物や機械の仕組みを学べる
僕が工場で4年間働いて感じた仕事の魅力は、「物の構造や仕組みを学べること」です。
当時僕が勤めていた工場は、自動車部品を量産するプレス用金型を作る工場でした。
そこで僕が配属されたのは、2Dcadを用いた金型の設計部門でした。
仕事を進める中で僕は
・板金用のプレス機とはどんな仕組みで作業する機械なのか
・一枚の鉄板からどんな工程を経て部品の形を作っていくのか
・金型がどのような仕組みで鉄板を曲げたり、穴をあけ、切断する仕組みなのか
ということを考え、理解しながら金型の組み立て図を書いていました。
また製図の仕事だけでなく、実際に金型を組み立てる仕事も経験しました。
金属加工の現場でフライス盤やドリルを使って鋼材を加工し、金型の部品を製作する。
そして図面を見ながら金型を組み立てることで、より金型や物の仕組みへの理解を深めることができました。
なので工場で働くと自然と機械や物の仕組み・作り方を考えるクセが身につくので、好奇心を刺激されるのが魅力だと思います。
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金属加工は精度を出すのが大変
工場で働く大変さは、生産物の量と質の基準を安定して満たすことだと思います。
工場で生産する物は大量生産品ですが、それ故に企業で設定された一定水準の品質を満たさなければなりません。
僕が働いていた工場では金属を切削していたので、安定した製品の質を保証する為に金属加工で数ミリ単位での寸法精度や切刃の調整が必要でした。
しかし金属は1度削り過ぎてしまうとやり直しはできません。
なので慎重な作業と、正確な寸法を測りつつ作業を手早く進めるのに苦労しました。
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人に認めてもらうには安全第一が重要
工場での仕事はコミュニケーションが大事です。
特に製品を加工する機械の音が大きいので、指示や報告の声は自然と大きく強い言葉になりがちです。
しかしそれはお互いに作業をする上で怪我をしない・させないためであり、働く人はお互いの安全第一に考えて仕事をしています。
そもそも工場で使用する機械は大きさに関わらず、使い方を誤れば自分だけでなく周りの人にも怪我をさせてしまいます。
なので工場で働く上で人に認められ周りと良好に仕事を進めるなら、まずは安全第一な行動をすることが重要です。
周りを気遣える行動をする人は自然と周りと打ち解けやすくなります。
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工場で働くなら本社に近い系列の工場がオススメ
僕の働いた工場は本社からは地理的・系列的にも離れた会社だったので、あまり福利厚生はよくありませんでした。
昔本社に近い工場で働いた経験のある職人さんに聞いた話だと、やはり本社に近い会社ほど給料や福利厚生の条件が良かったそうです。
なので、工場で働くならなるべく本社に近い系列会社や工場で働く方が良いでしょう。
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勤務した会社:株式会社高陵製作所
口コミ提供者:30代男性
口コミ提供日:2019/3/8