から始めるかは自分の状況に合わせて判断できます。
建設・土木工事で測量士が担う重要な役割
建設・土木工事において、測量は「工事の設計図どおりに正確な施工をするための土台」です。測量データが正確でなければ、建物の位置がずれたり、道路の勾配が設計と異なったりといった深刻な問題が生じます。
具体的には以下の場面で測量士が活躍します。
- 道路・橋梁・ダムなどの公共工事における地形把握
- 宅地開発・分譲地における土地の境界確認と面積計算
- 建築物の位置出し(どこに建てるかの正確な位置の確定)
- 工事完了後の竣工測量(設計どおりに仕上がったかの確認)
測量法という法律のもと、公共測量には測量士または測量士補の資格が必須とされており、資格保有者の需要は安定しています。
測量士が活躍する主な職場・業種
測量士の活躍フィールドは多岐にわたります。主な就職先・業種は次のとおりです。
- 測量会社(測量専門業者):測量の専門企業で、公共工事から民間開発まで幅広く受注
- 建設会社・ゼネコン:施工管理と連携して現場測量を担当
- 土木コンサルタント:設計・計画段階から関与し、測量データを設計に活用
- 官公庁・地方自治体:道路・河川・公共施設の整備に携わる
- 不動産会社:土地の境界確認・分筆測量などを担当
特に測量会社や建設会社は高卒・未経験からの採用実績が多く、入社後に資格取得を支援してくれる企業も少なくありません。まず就職してから資格を取るというルートも現実的な選択肢です。
高卒から測量士になれる?3つのルートを徹底解説

「高卒では測量士になれない」と思い込んでいる方も多いですが、それは誤りです。測量士資格には学歴要件が存在せず、高卒でも正規ルートで取得できます。主なルートは3つあります。それぞれの特徴と向き不向きを確認しましょう。
ルート①:国家試験合格(学歴・年齢不問で受験できる)
最もシンプルなルートが、国土地理院が実施する「測量士試験」に合格する方法です。この試験には受験資格が一切ありません。学歴・年齢・職歴・国籍を問わず、誰でも受験できます。
試験は毎年5月に実施され、午前の択一式試験(28問)と午後の記述式試験で構成されています。合格率は令和6年(2024年)で13.0%と難易度は高めですが、学習次第で高卒でも十分合格できます。
試験の詳細日程や申込方法は国土地理院の公式サイトで確認できます。
ルート②:測量士補からステップアップする
測量士試験の合格が難しいと感じる場合、まず合格率約30%の「測量士補試験」に合格し、その後に測量士へとステップアップするルートが現実的です。
測量士補を取得したあと、国土地理院長が指定する測量士養成施設(専門学校等)で1年以上の課程を修了すれば、試験を受けずに測量士として登録申請できます。全国に数校ある養成施設では、実習を交えながら効率的に必要知識を身につけられます。
「まず取りやすい測量士補から→経験・知識を深めて測量士へ」というステップアップ戦略は、高卒者にとって最も取り組みやすいルートのひとつです。
ルート③:就職しながら測量士補を取得してキャリアアップ
建設会社や測量会社に就職し、仕事をしながら測量士補の資格を取得してキャリアアップするルートもあります。多くの測量・建設系企業では、資格取得費用の補助や勉強時間の確保など、従業員のキャリア支援を行っています。
まず入社して現場経験を積みながら測量士補を取得し、その後さらに測量士へとステップアップする流れは、現場感覚を持ちながら資格を取れるという点で実務面での強みになります。「座学から入るよりも、仕事と並行して学んだ方が理解が深まる」という人には特に向いています。
高卒が最初に目指すべきはどのルート?
