測量士補の資格を取得したものの、「履歴書にはどう書けばいいの?」「正式名称は?」と迷っていませんか。測量士補は国土交通省が所管する国家資格であり、履歴書への記載方法には「合格」「登録」など状況に応じた使い分けがあります。書き方を間違えると、せっかくの資格が正しく評価されないこともあるため注意が必要です。
この記事では、測量士補を履歴書に書くときの正式名称・記載ルールはもちろん、志望動機の例文や職務経歴書でのアピール方法まで、建設業界への転職を見据えて網羅的に解説します。これから転職活動を始める方も、書類選考の通過率を上げたい方も、ぜひ参考にしてください。
測量士補とは?履歴書に書く前に知っておきたい資格の基本情報

履歴書に測量士補と書くからには、その資格が何を証明するものなのかを正しく理解しておくことが大切です。面接で資格について聞かれたときにも、自信を持って答えられるよう、基本情報を押さえておきましょう。
測量士補の仕事内容と測量士との違い
測量士補は、測量法に基づく業務独占資格です。測量士が作成した測量計画に従って、現場で実際の測量作業を行うのが主な役割になります。
一方、上位資格である測量士は、測量計画そのものを立案・実施できる立場です。両者の違いを整理すると以下のとおりです。
| 比較項目 | 測量士補 | 測量士 |
|---|---|---|
| 業務範囲 | 測量計画に従い測量を実施 | 測量計画の立案・実施が可能 |
| 受験資格 | なし(誰でも受験可能) | なし(誰でも受験可能) |
| 試験の難易度 | 合格率30〜50%台 | 合格率10〜15%台 |
| 平均年収 | 約350〜400万円 | 約450〜550万円 |
建設業界では、測量士補としての実務経験を積みながら測量士へステップアップするのが一般的なキャリアパスです。まずは測量士補を取得して現場経験を積むことが、キャリアの第一歩になります。
測量士補試験の合格率と難易度【最新データ】
測量士補試験は、国家資格の中では比較的合格しやすい試験として知られています。直近の合格率推移は以下のとおりです。
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 令和7年(2025年) | 13,363人 | 6,837人 | 51.2% |
| 令和6年(2024年) | 13,633人 | 4,276人 | 31.4% |
| 令和5年(2023年) | 13,480人 | 4,342人 | 32.2% |
| 令和4年(2022年) | 12,556人 | 5,540人 | 44.1% |
| 令和3年(2021年) | 12,905人 | 4,490人 | 34.8% |
| 令和2年(2020年) | 10,361人 | 3,138人 | 30.3% |
試験は全28問のマークシート方式で、700点満点中450点以上(約65%)を取れば合格する絶対評価です。宅建士(合格率15〜17%)や土地家屋調査士(合格率9〜10%)と比べると、合格しやすい部類に入ります。とはいえ、計算問題が約30%を占めるため、対策なしでは合格は難しいでしょう。
測量士補は建設業界でどのくらい評価される?
