単調作業には合う合わないがある

結論からいえば、私には工場内勤務は全く合いませんでした。理由は単調な作業が好きではないと発覚したからです。

それまで働いていたところが引越屋さんで、時間で終わるというより何件こなしたら終わり、というもので、夜の9時、10時になることもしょっちゅうでした。当初はそれがいやで、他の仕事を探しているときに求人広告を見て、時給の高さ、残業は基本無し、にすごく惹かれ応募しました。

入社して楽しかったのは、作業開始の最初の1時間と、不良ガラスを大きな鉄製の箱に投げ入れ鉄の棒で叩き割る作業。この2点のみ。

業務の大半は流れてくるガラスに欠け、割れがないかの検品。主に車のドアガラスが流れてきました。作業をしだしてから2時間を過ぎた頃、検品の才能は俺にはない。とはっきりわかりました。時間が進むのが異様に遅いんです。いっぱい検品したから一時間くらい経ったかな?と時計を見ると、まだ15分…ほんまか?と聞きたくなるくらいでした。

結局半年くらい続けましたが最後まで慣れることはありませんでした


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様々な人がいて話してみると意外と面白い

人間関係はというと、ぶっちゃけ変わった人は何人かいました。ちょっとしたことで(本当にどうでも良いこと)鬼の形相で叫び出すオヤジや、前歯2本だけ残して残りは全滅してる人など、様々な人がいて、この人たちと談笑をするくらいなら孤独を選ぶべし!と本能が訴えてきたので、辞めるときまでこちらから話しかけることはありませんでしたが、私が辞める当日に前歯2本の人から餞別にとジッポライター(箱入新品)を貰いました。何でやろ?

会社の飲み会に一度だけ参加したときに隣が前歯二本の人で色々な話をしました。何で前歯2本だけになったか?とか、別れた奥さんのことなど色々教えてくれました

ジッポライターを貰ったとき、もう少し話しておけばよかったかな、と少し後悔もしましたが、今となってはどうでも良いことです。

あと、若い人もけっこういました。私が当時26歳くらい。
おそらく(少ししか話していないからあまりよく分からない)20歳前後の若者が5人ほどいました。最初の方は何回か話しかけて来ました。「キャバクラで持ち帰りをした」「パチンコでいくら勝った」など「へー。」としか答えられないような話ばっかりだったので自然と疎遠になりましたが。
「麻雀で何の役が好き?俺は平和系」って聞かれたときは、「何のリサーチやねん。そんで、何の報告やねん」って少し笑った記憶があります。まぁ話したのはそのくらいでした。

今にして思えば良い経験だったと思います。ただ、なくてもよかったかな、とも思っています。


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・勤務した会社 :日本板硝子

・口コミ提供者 :男性

・口コミ提供日 :2021/9/26