工場を選んだ理由
とある企業の営業職を逃げる様に辞め、私が選んだのは地元の半導体工場の請負会社でした。
選んだ理由を3つ挙げると、
①時間にもお金にも「ゆとり」を持つ友人は必ず半導体の工場で働いている
②4日仕事して3日休みor3日仕事して4日休みの勤務体系のため、週の半分ほどは休み=好きな事が沢山出来る
③みんなで一緒に仲良く仕事をしたら楽しそう
③はお花畑な思考ですが、営業の仕事がとにかく孤独を感じる仕事だったので
誰かと一緒に仕事がしたいという願望が強かったのだと思います。
当時、若く未熟な私の思考が工場を選んだのは必然だったのかもしれませんが後に色々苦労するに至ります。。
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存在価値が求められる
私を含めて3人が同時に同じ工程に配属されそれぞれの班で沢山の教育を受けてました。
しかし、同時に配属された他の2人が1〜2ヶ月間の間に相次いで辞め、自分も同じ「信用出来ない奴」
「直ぐにお前も辞めるんだろ?」的な信頼出来ない人間のレッテルが、先輩達からも私へ向けられていました。
更に自ら追い討ちをかける様に、同じミスを連発。
「言い訳」を重ね信頼を築く事を自分から難しくしていたので、そのレッテルは妥当だったと思います。
振り返れば当時の私は学ぶ自覚、働く自覚が欠如し姿勢にも発言にも現れていたのだと思います。
ヤル気を口に出しても、結果が伴わない者には誰も聞く耳を持って貰えません。
行動と結果で示さなければ誰も相手にしてくれません。
仕事で求められる事は周囲と仲良く仕事の時間を過ごす事ではなく、自分の存在価値を仕事の時間の中で示す事だと気付くのに時間が掛かりました。
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自分の立場を理解する
この時点での私の立場は、「新人」です。
新人に限った事ではありませんが、常に自分の立場を理解する事が必要です。
考え方が古いかもしれませんが、教育に当たってくれる上司や先輩へはどの様な立場であれ、尊敬の念を持って教育を受ける姿勢で臨む必要があります。
何故なら「仕事を学ぶ」事は「お金の稼ぎ方を学ぶ」自身の生活や生きる事に繋がる尊い作業だと私は思います。
自分の立場を理解する事が何よりも重要です。
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ソニーで学んだ事
周囲に変化を求めるよりも、自分の意識を変える方が簡単な事に気付きました。
意識を変えれば、考え方が変わる
考え方を変えれば、行動が変わる
行動を変えれば、結果が変わる
そして信頼関係に徐々に繋がって行くことを確信していきました。
その後4年程ソニーの半導体製造ラインの一端で工程の管理や生産に携わり、ここで学んだ事は現在も工場勤務を続けている私の根底に生きています。
勤務した会社:ソニー株式会社
口コミ提供者:匿名希望
口コミ提供日:2019/2/20