建設業界において、測量士補は「測量の基礎知識がある人材」として一定の評価を受ける資格です。特に以下のような場面で強みを発揮します。
- 測量会社・建設コンサルタントへの転職では、実務に直結する資格として必須条件に近い
- 土木・インフラ工事の現場では、測量業務を担当できる人材として即戦力になれる
- 施工管理職を目指す場合も、測量の知識があることで現場管理の幅が広がる
- 土地家屋調査士の午前試験が免除されるため、ダブルライセンスを狙う人にも有利
測量士補の平均年収は約350〜400万円ですが、測量士にステップアップすると約450〜550万円まで上がる傾向があります。建設業界で長期的なキャリアを築くうえで、測量士補は非常にコストパフォーマンスの高い資格といえるでしょう。
測量士補の登録制度と国土地理院への申請方法
測量士補試験に合格しただけでは、正式な「測量士補」として働くことはできません。国土地理院への登録申請が必要です。この「合格」と「登録」の違いは、履歴書の記載方法にも直接影響するため、しっかり理解しておきましょう。
登録の流れは以下のとおりです。
- 国土地理院のWebサイトから登録申請書をダウンロード・印刷する
- 登録免許税15,000円分の収入印紙を購入し、申請書に貼付する
- 必要書類一式を揃え、簡易書留で国土地理院に郵送する
- 受理後、約50日で測量士補名簿に登録され、登録通知書が届く
登録が完了すると登録番号が付与されます。建設業界の企業では、この登録番号の提示を求められることが多いため、合格後はできるだけ早めに登録申請を済ませておくことをおすすめします。
測量士補を履歴書の資格欄に書くときの正式名称と記載ルール

測量士補の資格を履歴書に記載する際、最もよくある疑問が「合格と書くのか、取得と書くのか」という点です。ここでは、状況に応じた正しい書き方を具体例付きで解説します。
「合格」「登録」「取得」はどれが正しい?状況別の使い分け
結論から言うと、測量士補の場合は「合格」または「登録」のいずれかを使うのが正式です。「取得」は厳密には運転免許など免許証が交付されるタイプの資格に使う表現ですが、一般的な転職では使っても問題ありません。
| あなたの状況 | 使う表現 | 履歴書の記載例 |
|---|---|---|
| 試験に合格したが、まだ登録していない | 合格 | 令和○年○月 測量士補試験 合格 |
| 国土地理院に登録済み | 登録 | 令和○年○月 測量士補 登録 |
| 一般的な表現として | 取得(慣用表現) | 令和○年○月 測量士補 取得 |
建設業界の企業に応募する場合は、登録済みであれば「登録」と書くのがベストです。登録番号を保有していることが伝わるため、実務に就ける状態であることを明確にアピールできます。
履歴書に書く測量士補の正式名称と記入例
履歴書の免許・資格欄には、略称ではなく正式名称で記載するのがマナーです。測量士補の場合、以下のように書きます。
【記入例①】試験合格のみの場合
令和○年○月 測量士補試験 合格
【記入例②】登録済みの場合
令和○年○月 測量士補 登録
【記入例③】登録番号も記載する場合
令和○年○月 測量士補 登録(登録番号:H○○-○○○○)
日付は試験の合格発表日(合格の場合)、または登録通知書に記載された登録日(登録の場合)を記入します。「測量士補国家試験 合格」と「国家試験」を付ける書き方も見られますが、単に「測量士補試験 合格」で問題ありません。
登録番号は書くべき?建設業界で求められるケース
登録番号の記載は必須ではありませんが、建設業界の企業では登録番号の提示を求められるケースが多いです。特に以下のような場合は、あらかじめ履歴書に書いておくとスムーズです。
- 測量会社に応募する場合:実務に直結するため、ほぼ確実に登録番号を確認される
- 建設コンサルタントに応募する場合:技術者登録の際に必要になる
- 公共事業に関わる企業に応募する場合:技術者配置の要件として登録番号が求められる
登録番号は「H○○-○○○○」のような形式で、登録通知書に記載されています。手元にない場合は、国土地理院に問い合わせることで確認が可能です。
測量士補の資格取得日の調べ方と記載ミスを防ぐポイント