3つのルートのうち、高卒者に最もおすすめなのは「測量士補試験を最初のターゲットにする」戦略です。
測量士試験(合格率13%)に一発で挑むよりも、まず合格率約30%の測量士補試験をクリアして資格を手にする方が、モチベーション維持と現実的な時間設計の両面でメリットがあります。測量士補を取得した後は、養成施設進学か、就職して経験を積みながら測量士試験を目指すか——自分の生活状況に合わせて選べます。
測量士・測量士補試験の概要と合格するための勉強法

資格取得を目指すなら、試験の全体像をしっかり把握することが合格への第一歩です。測量士・測量士補の試験概要と、高卒者が効率的に合格するための学習方法を解説します。
測量士試験の概要(科目・合格率・日程)
測量士試験は国土地理院が年1回(5月)実施する国家試験です。合格すると国土交通大臣に測量士として登録できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日 | 毎年5月中旬(日曜日) |
| 受験資格 | 不問(学歴・年齢・経験問わず) |
| 試験科目 | 測量法規・測量計算・写真測量など9科目 |
| 合格率 | 令和6年13.0%(過去5年平均約12.7%) |
| 試験形式 | 午前:択一式28問/午後:記述式 |
合格率は低めですが、測量の専門知識(三角関数・行列・測量計算など)をしっかり学べば、高卒でも合格は十分可能です。独学よりも通信講座を活用すると学習効率が上がります。
出典:国土地理院「令和6年測量士・測量士補試験の合格者を発表」
測量士補試験の概要(科目・合格率・難易度)
測量士補試験も同じく年1回(5月)に実施されます。測量士試験よりも難易度が低く、高卒者の最初のターゲットとして最適です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日 | 毎年5月中旬(測量士と同日) |
| 受験資格 | 不問 |
| 試験科目 | 択一式28問(測量士補試験のみ) |
| 合格率 | 約30%前後(比較的取りやすい) |
| 目安勉強時間 | 約200時間(独学の場合) |
測量士補の試験は択一式のみで記述問題がないため、テキストと過去問を組み合わせれば独学でも合格できます。毎日1〜2時間の学習を6〜8ヶ月継続すれば、200時間の学習時間を確保できます。
高卒が合格を目指す学習スケジュールの作り方
高卒から測量士補試験を目指す場合、以下のスケジュール感が目安になります。
- 1〜2ヶ月目:テキストで全科目をひと通り読み、測量の基礎知識を把握する
- 3〜4ヶ月目:過去問を解き始め、苦手科目を洗い出す(計算問題は反復練習が重要)
- 5〜6ヶ月目:過去5年分の本試験問題を繰り返し解き、時間配分を意識した演習を行う
- 試験1ヶ月前:弱点補強と最終確認。解説付き模擬問題を活用する
測量の計算問題(三角関数・ベクトル・最小二乗法など)は高校数学の知識が基礎になります。高校で数学が得意だった方は有利ですが、不得意だった方も計算問題の公式をしっかり覚えれば乗り越えられます。
独学・通信講座・専門学校の選び方
学習方法は3種類あり、自分の生活スタイルや費用感に合わせて選ぶことが大切です。
- 独学:市販テキスト+過去問だけで合格を目指す。費用が最も安いが、挫折しやすい。測量士補なら独学合格者も多い
- 通信講座:スキマ時間に動画講義を視聴できる。費用は2〜5万円程度。コスパが良くおすすめ
- 専門学校:体系的に学べるが、費用が高い。仕事をしながら通うのは難しいことも
仕事や日常生活と並行して資格を取りたい方には、通信講座が最もバランスが取れた選択肢です。近年は測量士補に特化した通信講座も複数あり、合格実績を公開している講座を選ぶと安心です。
高卒測量士の年収・給与とキャリアアップの実態

「測量士の年収は低い」という声を聞いたことがある方もいるかもしれません。しかし実態は、国家資格保有者として比較的安定した年収水準を誇ります。ここでは年収の実態とキャリアアップの方法を確認します。
測量士の平均年収と年齢・経験による変化
厚生労働省の職業情報提供サイト(jobtag)によると、測量技術者の平均年収は約501.6万円です。日本の全職種平均(約460万円)を上回る水準です。
| キャリアステージ | 年収目安 |
|---|---|
| 入社1〜3年(補助業務) | 250〜350万円 |
| 測量士取得後(担当者) | 350〜500万円 |
| リーダー・主任クラス | 500〜650万円 |
| 管理職・大手企業 | 650〜850万円 |
企業規模でも差が出ます。100〜999人規模の企業では平均約610万円、1,000人以上の大企業では約584万円という統計もあります。一方、中小の測量会社では入社直後の年収は低めになることもありますが、資格取得・経験年数の積み重ねで着実に上昇していきます。
出典:厚生労働省 職業情報提供サイト jobtag「測量士」
年収アップにつながる3つの要因
測量士として年収を上げるために押さえておきたい要因は次の3つです。
① 資格レベルのアップ測量士補から測量士へのステップアップは、資格手当の増額や昇格につながります。さらに土地家屋調査士や技術士(建設部門)などの関連資格を取得すると、対応できる業務範囲が広がり、年収アップが期待できます。
② 経験領域の拡大ドローン測量・点群処理・GIS(地理情報システム)など、最新技術を扱えるスキルは希少価値が高く、即戦力として評価されます。従来の測量技術だけでなく、デジタルスキルを組み合わせることで市場価値が高まります。
