工場の仕事って難しいの?
私は元々事務職の経験が長かったのですが、リストラを経てやむなく派遣会社の門をたたきました。
紹介された仕事は未経験の自動車部品加工で、自分に出来るか最初は不安だらけでしたが、派遣会社の担当者の丁寧なエスコートもあり何も心配はいりませんでした。
制服は早々に貸与され、出勤退勤や食堂利用等の細かな注意事項を確認してようやく仕事の現場に入ります。
主な仕事は自動車部品の二次加工的な内容で、そこでは新車の窓ガラスにさまざまなゴム製品を手で加工したり、機械でプレス加工したりするのですが、ガラスの種類ごとに複数の製造ラインが組まれていました。
それを30名程度で分担していきます。
最初は難しげな何種類もの加工マシンを前に戸惑いましたが、ひととおり操作を経験すれば、後は慣れるだけです。
仲間達と操作の仕方や工夫の仕方など議論しながら手を動かしていく感じです。
コミュニケーションは自然と取れます。
心配ありません。
ただ加工マシンは誰が操作しても同じ品質の物が出来上がる訳ではありません。
個人的な技能度の向上が必要となります。
製造ラインが本格的に稼働する為には、迷惑を掛けない程度に個人的な習熟の努力が必要ですので、しばらくは日々修行状態でしょうか。
しかしながら習熟作業が結構楽しいのです。
身体を動かす事も影響しているかも知れませんが、仲間と遠慮なくアドバイスし合う事が出来ればしめたものです。
私自身はとても勉強になりましたし、20~40代の仲間と製品完成に向け自然体で精進していけるのは喜びさえ感じるはずです。
色々な経歴を持った方が同じ場所でひとつの目標に向け情熱を傾ける様を見て自分も熱くなりました。
どうでしょうか、工場勤務も悪くありませんよ。
大丈夫きっとできます。
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製造ラインの実際
さて個々の習熟度が上がったところで製造ラインを稼働させるわけですが、複数のラインの製造能力を平準化する必要もあり、ここで作業員の習熟度に応じたライン分け、更に複数の加工マシンの担当者分けが行われます。
私はかなり大きな加工マシンの操作を任されましたが、これが結構難しい操作で体力も必要でした。
もちろん数名でチームを組んでの話ですが、事前の計器類のチェックやメンテナンスが30分程度かかり焦って準備したものです。
実際の操作には工程ごとに秒単位の成果が求められ、たまに査定されたりしました。
但し、これは当たり前の事で1枚の完成品にかかる時間を決めなければ、日々の生産計画は立てられません。
操作に慣れていけば必ず制約時間と品質をクリアできます。
チャレンジしてみてください。
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給与はどうなの?
このあたりの派遣会社は時給1,100円が相場で私も同じでした。
大体月に20日前後の稼働ですから20万円弱という感じです。
ただ遅番勤務で深夜にかかれば25%増し分も期待できるわけです。
給与水準はアルバイト以上、契約社員未満ですが経済的に許すのであれば派遣工場勤務も取り敢えずやってみる価値ありです。
あなたも是非チャレンジしてみてください!
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勤務した会社:株式会社ホンダロジスティクス
口コミ提供者:50代男性
口コミ提供日:2019/3/14