履歴書に記載する日付を間違えると、面接で指摘されたり、入社後に問題になったりすることがあります。正確な日付を確認する方法は以下のとおりです。
- 合格日:試験の合格発表日が該当します。合格証書に記載されている日付を確認しましょう
- 登録日:国土地理院から届く登録通知書に記載された日付です
- 試験日ではない点に注意してください。試験を受けた日(5月中旬)ではなく、合格が確定した日(7月下旬)を記入します
書類が見当たらない場合は、国土地理院の登録担当部署に電話で問い合わせれば確認できます。曖昧な記憶で書くのは避け、必ず正確な日付を調べてから記入しましょう。
測量士補の資格を活かす履歴書の志望動機の書き方【例文3選】

資格欄に測量士補と書くだけでは、書類選考を突破するには不十分です。志望動機欄で資格をどう活かしたいかを伝えることで、採用担当者に「この人と会ってみたい」と思わせることができます。
志望動機を書く前に整理すべき3つの要素
測量士補を活かした志望動機を書くときは、以下の3つを事前に整理しておくと、説得力のある文章になります。
- なぜ測量士補を取得したのか(資格取得の動機・背景)
- なぜその企業を選んだのか(企業選定の理由・魅力を感じた点)
- 入社後にどう貢献したいか(キャリアプラン・将来のビジョン)
特に建設業界では、「将来的に測量士や技術士を目指す」といった具体的なキャリアビジョンを示すことが高く評価される傾向があります。資格を取って終わりではなく、成長意欲があることをアピールしましょう。
【例文1】未経験から測量士補を取得して建設業界を目指す場合
志望動機の例文
前職では営業職として働いておりましたが、街づくりやインフラ整備に携わる仕事に以前から関心があり、昨年独学で測量士補試験に合格しました。貴社が手がける公共測量や用地測量の案件に強い関心を持っており、測量士補の資格を活かして現場経験を積みながら、将来的には測量士資格の取得を目指したいと考えています。未経験ではありますが、営業職で培ったコミュニケーション力や、正確さを重視する姿勢は測量の現場でも必ず活かせると確信しています。
未経験の場合は、「なぜ異業種から測量に挑戦するのか」の理由を明確にすることが重要です。資格取得の努力を伝えつつ、前職のスキルが測量にも活きることをアピールしましょう。
【例文2】測量の実務経験がありキャリアアップ転職する場合
志望動機の例文
現在、測量会社で測量士補として3年間の実務経験があり、公共測量や路線測量を中心に月平均8件の現場を担当してきました。トータルステーションやGNSS測量機の操作に加え、CADソフトを使った図面作成も日常的に行っています。貴社ではドローン測量や3D点群データの活用にも力を入れていると伺い、最新技術を習得しながらキャリアの幅を広げたいと考え、志望いたしました。入社後は、これまでの現場経験を活かしつつ、測量士試験の合格も視野に入れて成長していきたいと考えています。
経験者の場合は、担当件数や使用機器など具体的な数字・固有名詞を盛り込むことがポイントです。「何ができるか」が明確に伝わるほど、書類選考の通過率は上がります。
【例文3】測量士補を活かして土木・インフラ関連に転職する場合
志望動機の例文
測量士補として2年間、住宅地の境界確定測量や地盤調査に携わってきました。現場で土木構造物の施工を間近に見る中で、測量だけでなく施工管理の分野にも挑戦したいという思いが強くなりました。貴社では測量から施工管理まで一貫して携われる体制があると知り、自分のキャリアを広げる最適な環境だと感じています。測量士補の資格で培った座標計算や図面読解のスキルを施工管理に活かしながら、将来的には土木施工管理技士の取得も目指したいと考えています。
測量から関連職種に転職する場合は、「なぜ測量から広げたいのか」と「測量スキルがどう活きるか」の2点を結びつけると説得力が増します。
測量士補の経験をアピールする自己PR・職務経歴書の書き方

履歴書と合わせて提出する職務経歴書や自己PRも、測量士補の資格を最大限に活かす重要な書類です。ここでは、建設業界の採用担当者に刺さるアピール方法を解説します。
自己PRで測量士補が強調すべきスキルと経験
