この直前に自動車工場のライン作業を体験した私は、異業種のライン作業にチャレンジしました。
自動車から食品加工というのも興味深く派遣の身分を生かし働かせていただきました。
その体験を通して学んだことをご紹介します。
食品は衛生第一
当たり前のことですが、衛生第一、安全第二、清潔第三、チームワーク第四でした。
朝礼までに規定のエプロン風上下防着と髪の毛をネットに収めた上で帽子を被った状態に用意します。
手袋とマスク着用のタイミングは忘れましたが作業所に入室する時には着用していました。
作業所入口で全身消毒を行いスタンバイします。
休憩時間以外のトイレ退出もできますが、消毒対応は毎回です。
当たり前のことですが、きっちり厳しく又作業中に無意識でも「不潔域」に触れた場合は先輩や現場監督からたいへん厳しい指摘がありました。
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仕事は集力がカギ
女性が9割以上を占める軽作業エリアでしたが、クオリティは高いとおもいます。
冷凍食品のイカを加工するので冷たくて、直ぐに指先が痺れてきます。
それでも速さ、正確さも要求されるライン作業なので真剣勝負です。
集中して行わないと、ケガの原因になる場合もありますから作業中は緊張感が走ります。
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人間関係はとても良い
作業前と作業後はとても和やかでした。
正社員や直雇のパートさん達が面倒見がよく丁寧でした。
ただ、職種上、作業中に私語は不可能だし余分な会話も困難です。
最初に書いた通り衛生第一なので、唾液等が飛び散る可能性のある「喋り」は最少になり、それに伴い注意等も言葉足らずになりがちでした。
そのフォローで後で 、「あの時は、ここが〇〇だったからダメだったのよ、今度からは△△してね。」という注意をしてくださっていました。
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先の先を考える行動が自然に体得できる
ライン作業とはいえ、その場所は「1人完結」的な責任重大な工程でした。
それが済んだら次の工程が対応する、という流れで最終の「パック」の段階以外は、いわゆるライン作業と一線を画す作業でしたから、自分の中で組み立てて段取りをしないと上手く作業が進みません。
次の工程の方に迷惑をかけない為にも、自然に身につく行動だと思います。
以上の体験を通して、仕事の厳しさ特に「ライン作業」の厳しさを痛感しました。
同時に、仕事とそう出ない時のオンオフがきっちりある工場仕事は私向きだなあとその当時感じたことを昨日のように、思い出したところです。
工場仕事は向き不向きはあると思いますが、指示に忠実で集中力がある方にはやりがいがあると思います。
学ぶ意欲のある方にもぴったりだと思います。
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勤務した会社:株式会社ヤマカ食品
口コミ提供者:50代女性
口コミ提供日:2019/3/8