工場で働く大変さ、やりがい
私が働いていた工場は、主に歯車部品などを扱っている物流倉庫でした。
この工場で私が担当していた作業は、ピッキング作業といわれる作業とそのピッキングした部品の袋詰め作業でした。
ピッキング作業のやり方としては…専用の機械から伝票が出てくるので、その伝票に従いながら在庫の置いてある棚から、必要な数量を取り揃えていきます。
私はこのピッキングといわれる作業をやるのが初めてでした。
最初は、伝票を見ながらカゴのようなものに、指示されている部品番号の部品を数量を確認しながら取り揃えていく作業がお買い物をしているみたいで楽しかったのですが。
よく確認してみると、似ているようで違う部品が隣り合わせにたくさんあり、部品番号のほとんどがアルファベットが1文字違うだけのものや数字の順番が違うだけのものばかりでした。
私は間違えてから気づいたので、やり直しがとても大変でした。
最初の方から間違えていたので、やり直しだけでほとんどの時間が過ぎてしまい、くじけてしまいそうでした。
ですが、間違いに気づいてからは、1つの部品のピッキングでも何度も確認して、間違えなくなりました。
そして、ピッキング後の袋詰めの作業も含めて、作業のスピードも早くなり、1日にどれだけの伝票の量をこなせるかを考えるのが楽しくなり、その楽しさがこの仕事のやりがいにつながったのだと思います。
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働いている人は主婦が多い
私が働いていた工場では、周りの人のほとんどが私と同じピッキングという作業をしている人ばかりでした。
作業に慣れている人が多く、作業のスピードが皆早いので、わからないことがあったり、聞きたいことがあっても「作業の邪魔になってしまうかも?」と躊躇してしまい、タイミングを逃し、なかなか聞けない時の方が多かったです。
また、働いている人は圧倒的に主婦の方が多く、私がこの仕事に就いた時にはすでにグループが出来ていたので、私はグループに入ることは出来ませんでした。
なので、休憩はいつも1人でした。
結局、この仕事を辞めるまで1人も友達は出来ませんでした。
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部品は軽いものばかりで女性も安心
私が働いていた工場で女性が担当する作業は、ピッキングや袋詰めなどの作業でした。
ピッキングで取り扱う部品は軽いものばかりなので、重いものを持つような作業はありません。
袋詰めもピッキングをした部品の袋詰めなので、重いものはもちろんありません。
部品を部品棚にセットする作業や部品箱の仕分けの作業、フォークリフトでの作業などは男性が担当してくれるので、女性が力を使うような作業を担当することはありません。
また、ピッキングをする際の部品棚は女性が作業しやすいよう、ほとんどの部品が女性でも届く低い位置にセットしてあるので、脚立を使うような危ない作業もなく、安心して働くことが出来ます。
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工場で働いて良かったこと、大変だったこと
私が働いていた工場のピッキングや袋詰めという作業は、誰かと一緒にやる仕事ではなく、伝票を受け取り、伝票に従いながら部品を取り揃え、袋詰めをするという作業を1人でこなしていく作業でした。
ノルマや作業時間の指定もなかったので、自分のペースで作業が出来ました。
私はどちらかというと、仕事を早くこなせるタイプではなかったので、ライン作業のように仕事のペースが決まっている作業よりも、作業者のそれぞれのペースで仕事が出来るこのような作業の方が、焦って失敗してしまうことも少なかったので、自分に合っている仕事だったと思います。
これがこの工場で働いて良かったことです。
逆に悪かったことは、ピッキングという作業上、袋詰めの時以外はずっと歩いて伝票の部品を探します。
見つからない場合は、同じ所をまた歩いて探します。
伝票によっては、かなり多くの部品のピッキングが必要な場合もあります。
作業の時は、真剣に作業に取り掛かっているのであまり感じないのですが、仕事が終わった後は足が疲れてパンパンになります。
私は足が疲れ過ぎて、足首を痛めてしまうこともあったので、それがこの工場で働いて大変だったことです。
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勤務した会社:相模原市の歯車部品製造会社(社名非公開)
口コミ提供者:匿名希望 女性
口コミ提供日:2019/3/15