測量士補の自己PRでは、単に「資格を持っています」と書くだけでは不十分です。建設業界の採用担当者が見ているのは、「現場で何ができるか」と「チームで働けるか」の2点です。
以下のスキル・経験は、特に評価されやすい項目です。
- 正確性・注意力:測量はミリ単位の精度が求められる仕事です。ミスなく作業を遂行した実績があれば、具体的なエピソードとともに伝えましょう
- 体力・健康面:屋外作業が中心の測量業務では、体力や健康状態をアピールすることも有効です
- コミュニケーション力:測量は複数人のチームで行うことが多く、現場での連携力は必須スキルです
- 責任感・粘り強さ:天候や地形に左右される中でも確実に業務を遂行する姿勢は、建設現場で高く評価されます
建設業界で評価される職務経歴書の具体的な書き方
職務経歴書は、A4用紙2〜3枚にまとめるのが基本です。測量士補としての経歴は、以下の構成で書くと採用担当者に伝わりやすくなります。
【職務経歴書の構成例】
■ 職務要約(3〜4行で経歴の概要)
■ 職務経歴(会社ごとに業務内容を記載)
・在籍期間、会社名、配属部署、チーム人数
・担当業務の内容(公共測量、民間測量、境界確定など)
・使用機器・ソフト
・実績(月間担当件数、年間処理件数など)
■ 保有資格
■ 自己PR
現場経験の数値化でアピール力を高めるテクニック
採用担当者は、多くの応募書類に目を通しています。そのなかで目に留まるのは、抽象的な表現よりも具体的な数字が入った記述です。
| NG例(抽象的) | OK例(数値化) |
|---|---|
| 多くの現場を経験しました | 月平均8件、年間約100件の現場を担当 |
| チームで作業していました | 3〜5名のチームで公共測量を実施 |
| CADが使えます | AutoCADとSiMAで図面作成を3年間担当 |
| さまざまな測量を経験 | 基準点測量・水準測量・路線測量を担当 |
数字を入れるのが難しい場合でも、「どんな種類の測量を」「どんな規模の案件で」「どんなツールを使って」行ったのかを具体的に書くだけで、説得力は格段に上がります。
使用機器・CADスキルの効果的な記載方法
建設・測量業界では、使用機器やソフトウェアのスキルが即戦力の判断材料になります。以下のように整理して記載すると、採用担当者が一目で評価できます。
【使用機器・ソフト記載例】
■ 測量機器:トータルステーション(ソキア、トプコン)、GNSS測量機、レベル、電子野帳
■ CADソフト:AutoCAD、SiMA、福井コンピュータ TREND-ONE
■ その他:Microsoft Office(Excel関数での座標計算)、現場写真管理
メーカー名まで記載することで、「この機器の操作ができる」ことが明確に伝わります。ドローン測量や3Dスキャナーの経験がある場合は、希少なスキルとして特にアピールポイントになります。
測量士補から広がるキャリアパスと履歴書での伝え方

測量士補は、取得して終わりの資格ではありません。建設業界でのキャリアを広げる「起点」として非常に価値があります。履歴書や面接でキャリアビジョンを語れることは、採用担当者に成長意欲を伝える絶好のチャンスです。
測量士補→測量士へのステップアップルート
測量士補から測量士になるルートは、大きく3つあります。
| ルート | 条件 | 目安期間 |
|---|---|---|
| ①測量士試験に合格 | 受験資格なし。合格率約10〜15% | 独学で1〜2年 |
| ②実務経験で申請 | 測量士補として実務経験を一定年数積む | 実務経験の年数による |
| ③専門学校で取得 | 国土交通大臣の登録を受けた養成施設を修了 | 1年程度 |
履歴書の志望動機で「測量士の取得を目指している」と記載すると、長期的にこの業界で働く意思があることが伝わり、採用側にとっても安心材料になります。
土地家屋調査士・技術士など関連資格との組み合わせ
測量士補は、他の資格と組み合わせることでキャリアの選択肢が大きく広がります。
- 土地家屋調査士:測量士補を持っていると午前試験が免除されます。不動産登記の専門家として独立開業も可能な資格です
- 技術士(建設部門):建設コンサルタントでキャリアを積む場合、技術士の取得が最終的な目標になることが多いです