③ 会社規模・転職戦略中小の測量会社に長くいるよりも、スキルがついた段階で大手ゼネコンや土木コンサルタントへ転職することで、年収が一気に上がるケースがあります。資格取得後3〜5年で転職市場に出るのはよくある戦略です。
高卒から測量士として歩むキャリアパス
高卒から測量業界に入った場合のキャリアの流れをイメージすると、次のようになります。
- 入社1〜2年:測量士補の補助として外業・内業の基礎を習得。測量士補試験を受験・取得
- 3〜5年:測量士試験に合格し、担当者として測量計画に携わる。現場リーダーとしての経験を積む
- 6〜10年:主任・リーダーとして複数プロジェクトを管理。後輩の育成も担う
- 10年以上:管理職・技術顧問、または独立(測量士事務所の設立)という選択肢も
高卒でスタートしても、資格取得と実務経験の積み重ねによって、10年以内に管理職やリーダー職に就いている人材は建設業界にたくさんいます。学歴よりも「何ができるか」が評価される業界であることが、建設・測量分野の大きな特徴です。
転職・独立で年収1,000万円を目指す方法
測量士として年収1,000万円を達成するのは容易ではありませんが、不可能ではありません。現実的なルートは次のとおりです。
- 大手ゼネコン・土木コンサルへの転職:測量士+施工管理技士などの複数資格を保有し、大手企業の管理職へ
- 独立・開業:測量士事務所を立ち上げ、官公庁や建設会社から測量業務を受注。実績次第で高収入も可能
- 関連資格の取得:土地家屋調査士・技術士・RCCMなどを組み合わせて対応業務を拡大する
独立や高年収を目指すには、まず測量士としての確かな実績と信頼を積み上げることが前提です。高卒スタートであっても、早期に資格を取得し、着実にキャリアを積み上げれば十分に実現できます。
建設業界で長く活躍するための測量士のスキルと将来性

建設業界でこれから測量士として長く活躍するためには、資格取得だけでなく、将来を見据えたスキルの選択が重要です。技術の変化や市場の動向を踏まえて、今から準備できることを整理しておきましょう。
測量士に求められるスキルと適性
測量士として現場で評価されるために必要なスキルと、向いている人の特徴を確認しておきましょう。
技術スキル面
- 測量機器の取扱い・精度管理(トータルステーション・レベル・GNSSなど)
- CAD・測量専用ソフトの操作(SIMAデータ処理など)
- 数値計算と図面作成の正確さ
ヒューマンスキル面
- チームでの現場作業が多いため、協調性とコミュニケーション力が重要
- 施工管理者・設計担当者・行政担当者など多様な関係者と連携する場面が多い
- 屋外作業が基本なので体力・持久力も求められる
測量士の仕事は、精度・正確さが最優先される世界です。「きちんと丁寧にやり遂げる」タイプの人が、現場で高く評価される傾向があります。
ドローン・AI・GISが変える測量の未来
測量業界は今、急速なデジタル化の波を受けています。特に以下の3つの技術が、測量の仕事内容を大きく変えています。
ドローン測量(UAV測量)かつて1週間かかっていた広大な現場の測量が、ドローンを使えば数時間で完了することもあります。国土交通省が推進するi-Construction(建設現場のICT活用)の一環としても注目されており、ドローン操縦技術を持つ測量士の需要は高まっています。
3Dレーザースキャナー・点群処理3Dスキャナーで取得した「点群データ」をもとに、建物や地形を3D化する技術が普及しています。CIMモデル(建設情報モデリング)との連携も進んでおり、デジタル処理スキルが測量士に求められるようになっています。
GIS(地理情報システム)測量データを地図情報と組み合わせてデジタル管理するGISの活用が広がっています。都市計画・災害対応・インフラ管理など幅広い分野でGISスキルを持つ人材が求められています。
これらの技術は「測量士の仕事を奪う」のではなく、「測量士の業務をより効率的・高度なものに進化させる」ものです。新しい技術をいち早くキャッチアップする姿勢が、今後のキャリアを大きく左右します。
キャリアを広げる関連資格(土地家屋調査士など)
測量士としての実力をさらに高めたい場合、関連資格の取得も視野に入れましょう。
- 土地家屋調査士:土地・建物の表示登記に特化した国家資格。測量士補を持っていると試験の一部が免除される。法律的な知識も加わり、不動産分野での活躍が広がる
- 技術士(建設部門):建設系の最高峰資格のひとつ。取得すれば大手コンサルへの転職で大きなアドバンテージになる
- RCCM(登録建設コンサルタント):建設コンサルタント業務に必要な資格で、測量関連の専門業務に関わる際に有効
- UAV測量技術者資格:ドローン測量の専門スキルを証明する民間資格。現場での需要が急増している
土地家屋調査士と測量士を組み合わせると、測量から登記まで一気通貫でサービスを提供できるため、独立した際の差別化につながります。
高卒から建設業界で信頼を得るために大切なこと
高卒でキャリアをスタートする場合、学歴のハンデを感じる場面があるかもしれません。しかし建設・測量業界では、現場での実績と資格が最大の評価基準です。
大切なのは以下の3点です。
- 早期の資格取得:まず測量士補、次に測量士と、着実に資格を積み上げる
- 現場での責任感:測量のミスは工事全体に影響する。丁寧さと正確さを徹底することで信頼を積み上げる
- 技術のアップデート:ドローンやGISなど新技術に積極的に触れ、「使える人材」であり続ける
高卒であっても、資格を手に現場でコツコツと実績を積み上げていけば、10年後には「あの人に任せれば安心」という現場のプロフェッショナルになれます。学歴は入口に過ぎません。大切なのは、入ってから何を積み上げるかです。
よくある質問(Q&A)
