家事と仕事の両立はし易い環境

勤務先の工場では男女比に大きく差があり、女性の人数がとても少ない環境でした。


社風は古き時代の男性優位の意識が根強く、女性はお茶汲みとまでは言いませんが、「男性が主な業務を担い、女性はサポート要員」という意識があり、あまりハードな仕事は任されなかったです。


女性だから許される事例(急なお休みの取得、定時帰宅、時短勤務など)も往々として見受けられるため、家事と仕事の両立には、上司の理解が得やすい環境だったと思います。


上昇志向のキャリア女性にはハンデになりますが、家庭を持ったお母さんとしてであればライフワークのバランスは取りやすかったと思います。


また、女性同士の結束が強かったので、プライベートの事情を話しやすく、幅広い年齢の同性からアドバイスが貰えることもありました。


しかしその反面、非常に距離が近い関係になり、噂話が広がりやすくなるので、コミュニケーション能力が必須になると思います。


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チーム内での待遇格差

日本各地に工場を持つような大きなメーカーであれば、多くの従業員を抱えていますが、その勤務形態は千差万別


正社員、契約社員、派遣社員、パートが一緒のチームで仕事を進めることも珍しくありません。


また、業務も幅広く多岐に渡るため常に人材不足気味であり「出来る人が多くの仕事を持つ出来ない人は楽」という状況に陥りやすくなります。


正社員が常に指示を出し、監督をするのが理想的ですが、現実的にそうは上手くいかず契約社員や派遣社員が居なければ回らないチームも見受けられます。


そんなチーム内で契約社員、派遣社員、パートが活躍出来たとしても、契約社員は正社員とは別の評価基準であり、派遣社員は派遣元の評価基準であるため、正社員とは待遇面で大きく差が開き、自分の仕事ぶりが評価に繋がらないため、モチベーションの維持が難しくなります。


打開策として正社員を目指しても狭き門であり、夢叶わず退職する人が多いのが印象的でした。


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工場勤務なら10連休は珍しくない

工場を小分けに休み・再稼働をするより、節電効果が大きくなるという実利を鑑みてか、夏休み・ゴールデンウィーク・正月休みなどのシーズン休暇が長期になります。


勤務中は残業も多く、忙しく過ごしていましたが、オンとオフの切り替えはハッキリしているためストレスを溜め込みすぎることなく、適宜リフレッシュするこが出来ました。


長期休暇前は「休みに入る前までに」という業務が多く発生し、ラストスパートを駆けざるを得ないのでそれだけは憂鬱でしたが、「もう少しで長期休暇だ!あともう少し頑張ろう!」と効果的なモチベーターになっていたと思います。


働く前は「長期休暇を利用して海外旅行に行きやすい!」と思っていましたが、実際は長期休暇前後はハイシーズンのため残念なことに、結局は近場で過ごすことが多かったです。


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勤務した会社:株式会社日立ジョンソンコントロールズ

口コミ提供者:30代女性

口コミ提供日:2019/3/15