- 土木施工管理技士:測量から施工管理にキャリアを広げる場合に有効な資格です
- 地理空間情報専門技術者:GISやリモートセンシングの専門性を証明する資格で、最新技術分野でのキャリアに役立ちます
履歴書には「現在○○の取得に向けて学習中」と書くことで、向上心をアピールできます。ただし、書きすぎると「資格マニア」と思われるリスクもあるため、応募先の業務に関連する資格に絞りましょう。
ドローン測量など最新技術スキルのアピール方法
建設業界ではDX(デジタルトランスフォーメーション)が急速に進んでおり、最新技術のスキルを持つ測量士補は市場価値が高い傾向にあります。
- ドローン測量:UAVを使った写真測量や3D点群データの取得経験は、まだ保有者が少ないため大きなアピールポイントになります
- 3Dレーザースキャナー:地上型レーザースキャナーの操作経験があれば、BIM/CIMとの連携が求められる現場で即戦力になれます
- GIS(地理情報システム):空間データの分析・可視化ができるスキルは、建設コンサルタントで特に評価されます
これらの経験がある場合は、職務経歴書の目立つ位置に記載することをおすすめします。採用担当者の目に留まりやすく、面接でも話題になりやすいテーマです。
キャリアビジョンを履歴書・面接で伝えるコツ
キャリアビジョンは、「3年後」「5年後」「10年後」の3段階で整理すると、説得力のあるストーリーになります。
【キャリアビジョン例】
3年後:現場での測量業務を一通りこなせるようになり、後輩の指導もできる測量士補に
5年後:測量士試験に合格し、測量計画の立案から実施まで一貫して担当できる測量士に
10年後:技術士やRCCM資格を取得し、プロジェクトマネージャーとしてチームを牽引
面接では、「測量士補を取得したのは、○○を実現するための第一歩です」というストーリーで語ると、単なる資格アピールを超えた印象を与えられます。
測量士補の履歴書で失敗しないための注意点とチェックリスト

ここまでの書き方を実践すれば、測量士補の資格を最大限に活かした履歴書が作れます。最後に、提出前に確認すべき注意点をまとめます。
よくある記載ミス5選と対処法
実際の転職支援の現場では、以下のようなミスがよく見られます。事前に知っておけば防げるものばかりです。
| よくあるミス | 正しい書き方 |
|---|---|
| ①「測量士補」を「測量補」と略して書く | 正式名称の「測量士補」で記載する |
| ②日付を試験日にしてしまう | 合格発表日または登録日を記入する |
| ③未登録なのに「登録」と書く | 未登録の場合は「合格」を使う |
| ④資格欄の記載順序がバラバラ | 取得順(年月日順)に並べる |
| ⑤西暦と和暦が混在している | 履歴書全体でどちらかに統一する |
資格欄以外で差がつく履歴書のポイント
測量士補の履歴書で差をつけるのは、資格欄だけではありません。以下のポイントも意識しましょう。
- 証明写真:清潔感のある服装(スーツ)、明るい表情で撮影する。建設業界では「健康的で体力がありそう」な印象も大切です
- 趣味・特技欄:登山やランニングなど体力をアピールできる趣味があれば記載すると好印象です。測量業務は屋外での長時間作業が多いためです
- 本人希望欄:特に希望がなくても「貴社の規定に従います」と記載し、空欄にはしないようにしましょう
- 手書きかパソコンか:建設業界ではどちらでも問題ありませんが、パソコン作成が主流です。手書きの場合は丁寧な字で書くことが大切です
提出前に確認すべきチェックリスト
履歴書を提出する前に、以下のチェックリストで最終確認を行いましょう。
- ☑ 測量士補の正式名称で記載しているか
- ☑ 「合格」「登録」を自分の状況に合わせて正しく使い分けているか
- ☑ 日付は合格発表日または登録日になっているか(試験日ではない)
- ☑ 登録番号が必要な応募先では番号を記載しているか
- ☑ 資格欄は取得順に並んでいるか
- ☑ 西暦・和暦が全体で統一されているか
- ☑ 志望動機に具体的なキャリアビジョンが含まれているか
- ☑ 職務経歴書に数値化されたアピールポイントがあるか
- ☑ 誤字脱字がないか(特に資格名・社名・日付)