Q. 高卒から測量士になるのに何年かかりますか?
A. 最短ルートでは2〜3年が目安です。高校卒業後すぐに測量士補試験の学習を始め、合格後に測量士養成施設(1年)で測量士登録を目指す場合、2〜3年で測量士を名乗れます。就職しながら試験合格を目指す場合は、勉強時間の確保次第で個人差が出ますが、3〜5年が現実的なラインです。
Q. 測量士試験は独学でも合格できますか?
A. 測量士補なら独学合格者も多いですが、測量士は難易度が高く(合格率約13%)、独学での合格は相当な努力が必要です。特に記述式の午後試験は対策が難しく、通信講座や専門校の活用が効果的です。コスト面を考えると、まず独学で測量士補を取得し、その後に通信講座で測量士を目指す流れがバランスの取れた選択です。
Q. 高卒の測量士が転職で不利になることはありますか?
A. 測量士・建設業界では学歴よりも資格と実務経験が重視されます。「測量士資格+○年の実務経験」という組み合わせがあれば、高卒でも大手ゼネコンや土木コンサルへの転職は十分可能です。特に30代前半までの転職市場では、即戦力となるスキルと資格があれば学歴を問わない求人が多くあります。
Q. 測量士の仕事は体力的にきついですか?
A. 外業(現場測量)は屋外での立ち仕事が中心のため、ある程度の体力は必要です。夏の炎天下・冬の寒い中での作業も珍しくありません。ただし近年はドローンやGNSS機器の普及で現場作業の負担は軽減されており、内業(事務・図面作成)の比重が高い職場も増えています。体力に不安がある方は、内業中心の職場を選ぶ方法もあります。
まとめ:高卒から測量士を目指す第一歩を踏み出そう
「高卒でも測量士になれるの?」という問いへの答えは、「はっきりYES」です。測量士の国家試験には受験資格がなく、測量士補からステップアップする方法もあります。高卒だからといって諦める必要はまったくありません。
まず取り組むべきは、合格率約30%の測量士補試験の取得です。約200時間の学習で合格できる現実的な目標であり、建設業界への足がかりになります。その後、測量士試験合格や養成施設進学を通じてステップアップし、年収500万円以上のキャリアを築いていくことが可能です。
ドローン測量・GIS・点群処理など最新技術も積極的にキャッチアップすれば、これからの測量業界でさらに価値ある存在になれます。学歴ではなく、資格と実力で評価される建設・測量業界で、まずは一歩を踏み出してみてください。
技術士・施工管理技士・建築士などの資格を活かした転職やキャリアアップをお考えなら、建設・建築・インフラ業界に特化した、完全無料の転職支援サービス 「ジョブハウスエージェント」をご利用ください。業界に精通したアドバイザーが、経験や希望条件に合わせて最適な求人をご提案します。
著者:ジョブハウス建設 編集部
建設・建築・インフラ業界に特化した転職支援プラットフォーム「ジョブハウス建設」編集部です。技術士、建設コンサルタント、施工管理など、建設分野の幅広い専門職・技術職に関する情報を、現場の知見と最新データをもとに正確かつわかりやすく発信しています。
あわせて読みたい関連記事
-
技術士とは?資格の内容・試験・メリットをわかりやすく解説
測量士からさらなるキャリアアップを目指すなら、建設分野の最高峰資格「技術士」が有力な選択肢です。資格の内容・受験資格・取得メリットをまとめています。
-
建設コンサルタントに必要な資格は?技術士・RCCMの難易度と取得ロードマップ
測量士の次のステップとして建設コンサルタントを目指す方に。技術士やRCCMを含む資格の難易度と取得ロードマップを解説しています。
-
RCCM資格とは?受験資格・難易度・合格率と取得メリットを徹底解説
測量士と相性が良い関連資格「RCCM」の全体像を解説。受験資格・合格率・取得後のメリットまで、転職活動中の測量技術者にも参考になる内容です。
-
施工管理の年収はいくら?平均・年代別・資格別の年収相場を徹底解説
測量士と並んで建設現場を支える施工管理職の年収事情をデータで比較。測量士からのキャリアチェンジや兼務を検討する際の参考に。



