就業のきっかけ
10年以上も前で、派遣社員という言葉が一般に認知されるようになった時の話です。
当時自動車工場でも多くの派遣社員が働いていました。
他の仕事よりも給与や待遇もよく、人気のある職業の一つでした。
私自身も元々興味があり、高校を卒業したばかりで暇な時期だったときです。
私は少し興味があったのと金もない、近場で通えるという動機でとりあえず応募してみました。
面接では雑談と簡単な筆記でその場で採用。
後日配属先がYKKの工場に決まります。
その時の心境や体験したことをこれから興味ある方にもお伝えできればと思います。
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働く前と後のギャップ
YKKはファスナーを製造している有名な会社です。
ファスナーのため自動車工場と比べても負担は少ないというイメージがありました。
しばらくは日勤作業で製品の検品のみでイメージ通りで負担の少ない作業でした。
しかし、1ヶ月後になったらムシという小さな製品の製造部署に異動となります。
金属を高温で熱するため現場でものすごい暑い中での作業でした。
ちょうど7月ごろだったためしばらくは暑さになれずに苦しみました。
夏の工場は思ってたよりも大変。
何もしないでも体力を奪われる感じでした。
どこの工場も冷房完備と思ってましたが、作る工場によってそうでもありません。
確かに重い仕事はありませんでしたが、働いた工場では思ったよりギャップがありました。
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工場で働く大変さ、やりがい
どこの工場でも同じですが、やはり3交代か2交代のシフト制となっています。
そうなると普段のサイクルから生活が乱れてしまうため体の負担が大きいです。
あと作業中は基本立ちっぱなしで、そして暑い中での作業も多くあります。
そのため体力も消耗し作業も遅れてしまうため始めの内は体が慣れるまで大変な作業でした。
ただ働いていく内にだんだんとコツが掴めてスピードが上がりゆとりも出てきます。
そうなると他の作業もしたい気持ちが当然でてくるためもう少し責任ある仕事がしたい気持ちが芽生えました。
責任ある仕事には機械の保守点検やフォークリフトの作業などがあります。
現在では資格が必要となっていますが、昔はそれほど厳しくなく、簡単な作業では任される部分もありました。
その時にどれぐらい早く、正確に終らせるかで社員の人たちに喜ばれるのが一番やりがいを感じてました。
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工場で働く魅力
工場の魅力としては決められた時間通りに就業できることです。
休日出勤や残業もあまりなく、また連休も取りやすいので計画が立てやすかったです。
派遣社員だったのでそこが魅力に感じますが、社員の場合ならまた違うかもしれません。
あと各自役割が決められているのでみんな役割に沿って作業をしてます。
ですからお互いの作業に干渉することが少なく、黙々と作業できるのも魅力な点です。
ただその分責任も大きくなるので注意しなければなりません。
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勤務した会社:YKK株式会社
口コミ提供者:30代男性
口コミ提供日:2019/3/15