- ☑ 写真は6ヶ月以内に撮影したものか
面接で資格について聞かれたときの回答例
書類選考を通過すると、面接で測量士補の資格について質問されることがあります。よくある質問と回答例をまとめました。
Q. なぜ測量士補を取得しようと思ったのですか?
A. 「建設業界でキャリアを築くうえで、測量の基礎知識は不可欠だと考えたからです。まずは測量士補を取得し、現場で実務経験を積みながら測量士へのステップアップを目指しています。」
Q. 測量士補の登録はお済みですか?
A.(登録済みの場合)「はい、試験合格後すぐに国土地理院に登録申請を行い、登録番号も取得済みです。」(未登録の場合)「現在申請中です。入社までには登録が完了する見込みです。」
Q. 今後どのような資格を目指していますか?
A. 「まずは現場経験を積みながら測量士の取得を目指し、ゆくゆくは技術士(建設部門)の資格にも挑戦したいと考えています。」
測量士補の履歴書に関するよくある質問(Q&A)
Q. 測量士補の資格は履歴書に書く意味がありますか?
書く意味は十分にあります。測量士補は国家資格であり、測量法に基づく業務独占資格です。建設・測量業界への転職では必須条件に近い資格ですし、それ以外の業界でも「国家資格を取得できる学習能力がある」というアピールになります。資格欄が空欄よりも、国家資格が記載されているほうが書類選考で有利に働くのは間違いありません。
Q. 測量士補に合格したけど登録していません。履歴書に書けますか?
書けます。登録していなくても「測量士補試験 合格」と記載すれば問題ありません。ただし、建設業界の企業に応募する場合は、登録済みのほうが「すぐに実務に就ける状態」と評価されます。転職活動を始める前に登録申請を済ませておくことをおすすめします。登録には約50日かかるため、早めの対応が大切です。
Q. 測量士補と測量士の両方を持っている場合、どちらも書くべき?
両方書いて構いません。取得順に記載するのが基本ルールなので、先に取得した測量士補を上に、後から取得した測量士を下に書きます。ただし、スペースに限りがある場合は上位資格の「測量士」のみを記載しても問題ありません。測量士があれば測量士補の業務範囲もカバーできるためです。
Q. 大学や専門学校の卒業で測量士補を取得した場合の書き方は?
測量に関する科目を修めて卒業した場合は、試験を受けずに測量士補の資格を取得できます。この場合は「令和○年○月 測量士補 登録」と書きます。試験に合格して取得したわけではないため、「合格」ではなく「登録」を使うのがポイントです。
Q. 測量士補の資格は建設業界以外の転職でも評価されますか?
不動産業界やインフラ関連の企業では一定の評価を受けます。特に土地家屋調査士事務所や不動産鑑定事務所では、測量の基礎知識が求められるため有利です。また、公務員試験(技術職)でも測量の知識は役立ちます。一方で、IT業界や事務職などでは直接的な評価にはつながりにくいですが、「国家資格を独学で取得した」という事実は向上心のアピールになります。
まとめ:測量士補の資格を履歴書で最大限に活かそう
測量士補の資格を履歴書に記載する際のポイントを振り返ります。
- 正式名称は「測量士補試験 合格」または「測量士補 登録」で、自分の状況に合わせて使い分ける
- 日付は試験日ではなく、合格発表日または登録日を記入する
- 建設業界の企業には登録番号も記載しておくとスムーズ
- 志望動機では資格取得の動機・企業選定の理由・キャリアビジョンの3つを軸にする
- 職務経歴書では担当件数・使用機器・対応可能な測量の種類を具体的な数字で記載する
- 測量士・土地家屋調査士・技術士など、将来のキャリアパスを見据えたアピールも効果的
測量士補は、建設業界でのキャリアの第一歩として非常に価値のある国家資格です。正しい書き方で履歴書に記載し、志望動機や職務経歴書と合わせて、あなたの実力とポテンシャルをしっかり伝えましょう。
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