就業のきっかけ
前回工場のライン作業の仕事を期間満了し、二度としたくない思っていた工場の期間工でしたが、他にできるスキルがなく高給だったので再度応募することにしました。
今までは自動車部品の下請け工場の経験はありましたが、大手企業は初めてで面接会場では何百人もの応募者が全国から集まっていました。
さすが日本を代表する企業だけあります。
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仕事内容
配属先の工場の仕事は、自動車の組み立てでした。
作業内容はボンネットとダッシュボード、運転席のネジの組み付けと、トランクの中敷きの敷きこみでした。
ラインに乗って流れてきた車体に半身乗り込みながら作業します。
これぞまさにライン作業で、自分の作業が遅れた場合はヘルプ作業員に手伝ってもらうのですがそれでも間に合わないとラインが止まります。
ラインを止めると全体に影響が出るため今までの下請け会社とは比較にならないほどプレッシャーを感じながら作業をしていました。
仕事はジムのランニングマシンの上で一日中走り続けるようなものです。
ライン作業が辛いとか、人間関係が嫌だとかそんな事が気にならないくらい毎日疲れ果てていました。
そのおかげで食欲は中学生並みでご飯は必ずおかわりしてました。
ダイエットしたい人にはお金がもらえて、一石二鳥かもしれません。
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女性も活躍
こんな大変な職場でしたが一番驚いたのは女性が男性と同じようにラインに配属されて働いていたことです。
男の私でも大変な作業なのに女性がどうやって慣れたのか今思えば聞いてみればよかったです。
数日でやめる人も珍しくなく数カ月もすると同期の半分ほどは辞めていたことを記憶しています。
実は私もあまりに仕事が肉体的にきついのと給料が見合ってないと感じ根を上げ、3ヶ月で辞めました。
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寮での生活
工場内の食堂は期待していたほど安くなく白ご飯、おかず、サラダ、味噌汁のようなメニューを頼むと500円以上かかりました。
一方で寮にも食堂があり、こちらも5〜600円しましたがご飯、味噌汁おかわりし放題でリーズナブルでした。
寮内では自炊禁止のため食べ放題にしてくれいたのかもしれません。
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給与について
給料については仕事が大変な割には高くなく、一日9500円でした。
契約期間を満了すると一括でもらえる満了金、慰労金があり長く続けるほど額が高くなります。
最長2年過ぎまで働くと300万以上です。
稼ぎたい人には嬉しい制度です。
世界のトヨタと呼ばれる会社で実際に働き、労働環境、現場の従業員の質、給与水準が垣間見られて人生の糧にできました。
どこで働いてもお金を稼ぐのは大変でした。
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勤務した会社:トヨタ自動車株式会社
口コミ提供者:40代男性
口コミ提供日:2019/2/28
